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お元気ですか?うめきちです(^0^)
リチカ先生の最新コミックス『星降る王国のニナ』2巻が2020年7月13日に講談社BE LOVE KCより発売されました。
- アズールを守るために大上皇に直談判に行くニナ
- ニナを偽者と知りながら、アズールを守るためにどうすればいいのか示唆する大上皇
- 両思いの幸せを胸にニナはガルガダへ行く決心をするが・・・!
だんだん話が大掛かりになってきて中々面白そうですね。
そこで今回は「星降る王国のニナ」2巻の紹介をしていきたいと思います。
「星降る王国のニナ」2巻
- あらすじと感想
- 「星降る王国のニナ」3巻の発売日情報
- 「星降る王国のニナ」を無料読み&試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「星降る王国のニナ」2巻
あらすじと感想
第五夜 ふたつの運命
アズールはニナに馬の乗り方を教えました。
その理由は、「何かの時のために覚えておいて損はない」でしたが、その「何か」とはもしかして王妃さまのことなんだろうなと思うニナですが、アズールは「もう終わったことだから忘れろ」といいます。
それからしばらくしてアズールはニナに「気分転換」と称して遠乗りに誘いました.
その時に、やっぱり一人で乗せるのは危ないからとダイタスの馬に二人乗りしますが、あとでアズールノ馬の手綱や蔵に切れ込みが入れられていたことがわかったのです。
なのにアズールは自分の命が狙われていることについて、
「この身はそういう星の下に生まれたのだから」と言って、国のためならいつ死んでもいいみたいなことを言うのです。
ニナは今、王宮で流行っている『フィタ(ミサンガみたいなもの)』を教わったので、彼に渡したいのですが、窓の外からそんな会話が聞こえてきたので腹を立てて、フィタを投げつけて走り去ってしまうのでした。
どうしたらいいんだろう・・・誰かアズールを助けてくれる人はいなののだろうか・・・。
そう考えた時に彼女の脳裏に浮かんだのは、王族の離宮に住んでいるアズールの曽祖父である大上皇でした。
『現王より偉い人』と教えられていたので、アズールを助けてほしいと頼むために一人で馬に乗って離宮へと向かいました。
離宮に着いたニナはアリシャとして、大上皇に星祭の日の事件や馬の手綱の仕掛けを話し、
「アズールさまをお助けください」と願い出ますが、
そんな彼女に「もっと近う寄れ」と手招きをし、その足が星の紋章を踏んでしまった時にバレてしまったのです。
「そなた アリシャではないな・・・」
「紛い物め!身ぐるみ剥いで地下に投獄しろ!」
第六夜 夢咲く夜
ニナはそのまま地下牢に連行されてとじこめられてしまいましたが、大上皇が予想したように泣きわめいたりはしていませんでした。
むしろ鼻歌を歌い、楽しそうに部屋の掃除をしはじめたのです。
そして脅しのために「明日はお前は百叩きの刑だ」と言われると、「なあんだ、優しいんだな。打首じゃないのか~」と。
報告を受けた大上皇はニナを呼びました。
このチャンスを逃したら次は無いと思ったニナは、アズールを助けてくれるように懇願します。
それこそ彼が自分にとってどんなに大切な存在であるかを必至でかき口説いたのです。
しかし大上皇は自分の萎えてしまった足を見せて、
「わしにはもうその力がない。死にゆくものだ。もうわしにはなにもできぬのだ」
そう言いながらも、
「アリシャなら可能だ」と言ったのです。
「アリシャの立場は実はとても強く、おまえ次第で嫁ぐ予定のガルガダに侵略のための口実を与えもすれば、フォルトナの命運を左右し、アズールを守ることもできよう」
「考えよ。愚かなままでは何も守れぬぞ」
そこへ息を切らせて飛び込んできたのは、当のアズールだったのです。
大上皇はすでに「アリシャ」の事情を察知し、ニナが偽物であることも感づいていました。
なのでアズールが「申し開きを・・・」と言ったのを止めて、
「安心せよ。外にはもれぬ。今夜はここでゆるりと休め。わしは久しぶりに愉快な気分になったぞ」と言ってくれたのでした。
その後、離宮の屋上でふたりで空を眺めなている時に、アズールはのんびりとした調子でものすごい爆弾を落としました!
「私には王族の血は流れていない」
幼い頃に病気で亡くなった王子と入れ替わり、曽祖父に第一王子としてこの国のためにと教え込まれて10年間育てられたのです。
『この国のために生き、この国のために尽くす 他を望んではならぬ 欲してもならぬ』
ところがある日、現王妃に王子が生まれると国王から「おまえは今日から第二王子だ」と言われたことで、自分は人形(コマ)なのかもしれないと思うようになりました。
そんなアズールがニナを「おまえはただひとりだ。死なせるものか」と言うのです。
そしてまたニナも「アズールに死んでほしくはない!アズだってあたしにとってただひとりだもの!」と。
そして彼をまっすぐに見つめる青い瞳に吸い込まれるように、その唇にキスをしたのです!
第七夜 盤上を統べる者
王宮にガルガダから嫁入り準備にとたくさんの品が贈られてきました。
その中には宝石で飾られた美しいシャタル(チェスみたいなもの?)もあり、ニナから話を聞いたムフルムが見たいと言ったのを聞いた王妃が、
「のんきでめでたいことよ。あれを貰うかわりにおまえは嫁にだされてたようなものなのに」
あのシャタルは王への贈り物だったようです。
ところでニナは王妃に聞きたいことが会ってここへ着たので、単刀直入にはっきりとアズールをどうしようとしているのか聞いてみました。
「アズール様はムフルム様が国王になった時に役に立つのではないのですか?」
「わかっておるわ。ただ変な気を起こさぬように釘を差しておるのよ」
つまり周りを牽制するために意地の悪いことばかりいっていたようです。
そこで星祭のときにニナを誘い出した側近の男に付いて聞いてみると、
「あれは王の子飼いの狗よ」
そう王妃が答えた時に、ニナの後ろには国王が立っていたのでした。
国王の部屋に連れてこられたニナは、いきなりアズールが偽の王子であることを聞かされました。
しかも本物の王子は国王の大切なシャタルに触ったために突き飛ばされ、打ち所が悪くて死んでしまったことも!
「私が悪いのではない、その子には運がなかったのだ」
そう言って似た年頃の子供をどこからか連れてきて『アズールは死んでいない』ということにしたのでした。
国王は子供など血のつながった駒に過ぎないと言い、アズールのことは「嫌いなんだよ」と切って捨てたのです。
国王の話を聞いているうちにニナの心は決まりました。
彼女はアズールを守るためにアリシャとなることを!
「私はガルガダに嫁ぎ、必ずや第一王妃となってフォルトナを守る盾となります。そしてもしもアズール様が不審な死を遂げたりすればフォルトナを滅ぼす剣となりましょう」
第八夜 出立の日
それからニナは本物のアリシャになるために猛勉強しました。
そして嫁ぐ前の思い出にと、アズールとふたりだけで街へ出かけたのです。
街や市場で思いっきり楽しみ、最後にコリンが眠っている墓地へやってきました。
そこでなんとなく彼に頬ずりしたくなってスリスリてみると、
「ッハ!もう無理だな。それは「好き」と言うんだ」
そう教えてくれたアズールとニナは口づけを交わすのでした。
アズールで胸をいっぱいにしたニナは、それからアズールには内緒で大上皇の手を借りてガルガダへ嫁ぐ準備をしました。
やがて予定よりも10日も早くガルガダへと旅立って行ったのです。
緊急任務で辺境へ呼び出されたアズールが事の真相を知って駆け戻ったときにはすでにニナはガルガダのへと去ったあとで、やがてこのことを画策したのはニナ本人だと気づくアズールでした。
同じ頃、馬車の中のニナは自分が決めたこととは言え、アズールとの別れを『今だけ』と心に決めて大泣きするのでした。
一方、ガルガダのセト王子という男は、自分を殺そうとした王妃候補の姫をベッドの上で撃ち殺していました。
同じベッドの上には他の王妃候補の姫がふたりいて、恐ろしさに震えています。
彼は誰も信用せず、愛しているのはオウムのニィナだけでした。
おりしもその日は、アリシャの一行が到着予定の日だったのですが・・・。
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うわ~~~
一番バカで悪いやつって国王だったんですね~!
ビックリです!!
あの男ってサイコパスじゃないですか!!有り得ない!人じゃない!!考えただけで怖気がふるっちゃいます(-_-;)
そしてまた、ガルガダにもケダモノがいたみたいです。
アリシャとなったニナはガルガダで上手くやっていけるのか、果たして第一王妃になれるほどしたたかになれるのか、続きを見るのが怖いです。
「星降る王国のニナ」3巻の発売日情報
「星降る王国のニナ」3巻は2020年10月13日の発売されました。
関連記事:「星降る王国のニナ」3巻ネタバレ感想 ニナがセトに斬られてアズが新王とは?
「星降る王国のニナ」を無料読み&試し読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は「星降る王国のニナ」2巻の紹介でした。
アズールノ愛と、ニナの決心が辛いです。
ではでは\(^o^)/
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