「青楼オペラ」10巻ネタバレ感想 今宵かぎりの二人・11巻発売日予想

2022/7/27 コミック

     

2019-02-26_135446引用元https://www.amazon.co.jp/

 

お元気ですか？うめきちです(^o^)／

 

桜小路かのこ先生の大人気コミック【青楼オペラ】10巻がフラワーコミックスから2019年2月26日発売されました。

 

吉原を舞台に繰り広げられるお家再興にまつわる陰謀と恋をめぐる「青楼オペラ」10巻は、

  • 真木村を裏切り者と疑う茜。
  • 公金横領で追い詰められ、茜を殺そうとする中村。
  • 二人だけの夜。

ざっくりいうとこんな感じでしょうか。

 

今回の記事は、「青楼オペラ」10巻の紹介をしていきたいと思います。

【青楼オペラ】10巻　

  • あらすじと感想
  • 【青楼オペラ】11巻の発売日予想
  • まとめ

 

（※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

 

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【青楼オペラ】10巻

あらすじと感想

真木村を裏切り者と疑う茜

真木村の薬箱の中に『雲隠』が隠されているのを見た茜は、裏切り者は真木村ではないかという考えが頭から離れません。

 

茶屋で真木村を見つけて何とかその正体をつきとめようとする茜ですが、酔っぱらいの若侍たちに絡まれてしまったところに助けに入った誠二郎がカッとなって茜の素性をしゃべりそうになったしまったのです。

 

そこに真木村の薬箱が飛んできて誠二郎の口を閉じることはできましたが、真木村がそいつらに連れていかれてしまいました。

 

慌ててその後を追いかけた茜が見たものは、あっという間に酔っぱらいの侍たちを真木村と、その様子を2階から見ていた惣右助でした。

 

真木村は『雲隠』の偽物を中村に見せ、葵が仲間だと思わせて茜から目をそらさせようとしていたのでした。

ケンカ

ようやく真木村を信じることができた茜ですが、その直後に惣右助の忘れ物の煙草入れを届けようと追いかけると、路地で何やら話し合っている二人を見つけました。

 

惣右助は真木村に、「誠二郎ではなくあんたが茜の婿になってくれ」と頼んでいたのです。

 

育ちが良すぎてこらえ性のない誠二郎では永倉家の当主は務まらないと。

 

物陰から聞いていた茜は「ぬしには一切関わりなきこと！余計なお世話じゃ！」と怒りだして二人は喧嘩別れしてしまうのでした。

 

お家再興のためには惣右助と結婚することはできないとわかっていても一番大切な惣右助の口からそんなことは聞きたくない茜でした。

 

『あなたを捨てていく女のことなど放っておけばいいのよ・・！』茜の心の叫びが悲しすぎます(;_;)

 

 

茜の気持ちが痛いほどわかっている惣右助も、好き好んで真木村に頼みたいわけはありません。

 

運命に引き裂かれようとしているふたりですね・・・。

茜の願い

そこで茜は真木村に一つ提案しました。

 

永倉家再興が叶ったら自分の婿として永倉家の当主になってもらいたいと。

 

けれどそこには条件を付けたのです。

 

真木村が家の名に傷をつけない程度の遊びには目をつむる。

そのかわり、朱音が産む子が誰の子であっても目をつむること。

 

それは暗に惣右助の子を産みたいという切ない茜の気持ちでした。

 

彼女の気持ちを受け入れた真木村は、「心残りのないように」と言ってくれるのでした。

中村失脚

そんなある日、三橋から帳簿が手に入ったという文が届きました。

 

しかし中村がその日から病を言い訳に屋敷にこもってしまったので、このままでは在宅のまま公金横領で切腹にお沙汰が下って奈倉家に関する真実がわからなくなってしまうと書かれていて、大きなショックを受ける茜と利一でした。

公金横領で追い詰められ、茜を殺そうとする中村

それから数日後、茜は中村から茶屋に呼び出されました。

 

立身出世をゲームのように考えている中村という男は、「自分がどこでしくじってゲームに失敗したのかわからい、お前は何者なのだ？」と茜に訊ねました。

 

「遊戯のような人生であった。私はいったい何を仕損じてこの遊戯から脱落したというのだ？」うつろな目で茜を見ながらそういう中村がサイコパスのようで怖いです～。

 

それが罪なのだと知らしめたい思いに駆られた茜は、あえて自分の素性を明かしますが中村にはその意味が理解できません。

 

自分の横領を知った茜の父・永倉石見守直計（ながくらいわみのかみなおかず）のことなどうるさい虫を退治したくらいにしか感じていない『人の姿をした鬼』だったのです。

 

中村は秘密を知った茜をも殺そうと襲いかかってきました。

 

危ないところで駆け付けた惣右助、利一、真木村によって助けられた茜は、悔しさのあまり簪で刺し殺そうとし、

 

「いいぜ　一息にいけ」

 

後ろから支える惣右助にそう言われて、泣きながら茶屋を出て利一と抱き合って悔し涙にくれるのでした。

 

その、中村は切腹、家は取り潰しとなりました。

二人だけの夜

その一ヶ月後、朝明野姐さんが請け出される前日、茜は今まで世話になったことと別れのの挨拶に来ていました。

 

「今夜一晩わっちを見世の外に放りだしておくんなんし」と頼むのでした。

 

茜の気持ちを汲み、自分も弟・惣右助へのせめてもの餞別にと願いを聞いてくれました。

 

そしてその晩、茜から呼び出された惣右助は九郎助稲荷で茜と落ち合い、出会い茶屋で結ばれます。

 

二度と会えない日が来てもこの思い出だけで生きていけれるようにという切ない想いは、生涯消えない傷痕のように二人の心に刻みつけられるのでした。

 

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ついについに結ばれた茜と惣右助です！

長かったですね～。

でもたった1度きりの契りと思い詰めるふたりの想いに泣けました。

この先ふたりが晴れて結ばれることはないのでしょうか・・・(ノД`)・゜・。

 

番外編「うたたねこ・惣右助」「うたたねこ・茜」ドキュ～ンのカワイさでした♡

 

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【青楼オペラ】11巻の発売日予想

「青楼オペラ」11巻の発売日は、2019年夏頃ということで、7月～8月あたりでしょうか？

 

まとめ

今回の記事は、「青楼オペラ」10巻の紹介でした。

 

ついに想いを遂げたふたりですが、11巻ではまたもや茜たちを闇に突き落とす事件がありそうです。

 

ではでは（^0^）/

 

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