おげんきですか?うめきちです(^0^)
西森博之先生の新巻
「柊様は自分を探している。」5巻が
少年サンデーコミックスから
2017年8月18日に発売されました。
ある日、突然圭二郎の前に現れた
記憶喪失の美少女・柊は、
圭二郎を家来にして女子高生として
普通に暮らしていました。
けれども自分が何者かに狙われていることにも
気づいていたので荷物をまとめ、
みんなに別れを告げようとしていたのです。
今回紹介したいのはこちらのマンガです。
- 「柊様は自分を探している。」5巻のあらすじと感想
- 「柊様は自分を探している。」6巻の発売日予想
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、
結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「柊様は自分を探している。」5巻のあらすじと感想
■先ずは簡単なあらすじをどうぞ!
「人出はない!」
柊の正体と恐ろしさを知っているジジイから
柊から離れるように忠告された圭二郎ですが
まったく1㎜たりとも離れようとしません。
けれども当の柊は自分がいると
周りの人たちを危険に巻きこんでしまう
ことに気が付き、荷物をまとめて
どこかへ行こうとしていました。
結局は圭二郎と二人、行く先の決まらないまま
取りあえず海へ行ってみました。
海で起こった出来事によって、
白くなることが柊の命にかかわる
重大事だと知った圭二郎はどうしても
魔物の隠れ里へ行かなくてはならないと思い、
師匠に隠れ里の場所を教えてもらうことに
しました。
■ここからは詳しいあらすじ!
第42探 人ではない
「柊は人ではない」
圭二郎の師匠・飛騨翔彦
(ひだとびひこ・ジジイ)は自らの正体も
天狗であることから、柊様の正体は
危険なものであることをよくわかっていたので
離れるように圭二郎に真面目に忠告しました。
翌朝、千弓は昨日の事件がまるで夢の中の
出来事のような妙な感覚を覚えながら、
隣で眠っている柊を見るとその手は
異様にゴツくて柊が怪人に変身したのかと
思ってしまいました。
でもその手は圭二郎の手だったのです!
どういうわけか二人の女子の間に
男の圭二郎が寝ていたのです。
(実は夜中に廊下で寝ていた圭二郎を
不憫に思った柊が呼び込んだだけだった)
第43探 大岡裁き
「柊といるのは危険だ」
と言うジジイの忠告をきいた千弓は、
圭二郎に勧告しようとして左手をひっぱって
呼びますが、反対の右手を柊がつかんで
ひっぱっています。
両腕をひっぱるその光景が柊の脳内では
『大岡裁きの子供を取り合う母親たちの図』
に変換されました。
ふいに手を離したのでその反動で千弓が
転んでしまい圭二郎が悪ふざけするなと
怒ったのです。
圭二郎に叱られてなんとなく凹んで見える
柊がちょっと気になりましたが、
千弓は自分が圭二郎を守らなくてはならない
という思いから柊から離れるようにと
やんわり忠告してみますがまったく
効き目がありません。
千弓では無理だと思ったジジイが
改めて忠告しましたが、
「だからなんだよ!?」
ジジイの警告に1㎜も揺るがず、
即答する圭二郎でした。
一方柊のことが気になった千弓は
彼女のところへ行ってみると、
柊は書道をしていました。
書は【大岡裁き】と大きく書かれていました。
第44探 男は皆 狼さ
『だからなんだよ!?』
自分もそう言われたくなってジジイは
告白してみました。
「俺は実は天狗なんだ」
「確かにそういうトコあるよな・・・」
ところがテング違いでみごとにすべって
しまったので、天狗である証拠を見せようと
気合もろとも若返ってみせましたが、
みんな帰ってしまいました。
さて家に帰った柊と圭二郎ですが、
家で待っていた両親の頭の中では
ふたりの突然の外泊に良からぬ妄想が
渦巻いていました。
そんな平和な家族をよそに、
柊は荷物をまとめていました。
第45探 家来にしろよ
翌日、登校すると駈け寄って来た瀬絵子と
並んで歩く柊の前で
ドンと壁をける男子がいました。
「足ドン」がスルーされてしまって
焦って呼び止めてきたのはヤンキーの
庭石ジョーだったのです。
ジョーは自慢の髪を切って
個性の無いつまんない男になってまで
柊の家来になりたいと切望したいました。
そんなジョーに小さな任務を与え、
遠ざけたのでした。
第46探 参ったな
瀬絵子や千弓にも
自分にはもう近づくなと言って、
距離をおこうとしていると聞いた圭二郎は
屋上で考えこんでいました。
母親からも庭に柊の荷物が隠してあったと
聞いたばかりです。
『柊が消えてしまう!』
それだけで圭二郎に心を決めさせるのには
十分でした。
「参ったな・・・」
第47探 のどがかわいた
柊に返り討ちにされた《久遠夜叉》の
ジュニアがマンションの部屋で
苦しそうにしているのを眺めながら
上城がしゃべっていると、
ドアの向こうに小夜が現れました。
「のどがかわいた」
という小夜は、
いきなり上城に噛みつこうとしました。
小夜は人であった時の記憶をすべて
無くしていました。
『ガール』という名を与えて、
小夜を連れて上城たちが向かったのは
小夜の母親のところでした。
すべてを自分の父親の鴇岡から聞いて
知っていた小夜の母親は、
吸血鬼になってしまった娘に
最初こそ抵抗しましたが
「のどがかわいたんだよ。お母さん」
と言う小夜のつぶやきに負けてしまい、
自分を与えてしまいました。
第48探 海じゃぞ
ジジイから100万円借りてきた柊は
圭二郎とどこかへ旅立とうと考えていました。
けれども行く先のあてなどない二人は
取りあえず海辺にやって来ました。
浜辺で楽しく遊んでいるうちにとっぷりと
日が暮れて、100万円が入ったバッグも
いつの間にか盗まれていました。
しかたがないので今夜はここで野宿だなあと
しゃべっていると、何者かがやって来る
気配がしています。
第49探 厳しい道
柊のバッグを盗んだ野口と竹中は大金を
見つけてビックリしていました。
あまりの大金にやっぱり返そうと浜辺に行くと
浜辺では「剛音」の奴らが集まっていました。
座りこんでいるふたりにこっそりバッグを
渡そうとした時に剛音に見つかってしまい、
野口が刺されてしまったのです。
圭二郎がパニクっている竹中に
救急車を呼ぶように指示していると、
柊が野口に手をかざしていたました。
その髪は白髪になり、ほのかに光って
いました。
第50探 許さん
白く光る柊を見た竹中は
「化け物!」と驚いて叫びますが、
柊が手をかざした野口は意識を取り戻し、
刺されたケガが治っていたのです。
翌朝野口の家で目を覚ました柊は昨夜、
自分がやったことを覚えていませんでした。
大事な友人を助けてもらったのに
化け物呼ばわりした竹中は土下座して
謝りましたが、
「許さん」
そう言って竹中の頭を踏みつけ、
脅して食事を奢らせる柊は寂しそうに
笑っていました。
第51探 化け物にふさわしい
化け物と言われたことが
相当ショックだった柊は、
手土産にもらったひよこ饅頭の
頭を喰いちぎり、震えながら言いました。
「どうじゃ、首を取ってやったぞ。
化け物にふさわしいじゃろう!」
柊の気持ちを圭二郎は十分わかっていました。
「実は俺はお前の足が特別好きなんだ」
「おのれ、助兵衛さんめ!」
すごいことをサラッと言って、
柊のネガティブな気分を変えてしまいました。
ふざけた事を言いながら圭二郎は昨夜の柊が、
何かいつもの柊ではなかったことを
考えていました。
『この娘は次に力を使ったら消えるぞ。
そうでなくとももう長くはもたないがな』
前にジジイから魔物の隠れ里のことを
聞いたことを思い出して、ジ
ジイなら何とかできるかもしれないと、
道場へもどってきました。
第52探 柊様の魂胆
そうは言っても絶対に教えてくれそうも
ないので、聞き出すために色仕掛けでいくと
柊は楽しそうに言うのです。
柊の中では、とある通説が成り立って
いました。
『弟子がスケベ≒師匠もスケベ』
という負の通説に倒れそうな圭二郎でした。
そしてジジイの前に現れた柊は
制服の胸元を開けて谷間を見せた姿は、
あからさまに怪しい雰囲気を出していました。
でも色仕掛けなんてやったこともないので、
だんだんメンドクサクなってきました。
その時、柊の耳元で囁く声が聞こえました。
『私に任せなさい』
一瞬カクっとなった柊が、顔を上げると
突然迫力のある柊様に変わってしまいました。
「圭二郎とは別にお前様にも
頼りたいのよ」
そう言ってジジイに
しなだれかかって行くのです。
「柊様、私がんばります!!」
簡単に落ちるジジイでした。
感想
ものすごく上から目線で何事にも動じないところがあったのに、最近の柊様はちょっとか弱い女の子っぽく見せるテクを身につけたのでしょうかねぇ。
何だかこの頃の柊様は姫っぽくなくなってきたみたいな気がします。
それにしても圭二郎の悩みには(笑)でしたね(≧▽≦)
天狗の術で若返ったジジイのおかげで
<師匠がスケベ≒弟子もスケベ>と言う方程式が確立されてしまったのはお気の毒です(笑)
6巻の予告では、魔物の里へ向かった一行は次々と怪しい奴らと戦い、ついに圭二郎が敗れてしまうと書かれています。
《久遠夜叉》のガールも登場しているようです。
クライマックスが近いのでしょうか!?
ドキドキモノですね!
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「柊様は自分を探している。」6巻の発売日予想
「柊様は自分を探している。」6巻の発売日予想は、5巻の巻末に2017年の秋発売予定と記載されていました。
今までの刊行スケジュールは3~4ヶ月おきなので、6巻は11月18日頃ではないかと予想しています。
また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
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まとめ
今回こちらのマンガを紹介でした。
- 「柊様は自分を探している。」5巻のあらすじと感想
- 「柊様は自分を探している。」6巻の発売日予想
- まとめ
いよいよクライマックスに差しかかってきたようです。
次回は魔物の隠れ里が舞台になるようですが、どんなところなんでしょうね?
はたして柊様の本当の正体がわかるのか、ただの人間の圭二郎は無事なのか、6巻の展開が楽しみです。
ではでは(^0^)/