「八雲立つ灼」第31話（魔筋館・完結編）あらすじとネタバレ感想・32話予告

お元気ですか？うめきちです(^o^)／

2023年6月26日発売メロディ8月号に掲載された「八雲立つ灼」第31話(魔筋館・完結編)をさっそく読んでみました。

第31話は魔筋館を破壊して七地と闇己はこれからも一緒というお話です。

壊れた窓から侵入してくる悪霊たちを七地が気合で吹き飛ばす。
闇己の内の場から神剣を取り出すために過去に戻る七地。
今生は七地に自由にしてもらいたかったという闇己だったが・・・。

ということで、今回はメロディ8月号に掲載された「八雲立つ灼」第31話（魔筋館・後編3）を紹介したいと思います。

「八雲立つ灼」第31話（魔筋館・後編3）

あらすじと感想
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まとめ

（※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

「八雲立つ灼」第31話（魔筋館・後編3）

あらすじと感想

ムカつく七地

壊れた窓から侵入してくる悪霊が七地をおびき寄せようと闇己の声真似をしてきたことにムカついた七地が「クソ悪霊‼」と怒りの気合で吹き飛ばしました。

七地の光のオーラを嫌がっていることは確認できましたが、このまま自分たちだけでは危ないと感じた七地は闇己を探しに外へ出ますが、外に蠢く悪霊たちはただの悪霊とは思えない異様さです。

「人間としての悪意を限りなく残しながらも”念”レベルの負の意識体。悪霊と”念”の合体したようなモノだ」と闇己は言い、さらにその本体はこの「魔筋館」だと断言しました。

縄筋をホテルでさえぎったことで山になった”魔”もこの場所で逆流し、溜まりに溜まった”魔”はすでに旧越上村全体を侵すほどにあふれ出しているようで、どんどん悪霊と化した霊たちが集まってきています。

闇己の中の天叢雲

悪霊は神剣では斬れませんが、すでに念と同等のモノになってしまっているので「斬れる！」と言った闇己は、七地に自分のの内の場から神剣を取り出してくれと言いますが、七地にとっては夢の中で見たモノだしもう10年以上も前に一度見たきりなのです。

必死で思い出そうとがんばる七地に突然『取れ』という言葉が頭に閃いた瞬間、辺りが真っ暗になったと思ったらそこは「過去の黄泉平坂（よもつひらさか）」で、闇己がマナシから神剣「天叢雲（あめのむらくも）」を受け取っている光景が見えたのです！

神剣を取り出すことに成功した闇己は魔筋館ごと悪霊を斬りました。

念と化した悪霊たちは昇華し、ホテルの建物は崩れてしまいましたが、中に残っていた人たちは自力で這い出してきて何とか無事のようでした。

山の方を見れば長っかった夜が明けて朝日が差してきました。

「助かったーっ」みんなうれし涙を流しながらお互いの無事を喜びあったのでした。

ずっと一緒に

けれど闇己としては今生は七地に自由にしてもらいたかったという決意の元で離れたので複雑です。

「俺だけでは完全になれないんだ」と悔しげにつぶやく闇己に七地は言いました。

「俺・・いつ不自由になったのさ」と。

「いいかげん俺の性格、わかってるだろ」という七地の言葉には『今生も一緒に行こう』という想いが込められていたのでした。

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カラー扉絵の巫女装束の闇己・・・きれいですね～(*^^*)
神主装束の七地もそれなりに似合ってますｗｗｗあれから再び七地のマンションに戻ってきた闇己が目にしたのはゴミ屋敷と化した部屋で、これはもうプロに頼むしかないとスマホを検索すると魔筋館で生死を共にした４人が今度は”ゴミバスターズ”というお片付けの専門業者に変身していたのには爆笑でした！