「八雲立つ 灼」第23話(斎火の哭く声)ネタバレ感想・成長してない闇己

     

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お元気ですか?うめきちです(^o^)/

2021年12月26日発売メロディ2月号に掲載された「八雲立つ 灼」第23話(斎火の哭く声)をさっそく読んでみました。

第23話は鎮魂祭で闇己が宗主にされるかもというお話です  !

  • 鎮魂祭に闇己がくると義縁者たちの前で宣言する寧子。
  • 闇己が全く成長していないことに気づいて愕然となる七地。
  • 巫師気のない部臣は闇己に嫉妬を感じていた。

ちなみに「八雲立つ灼」は5巻まで発売されています!

ということで、今回はメロディ2月号に掲載された「八雲立つ 灼」第23話(斎火の哭く声)を紹介したいと思います。

「八雲立つ 灼」第23話(斎火の哭く声)

  • あらすじと感想
  • この続きはいつ読める?
  • メロディ2月号に検索はこちら
  • 「八雲立つ 灼」を無料試し読みする方法
  • まとめ

(※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「八雲立つ 灼」第23話(斎火の哭く声)

あらすじと感想

義縁者たちの前で宣言する寧子

奥出雲にある維鈇谷村の布椎本家では寧子が今年の鎮魂祭(みたましずめのまつり)には闇己が来てくれると義縁者たちの前で宣言しています。

義縁者たちが喜ぶ一方で、そんなことは初耳の夫・部臣(ともおみ)は、息子の潮(みなと)どうなるのかと寧子に詰め寄りました。

庭で部臣と人だけで話をする寧子ですが、彼女の心は巫師気のない唯人の現在の当主である部臣や息子の潮よりも、闇己に布椎本家に帰ってきてもらうのが最良だという思いでいっぱいでした。

そんな彼女にないがしろにされている部臣のことを心配する母・世裡(せり)は、七地に告げられた未だ死にきれずに禁域の念に取り憑かれたままこの世に存在する眞前の魂のことが気に病まれていました。

一哉の疑問

学校ではこみきがクリスマス会をやりたとぼやいていますが、すでに中3の彼らにはそんな」余裕はありません。

七地は校庭で女子からの告白を断っていた一哉に声をかけると彼がまた背が伸びていることに驚き、このところ一気に成長してかなりのイケメンに育ってしまったなと感心しています。

一哉は闇己のことが変だと七地に言いますが・・・。

布椎家の鎮魂祭

その頃、闇己は理事長室に呼び出されて壇(まゆみ)に鎮魂祭のことを聞かれていました。

壇は鎮魂祭には布椎一統を全員集めていよいよ闇己が宗主になると発表されると予想していたのですが、

「僕は宗主にはなりませんよ」とかわした闇己が「僕はもう本家の人間じゃありませんし、潮ももう8歳です。それでは僕はこれで」と話を打ち切って帰ってしまったのでした。

「せっかくマナシが新しい生をくれたのになんで今さらもい一度宗主になんか・・・そんな事になったらモメるだけじゃないか。それにこの世にはまだヤツが・・・」と闇己が考えながら歩いていると七地に呼び止められました。

布椎家の「鎮魂祭」は、冬至に道返神社(ちがえしじんじゃ)で行われる祭りで、その翌日には新嘗祭(しんじょうさい)が行われます。

冬至で一度死んだことになる太陽と同時に神域を守る神職の力も弱まるので、魂の再生を願う儀式なのです。

そして再び力を得た神職が汚れなき火である斎火(いむび)で煮炊きされた食物を神と共に食し、神の領域に受け入れられる儀式を「新嘗祭」と言います。

宮司でなく布椎家の巫師が祭祀となって、1700年間そうしなければ禁域の結界を守ってこれなかったと闇己は言いました。

「念が昇華された今、祭祀はただの神事になったし、巫師気はなくても宗主代行として部臣さんがしてくれてるし、いずれ潮が引き継ぐんだからいいんだ」と闇己は言いますが、部臣の立場が微妙なのが気になる七地。

「俺が宗主にもどった方が彼は楽かもしれないが、俺の役目はまだ終わっていない」と言った闇己は、あの時取りこぼした念の切れ端を飲み込んだ眞前を消し去るまではと決意していました。

「この東京がザワつくのはあいつが俺を追ってここにいるからだ」と。

七地の違和感の正体は・・・?

そんな話をしながら歩いていた七地は、眞前がまだいるとわかってからすでに2年半が経っているとふと思ったことに何か引っかかる違和感を感じたのですが・・・。

部室ではこみきやおーちゃん、ゆりな、一哉がいてクリスマスのことを話題にしており、そこに入っていった闇己が、

「うちは神道だから生まれてこのかたクリスマスなんかやったことないけど、集まって何やんの?」と言ったのです。

それを聞いた一哉が吹き出して、

「最高!なにそれ!!」

「おまえって本っものの箱入り息子なんだな」とからかいました。

そして「可愛い奴だったんだな」とバックハグしてグリグリしてきたので、頭突きで返事を返した闇己です。

闇己は成長していなかった!

その時、七地は違和感の正体がなんなのかわかりました。

闇己がこの2年半で少しも成長してしていなかったのです!

いつまでも中1のママの身長、丸い頬、幼い少年の姿のままの闇己は13歳のまま時間が止まっているようでした。

『なんでこんな大事に今まで気づけなかったんだ!』

一緒に暮らしていたのにそんなことにも気が付かなかった自分に愕然となる七地。

その後、七地はつばきと待ち合わせしていたカフェで、闇己が脩からの電話で席を立ったときに「布椎くんが神剣を使う時ね、あの人になるじゃない。あれっていずれ布椎くんがああなるんだよね」と言われたことで、あの現象が何か気になるような・・・。

そこで鎮魂祭に向かう脩に相談すればいいと思いついて、一緒の便を予約することにしたのです。

部臣の嫉妬

いっぽう、布椎家では潮を寝かしつけていた部臣に寧子が食事の支度ができてると言うと、

「潔斎に入ってるから肉食はダメだ」と野菜だけでいいと言いました。

部臣は寧子が自分ではなく闇己しか見ていないことに今更ながら嫉妬を感じているようでした。

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 いやいやいや~~
イケメンに成長した一哉に対して、まだ少年の姿のままの闇己。これはもしや出雲で手ぐすね引いてる寧子との関係が、前のようにならないようにというあっちの世界の配慮なのかも?ついついそう考えたくなりますよね?闇己が大人の男の姿にならなければ部臣は余計な嫉妬はしなくていいかもですからね。

この続きはいつ読める?

この物語の続き「八雲立つ 灼」24話は、2022年2月28日発売の「メロディ4月号」掲載されます。

関連記事:「八雲立つ 灼」第24話(斎火の哭く声・中編)ネタバレ感想・闇己の決意

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引用元 お元気ですか?うめきちです(^o^)/ 樹なつみ先生の「八雲立つ 灼(あらた)」4巻が2020年10月5日に発売...

まとめ

今回はメロディ2月号に掲載された「八雲立つ 灼」第23話(斎火の哭く声)の紹介でした。

以前から懸念していた寧子の暗い想いや、今はどこかに潜んだままの眞前・・・
この先どう展開していくのか気になるところです。

ではでは\(^o^)/

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