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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
桜小路かのこ先生の大人気コミック「青楼オペラ」12巻最終巻が2020年2月26日にフラワーコミックスから発売されました。
- 「棄捐令」で店を失いかける惣右助と、「疫病神」の呪いにかかってしまう茜
- 諦めようとする茜と諦めない惣右助
- そんな時に茜のお腹には小さな命が・・・!
ついについに!最終巻!しかも特装版なんです!!
そこで今回は「青楼オペラ」12巻特装版の紹介をしていきたいと思います。
「青楼オペラ」12巻
- あらすじと感想
- 特装の内容は?
- 「青楼オペラ」を無料読み&試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「青楼オペラ」12巻
あらすじと感想
棄捐令と疫病神
幕府の一方的はお沙汰で出された『棄捐令(きえんれい)』によって札差屋は大打撃を被ることになります。
近江屋に至っては武家の2万両の借金を帳消しにされてしまったことで、とても茜の身請け代にまで手が回らない状況になっても諦めきれず「なんとかする!」という惣右助ですが・・・。
さらに誠二郎の捨て台詞によって自分のことを『疫病神』だと思い込んで惣右助から遠ざかろうとする茜・・・。
まさに呪いをかけられてしまったような有様でした。
惣右助は最後の手段として松坂屋や三橋に頼ることも考えました。
一方、当の茜は松坂屋や三橋の申し出を断ってしまいます。
「女郎ごときにもうこれ以上ご迷惑はかけられない」
と、どっぷりとネガティブな感情に落ち込んでいる茜に利一郎は、
「地獄までもお供します」と言うのでした。
諦めない惣右助
数日後、菊乃丞の招待を受けた茜は曙楼の皆と共に芝居を見にいきます。
しかし芝居などを楽しむ気分になれない茜はため息をつくだけです。
ところが隣に座ってきたのが、菊乃丞に知らせをもらった惣右助でした。
惣右助は茜の手を握り、『あきらめるつもりは毛頭ない』と伝えてきます。
茜も『あの芝居の仙人のように雲に乗ってどこへでも行けたら狐のように化かして愛しい人の妻になれたら・・・』と、切なく想いながら「今この時だけでも」と寄り添い、つかの間の逢瀬にキスをかわしたふたりです。
懐妊
やがてもうすぐ師走(12月)というある日のこと、茜は体調を崩していました。
そのお腹には惣右助の子供が宿っていましたが、茜はツワリだと気づかず、紫の方が先に気づいて堕胎を勧めてきたのです。
「振新が産めるはずもないじゃろう・・・最後は投げ込み寺行きじゃ」
しかし惣右助の子がお腹にいるとわかった以上、茜は堕胎などするわけもなく、逆にその心は即座に決まってしまいました。
茜は利一郎を使いに立てて、親戚筋の家に自分を請け出してくれるように頼んだのです。
とはいえ、茜をの身請け料はいくら親元なら半額とは言っても200両もの大金なので、とても全額出してもらえるとは思えず、真木村に頼んで新美の殿に助けてほしいと頼むのでした。
もちろん惣右助には何も告げずに・・・と。
再会するふたり
けれど惣右助の方は全く諦めていず、九郎助稲荷で茜が出てくるのを待ち伏せしていたのです。
ようやく茜に会うことができた惣右助は、
「なんだってそう容易く俺の手を放すんだ・・・!」と怒ります。
「おまえと一緒にいられんなら、世間を敵に回そうがそれは不幸じゃねェんだよ・・・」
そう言って抱きしめてきます。
茜も「この人を幸せにしたい 私のこの手で」と。
ふたりは強く抱きしめ合いキスをかわしますが、その時、茜はつわりのせいで吐き気を感じ、その様子に惣右助も茜が妊娠していることを悟るのでした。
喜んだ惣右助は今すぐに金を工面すると駆けだそうとし、「それはダメ!」と茜がストップをかけます。
茜に瞳には再び『諦めない!私たちの新たな物語を始めるために!』という力強い光が灯ったのです。
特別編
惣右助と菊乃丞の初対面の時の出来事をつづった短編です。
17歳になった菊乃丞は裏の家業である陰間の仕事も減ってきたある日のこと、芝居が終わった後で近江屋の若旦那という男に呼ばれました。
そこで上手くパトロンにしようと考えますが、惣右助の腿に置いた手を叩かれて、
「てめぇが売るのは色か?違うだろ、芸だろ!」と怒られ、たっぷりみっちりダメだしされたのです。
それで悔しくてあいつを見返してやりたいと、その一心で稽古に励んだ結果、今は押しも押されぬ立女形になっていたのです。
そんな思い出話をしながらも、惣右助が笑っていられるなら何だって頼みを聞いてやると強く思う菊之丞でした。
朱音と惣右助
やがて時は流れ、世間では曙楼の深雪野花魁のうわさでもちきりです。
深雪野花魁とういのは紫のことで、とうとう念願の天辺取って曙楼一の花魁になりました。
一方、棄捐令を乗りきった近江屋は代替わりし、店を継いだ惣右助は松坂屋の遠縁の娘を嫁にもらって夫婦仲もいいともっぱらの噂でした。
ところが当の近江屋では夫婦げんかが原因で内儀がどこかへ出て行ってしまいました。
「あいつァどこだ!」
家中、女房を捜し回った惣右助は「おかみさんなら気晴らしにお嬢さんとお散歩ですよ」
内儀は生まれたばかりの赤ん坊を女中に預けて上の娘と出かけてしまったようです。
ケンカは自分のやきもちのせいだとわかっている惣右助は、町へ飛び出して行方を探しまわりながらようやく見つけた妻に、
「おい!朱音!」と大声で声をかけました。
惣右助が結婚した松坂屋の遠縁の娘とは「茜」のことだったのです。
「あら あれだけ怒鳴っておいてまだ言い足りないことがあるの?それとも謝りに来たのかしら?」
そこで再びケンカが再開しそうな気配がした刹那、
「捕まえろ!そいつ人さらいだ!」
その声を聞いた惣右助は、少女をかどわかそうとした男の足を引っかけ、朱音が天秤棒を薙刀のように振って男を倒しました!
男はかどわかした少女を廓に売ろうと考えていたようです。
その立ち回りが今評判の「傾城夜明英(けいせいあけのはなぶさ)」という芝居の薙刀名人の朱姫を彷彿とさせると弥次馬たちが湧き立ちます。
世間には秘密ですが、実は茜は自分の身に起こった一連の出来事を芝居の原作として菊乃丞を通して売り、その金で自らを請け出すと松坂屋の好意で養女となり、惣右助と結婚することができたのです。
ともあれ仲直りしたふたりは、娘の初音と近江屋の奉公人となった利一郎が待つ飴屋へと向かうのでした。
関連記事⇒ 「青楼オペラ」最終回(ベツコミ12月号)ネタバレ感想
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大団円でホッとしました。
11巻のラストから茜がどうなっていくのか気をもんでいましたからね。
棄捐令とか、現代ではあり得ない幕府の横暴がまかり通ってたのにはビックリです!
誠二郎にも「テメェ!バカヤロー!!」と怒鳴りたいですよね!
やがてようやく大手を振って夫婦になれたふたりですが、やっぱりケンカはするんですね~(笑)
あの時、茜のお腹にいた子が長女・初音ですが、なんか朝明野姉さんに似てる気がしますね。
惣助も「誰かに似てる」と言っています。
初音は叔母似なんですね(#^.^#)
いろんな意味で将来が楽しみです。
近江屋の奉公人となった利一郎ですが、惣右助を手の平の上で上手く転がしてるさまが笑いですね~!!
ラストの4コマ何か何回読んでも爆笑です!
できれば利一郎のスピンオフをもっと読んでみたいものですね!
何はともあれ、桜小路かのこ先生お疲れ様でした<(_ _)>
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- →「青楼オペラ」12巻最終巻 ネタバレ感想・朱音と惣右助の未来
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特装の内容は?
「青楼オペラメモリアルブック」・ドラマCD・4種のポストカードが入っています。
関連記事➜青楼オペラ12巻特装版「青楼オペラMEMORIAL BOOK」やドラマCDの内容も!
「青楼オペラ」を無料読み&試し読みする方法
毎回、次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「青楼オペラ」12巻特装版の紹介でした。
ついに終わってしまいました。
2016年から楽しみに読んできた作品ですからとても名残惜しいですね。
桜小路かのこ先生お疲れ様でした。
ではでは(^o^)/
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