【青楼オペラ】5巻ネタバレ内容と感想・6巻発売日予想/別れと仇討ち

     

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おげんきですか?うめきちです(^0^)

桜小路かのこ先生の大人気コミック

【青楼オペラ】5巻がフラワーコミックスから

2016年12月26日発売されました。

陥れられてお取り潰しにされた武家の

娘であった茜(永倉朱音)は、

真犯人の手がかりを求めて吉原の女郎と

なりました。

やがて近江屋惣右助という想い人や

仇探しに協力してくれる葵という友人も

できました。

けれどある朝、葵は恋人の佐吉とふたり、

悲しい姿で発見されたのです。

大き過ぎる敵の脅威と、

友人を亡くしたショックで

ひどく落ち込む茜でした。

はたして立ち直ることはできるのでしょうか?

今回の記事は、

◆【青楼オペラ】5巻のあらすじと感想

◆【青楼オペラ】6巻の発売日予想

◆まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、

結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【青楼オペラ】5巻のあらすじと感想

第18話】前に進め!

仲の良い友人だった葵が恋人の佐吉と二人で

亡くなっているのが見つかり、

曙楼は大騒ぎになりました。

二人はどう見ても心中したとしか見えない

有様でしたが、茜は絶対に違うと言いました。

「あんなに幸せそうに笑っていたのに

こんな死に方をするわけがない!」

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そこへ知らせを聞いた惣右助が駆け付けて

きました。

そして惣右助が検死をしてみた結果、

二人は心中ではなくて殺害されたようだ

ということがわかりました。

また、近くの田んぼ道で侍姿の男たちが

殺されているのが見つかり、

下手人はどうやらこいつらで、口封じのために

彼らも殺されたのだろうと思われます。

しかし、これで命じた者へ繋がる糸も

切れてしまいました。

誰が命じたかなんて分かりきっていましたが

確たる証拠はなく、

逆に警告された結果となっていまいました。

自分のせいで大切な友人を巻きこんでしまったと、

ショックのあまりふさぎこんでしまった茜は

何も喉を通らず、衰弱していきました。

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悲しみのどん底に落ち込んでしまった茜は、

もうお家再興さえ諦めようと

思い始めていました。

そんな茜に惣右助はキツイ言葉を投げつけます。

あまりの酷い言い方に怒った茜が

泣きながら殴りかかって来ると、

惣右助は嬉しそうに笑いながら、

「それでいい、おまえはそういう方がいい。

しゃんとしろ!茜、俺が惚れた美しい女!」

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どんなに苦しくても痛くても、

それでも諦めず、前に進めというのでした。

第19話】形見分け

葵が亡くなってからもう四十九日が過ぎて、

彼女の持ち物を形見分けすることになりました。

葵の残した物の中には本もたくさんありました。

茜はその中の一冊『湖月抄 雲隠の章』に

違和感を感じて中を開いてみました。

するとそれは、

伊勢屋の番頭が残した帳簿でした。

なくなったと言われていた帳簿は、

番頭が綴じ直して伊勢屋の娘であった

葵の手元に隠してあったのです。

そこには日記のような書き込みもあり、

伊勢屋潰しの経緯がすべて記されていました。

利一郎と二人でその帳簿に書かれていたことを

解読していくと、

やはり茜の実家の永倉家と伊勢屋の件は

つながりがあり、

黒幕と見られるのは勘定奉行”中村忠篤”でした。

勘定奉行といえば、たいへんな権力者です。

一介の女郎などが太刀打ちできるような

相手ではありません。

でも、茜は利一郎と二人でこの大き過ぎる敵に

挑む決心を固めたのでした。

心を決めた茜はお座敷に出るようになり、

惣右助にも手紙を出して呼びました。

茜の手紙を読んだ惣右助はすぐに曙楼の

茜のところへやって来ました。

「わっちはやはり、仇を取ろうと思いんす」

茜の決心を聞いて安心したように笑って

帰ろうとする惣右助に

「お約束、お忘れでござんすか?」

葵が亡くなってうやむやになっていた約束を

果たすと言い出しました。

それは一晩、惣右助とともに過ごすことです。

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生きている惣右助を失いたくない茜は

最後の思い出に一夜を過ごしました。

翌朝、玄関まで送ってきた茜は

「若旦那、お別れでござんす」

と、告げました。

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「近江矢の若旦那は放蕩が過ぎて

勘当されるかもしれず、

このままではわっちを殺してあの世で

添い遂げようと考えるかもしれんせんーーと、

おかみさんには告げんした」

仇討ちをするうえでこれ以上、

大切な人を失いたくないという茜の気持ちからの

大芝居でした。

茜は惣右助を守るために、

曙楼には二度と揚がれなくしてしまったのでした。

第20話】別れ

やがて新年となり、

1月2日は晴れ着に身を包んだ花魁が茶屋へ

挨拶廻りの道中をします。

当然、振袖新造の茜も姐さんのお供で廻ります。

その頃、吉原中は茜と惣右助が別れたという噂で

もちきりでした。

けれど、どんなに茜が避けても惣右助は

押しかけてきます。

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「俺は殺されたりしねぇよ!」

利一郎は見かねて、惣右助にキツイ忠告をして

諦めさせようとしました。

そんなある日、茜は朝明野姐さんから

「なぜ、近江屋の若旦那を避けるのか

本当のことを言いなさい」と、

問い詰められました。

いくら姐さんでも、

本当の理由など言えるはずもありません。

茜は逆に

「姐さんはなぜ、そうもわっちと若旦那を

添わせたがりんす?」

と、聞きました。

一瞬、はっとした朝明野姐さんはそれなら

代わりの上客を見つけてこいと言いました。

惣右助の代わりの上客と言っても

茜が頼める客はそうはいません。

結局、三橋しか思いつかなかったのですが、

三橋も幕府の重臣なので

うまく味方にしてしまえたらいいかも

という考えもありました。

でもなかなかそううまい具合に

事は運びませんでした。

ある時、茜は姐さんに菓子を買って来るように

頼まれました。

あれ以来、姐さんは茜に対して

風当たりがきついのです。

『私のためを思ってのことだったら

好意を無下にしてしまったんだわ・・・』

悩みながら歩いているうちに道を間違えて、

裏路地へ迷いこんでしまいました。

裏路地からの出口がわからなくて

怖くてオロオロしていた茜の腕を、ぐいっと

怪しい男がつかんできました。

それは、手拭いで顔を隠していたって

忘れるはずもない近江屋惣右助でした。

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裏路地からの出口につくと

惣右助は茜をきつく抱きしめ、

キスをしながら言いました。

「三橋様と松坂屋殿を頼れ。

事情はすべて話した」

「俺が死なねぇと言ったって信じられねぇだろ。

だが信じられるようにすることはできる」

「見てろよ。

すぐにおまえの傍へ戻って来てやる!」

第21話】総仕舞

三橋を味方に引きこもうとした茜の考えは

やはりうまくは行きませんでした。

もう誰も頼る相手もいません。

茜は後1年後には、客を取れる女郎になります。

自分の力だけでの仇討ちの覚悟を決めた茜は、

1年後までに評判の女郎となって

鳴り物入りでの突き出しをするために

ありとあらゆる勉強をしました。

吉原で評判の姐さんたちの良いところすべてを

身につけようと頑張っている茜は

どんどん美しくなり、

見る人をうならせる艶を帯びていきました。

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それからしばらくして、

惣右助が茶屋を通して正式に曙楼に揚がりたいと

申し込んできました。

何度断られても諦めず、

ついには総仕舞をつけると言いだしたのです。

(総仕舞とは、見世ごと一晩買い切ることです。

つまり、今夜の曙楼は

惣右助の貸し切りといことです。)

そんな時に茜のところに文が2通届きました。

差出人は、三橋と松坂屋です。

2通とも、惣右助のあいかたになれば

仇討ちを手伝ってもよいと書いてありました。

惣右助が三橋と松坂屋に

手を回したようですね。

これが「俺を信じられるようにする」

ということの答えなのでしょうか。

やがて総仕舞の夜、

花魁たちが勢ぞろいしている座敷へ

やって来た惣右助は茜を上座へ座らせておき、

連れてきた侍を紹介しました。

それは、勘定奉行の中村忠篤でした。

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「此度、近江屋の御客人となられてな、

今宵はお近づきの祝いの宴だ。

皆 しっかりと盛り上げてくれ!」

惣右助は中村を曙楼のみんなに紹介しました。

勘定奉行の中村といえば茜にとっては仇ですが、

曙楼にとっては大物の上客です。

惣右助は自分の身の安全を図りながら、

その大物の懐に飛び込んで

ここへ連れて来てくれたのです。

「「お帰り」はどうした?」

「・・・お帰りなさんし」

「今、帰ったぜ」

涙が出るほど嬉しいけれど、複雑な茜でした。

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感想

ふたりの心の強い繋がりを感じさせられる

【青楼オペラ】5巻でした。

どんなにしても、断ちきることはできない

茜の惣右助の切なさが随所に散りばめられて

辛い気持ちがヒシヒシとキましたね~。

ところで、惣右助の生き別れの姉というのは

もしかしたら朝明野姐さんなのかも!!

って思ってしまいました。

そんな気がしませんか?

茜と惣右助を添わせようとするシーンなんか

すごく臭わせてるようですが。

6巻はどんな展開が待っているのか

すっごく楽しみですね!

それにしても相変わらず丁寧な描き込みの絵で

惚れ惚れしてしまいました。

花魁たちの衣装なんてスゴイです(≧▽≦)

この衣装の模様を見るのも

楽しみの一つなんですよね~!

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書籍情報

【青楼オペラ】5巻

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【青楼オペラ】6巻の発売日予想

【青楼オペラ】6巻の発売日予想は、

5巻の巻末に2017年春ごろに発売予定と

書いてありました。

なので2017年5月~6月頃ではないかと思います。

別の情報では5月26日というものもありました。

また詳しい情報が入り次第更新していきたいと

思います。

6巻は2017年5月26日に発売されました。詳しくはこちらもご覧ください

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まとめ

今回の記事は、

◆【青楼オペラ】5巻のあらすじと感想

◆【青楼オペラ】6巻の発売日予想

以上の紹介でした。

ハラハラドキドキの5巻でした。

いいところで続くとなるのは

どこでも同じですね~。

早く6巻が読みたいです。

ではでは(^0^)/

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