おげんきですか?うめきちです(^0^)
桜小路かのこ先生の大人気コミック
【青楼オペラ】6巻がフラワーコミックスから
2017年5月26日発売されました。
お取り潰しにされた実家の再興を願って
自ら吉原で真犯人の手がかりを探す茜は、
近江屋惣右助の協力で
ついに真犯人に近づきつつあるのでした。
今回の記事は、
- 【青楼オペラ】6巻のあらすじと感想
- 【青楼オペラ】7巻の発売日予想
- まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレのため、
結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
【青楼オペラ】6巻のあらすじと感想
近江屋惣右助が奔走してくれたおかげで
黒幕が『勘定奉行の中村』だということを
ついにつきとめました。
中村は葵の実家『伊勢屋』を
細田屋と組んで潰し、
当時、他の商人たちとも癒着して賂を
受け取っていました。
その事に気づいた目付の永倉(茜の父)に
汚名を着せた上に、永倉夫妻を賊に殺させて
永倉家はお取り潰しにし、
葵と佐吉を死に追いやったのです。
しかし惣右助の調べたところでは
中村の懐はあまり豊かではないようです。
(惣右助は札差屋であることを利用して
中村に近づいたのです)
どうやら商人たちから受け取った賂を、
そっくりそのまま上役の老中に
献上していることが容易に推測できるのです。
★上には上がある暗黒のループですね。
そこで惣右助が考えたのは、
武家の三橋と商人の松坂屋を
仲間に加えることでした。
中村が失脚すればこの二人にも
大きな利があるのです。
茜に取っても強い味方となり、真犯人探しは
一気に進むことが期待できました。
茜の傍にいるため、
ただそれだけのために動いてくれた惣右助の
気持ちが心の底から嬉しい茜でした。
★強い決意で別れたはずなのに
すぐに戻ってしまいましたね(≧▽≦)
惣右助は2年前まで普通に髷を
結っていましたが、侍たちとのいざこざで
髷を切られてしまったのです。
それ以来ザンバラ髪で通しています。
その頃はまだ永倉家は健在で、札差の仕事で
屋敷を訊ねた時に朱音(茜)に
出会っているのですが、朱音は好いた侍と
婚約が決まったばかりで、
ザンバラ髪の惣右助のことなど目に
入っていませんでした。
一方の惣右助は、真っ赤なもみじの庭に立つ
朱音に一目で釘付けになってしまいました。
あの頃なら絶対に手に入らなかったはずの茜が
今、こうして自分の傍にいることが
信じられないくらい嬉しいのです。
たとえ一時のことでしかなくても、
絶対に守ると惣右助は心に誓っていました。
★そういうことだったんですね!
惣右助の一目惚れか~♡
一途な男ですね~。
そんなある日、吉原では
「振新舞」というイベントが行われることに
なりました。
絵師の英水先生が茜を筆頭に描いた
振新たちの蓮作が評判になって、
十五夜の夜に仲ノ町に舞台を設えて
5人の振新たちが舞を披露するのです。
なので茜は他の振新たちと一緒に
苦手な舞の稽古に励んでいますが、
なかなか上達しませんでした。
舞の上手な紫に教えてもらおうとしましたが、
「敵に塩など送りんせん」
と断られてしまいました。
最後の手段は自分の目で人の技を盗み取る
ことしかありません。
腹を括った茜は持ち前のがんばりで、
どんどん上手になっていきました。
・・・こうなってくると、
面白くないヤツもいるのです。
振新舞を明日に控えた日に紫が通りで
突き飛ばされて足を挫いてしまいました。
赤く腫れあがった足首はとても痛そうです。
痛くて立つことも出来ない紫の所へ
茜は冷たい水をはった桶を持ってきました。
「敵の施しは受けんせん!」
と拒否する紫に
「そう言う口は
立てるようになってからききなんし!」
万全でない相手に勝っても
ちっとも嬉しくないとピシャリと言いました。
部屋で休んでいる紫の所に利一が
煎じ薬と軟膏を持ってやって来ました。
神田の有名なお医者の所まで行って
もらって来た薬です。
でも手当てしてくれる利一は茜のことばかり
話すのです。
利一に足を触られてドキドキするのが
悔しい紫でした。
★紫は利一が好きなんですね♡
相手が悪いですよ・・・
利一は筋金入りの茜ヲタクですからね。
翌日の夜、振新舞の支度をしていると
紫が歩いてやって来ました。
「もうなんともござんせん。
薬が効きんした」
気丈に振るまう紫は立ってるだけでも
痛いはずなのにすごいです!
茜が厠に行っていた間に他のみんなは
舞台の方へ移動してしまったということで、
茜は男衆に案内されてみんなのいる部屋へ
向かいました。
ところがそれは罠で、
2階の部屋に閉じ込められてしまったのです。
★紫がダメなら茜ってか!
いつの時代にもいるんですね。
5人揃わないのでなかなか始まらず、
見物客たちがだんだんザワついてきました。
舞台の袖では紫が亀菊屋の振新に
目を付けました。
どうやら紫にケガをさせたのも、
茜が来ないのもこの女の指図のようです。
やがて舞台は4人で舞うことになりました。
不在の茜の分まで目立てるチャンスだと
いうのに、紫はなぜか悔しくてたまらない
自分の気持ちが理解できませんでした。
やがて舞台は始まりましたが、
その時、2階の露台に誰か人影が現れました!
「お待たせしんした」
閉じ込められた部屋の窓から逃げ出した茜は、
庇伝いになんとかここまで
たどり着いたのです。
茜がここからどうやって下りようかと
考えていると、下に惣右助と利一が
いるのが見えたので手すりを乗り越えて
庇に出て来ました。
2階から飛び降りるつもりです。
「いいぞ!好きに飛べ。受け止めてやる!」
茜は両手を広げて構える惣右助の胸に、
迷わず飛び込んでいきました。
★利一は茜が自分の手から離れて行こうと
しているのがすごく寂しそうです。
主従でなかったらきっと惣右助のライバル
ですね~(≧▽≦)
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「気に入った!あの者、国元に連れ帰るぞ!」
振新舞を見物していたどこかの殿様が
茜と紫を見ながら嬉しそうに言っています。
「姉さんどうぞ」
茜は惣右助がくれた風月堂の栗饅頭を
朝明野姉さんのおすそ分けしました。
すると姉さんに
「この饅頭の意味を
お前はわかっているのかい?」
と叱られてしまいました。
★この饅頭の意味は
『忙しくて会えなくてもいつでもお前を
想っている』
という恋文が込められたお菓子だったのです。
でもまだ経験知の低い茜には
わからなかったんですね。
それからしばらくたったある晩、
上州池田藩藩主・真堂伊賀守幸綱が
曙楼にあがりました。
そして「茜」を見初めたので
ゆくゆくは国基に連れて帰りたいと
言ったのです。
殿様の御前に
蒼白な顔で上がった茜を見た殿様は、
「誰だ、おまえは?」
と怪訝な顔をしました。
殿様が気に入ったのは
舞が上手な紫の方だったのです。
人違いにホッとした茜でしたが、
紫も何故かこのめでたい話を断ったのです。
もっとも他の人たちには、
焦らす手管にしか見えませんでしたけど。
アッという間に吉原中が紫の話題で
もちきりになる中、茜と歩いていた紫は
利一と女が歩いているのを見かけました。
「あの女は誰じゃ!」
茜はこの頃の紫の様子で
薄々気づいてはいたけれど、
これで確信が持てました。
紫は利一に恋をしている!
でも内偵のために近づいている女だと
言えるはずもないので、
心の中で謝る茜でした。
ある晩、松坂屋から調査の結果を
聞いた茜は利一と手を取り合って喜びました。
中村と細田屋の不正の証拠を摑んだと
いう知らせです。
これで中村達を一網打尽にできれば
茜の両親の汚名を晴らすことができます。
この大収穫を早く知らせたいのに
惣右助は今はいません。
寂しくなってしまった茜はその時、
やっと饅頭の意味がわかったのです。
「会いたい」と手紙を書いて届けようと
急いでいる誰かにぶつかってしまいました。
それは今、手紙を書いたばかりの相手
惣右助その人でした。
茜から受け取った手紙を読んだ惣右助は
嬉しさと照れくささで真っ赤な顔です。
紫は幼い頃に貧しい村から売られてきました。
初めて見るお女郎衆の美しさや
米の飯の甘さに驚き、
ここで生き延びて必ずお大尽か侍に
落籍されてみせると心に決めました。
くだらない色恋などで躓いたりしないと
厳しい稽古にもたえてきたのです。
そんな時に現れた利一のせいでこの誓いは
脆くも消え去りそうになっていました。
悔しいのでなんとか利一を
落としてやろうとしても一向になびかない
茜一筋のこの男が気なって仕方ありません。
池田藩藩主の身請け話しを
思わず断ってしまった時に、
自分が恋をしていることに気がつきました。
★切なすぎる恋ですね~。
いじわるな紫はあまり好きでは
ありませんでしたが、この巻で好きに
なってしまいました。
利一への一途な思いが届く日は
くるのでしょうか・・・。
紫は茜と利一が主従関係であることが
とても気になり始めまていました。
そんな時に、小部屋から二人の話し声が
聞こえてきたのです。
なんの話しをしているのか気になって
身を乗り出した拍子に音を立ててしまい、
立ち聞きしていたのを気づかれて
しまいました。
★どちらにとっても絶体絶命です!
茜は紫に訳を打ち明けて仲間に
引き入れるのか、それとも
そんな利のないことに加担するのはごめんだ
と言って紫が楼主に告げ口するのか、
7巻の展開がドキドキですね~(≧▽≦)
もしかしたら利一の無意識の女たらしの
魔力が発動するのかもしれません(笑)
【青楼オペラ】7巻の発売日予想
【青楼オペラ】7巻の発売日予想は
雑誌掲載スケジュールなどから考えますと、
2017年10月~11月頃かも。
また詳しい情報が入り次第
更新していきたいと思います。
7巻は2017年9月26日に発売されました!
✒詳しくはこちらもご覧ください↓
5巻のあらすじはこちらから↓
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まとめ
今回の記事は、
- 【青楼オペラ】6巻のあらすじと感想
- 【青楼オペラ】7巻の発売日予想
- まとめ
以上の紹介でした。
いよいよクライマックスに近づいて来た
気配がします!
中村の悪事を暴いて永倉家のお家は
再興できるのでしょうか?
次の展開にドキドキです!
ではでは(^0^)/
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