「星降る王国のニナ」１巻ネタバレ感想 偽物の王女・２巻発売日情報

引用元https://www.amazon.co.jp/

 

お元気ですか？うめきちです（^0^）

 

リチカ先生の最新コミックス『星降る王国のニナ』1巻が2020年３月13日に講談社BE LOVE KCより発売されました。

 

• 瑠璃色の瞳を持つ少女ニナ
• 珍しい色の瞳ゆえにフォルトナ国・第二王子アズールの元に連れ去られることに。
• ニナは非業の死を遂げたアリシャ姫の身代わりとして大国ガルガダの第二王子に嫁ぐことになっていたのだが・・・。

絵もかわいいし、中々面白そうなお話ですね。

 

そこで今回は「星降る王国のニナ」1巻の紹介をしていきたいと思います。

 

（※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

 

 

「星降る王国のニナ」1巻

あらすじと感想

第一夜　罪のはじまり

フォルトナ国城下ダヤの裏路地を必至に走る少年の姿をした少女。

 

「ニナ、こっち」

 

仲間のサジに声をかけられて下の路地へと飛び降りて追手を巻くと、ようやく小さな家に帰り着きました。

 

ニナとサジ、コリン兄弟の３人は、５年前の流行病で両親を亡くしてから金持ちから時々金品を拝借しながら一緒に暮らしていたのです。

 

ニナの瞳はこの国では珍しい深い瑠璃色だったので、人買いから見を守るために前髪で顔を隠して少年のなりをしていました。

 

そんなある日、体の弱かったコリンがとうとう息を引取り、悲しみにくれる二人は喧嘩別れしてしまうことに。

 

その夜は雨が降っていて、街はずれの崖下に一台の馬車が転落しています。

 

崖の上では「・・・まさかこんなことになるとは・・・あれでは姫は生きてはいまい。早急に身代わりを立てるほかない」という声が。

 

翌朝、ニナが家に戻るとそこで待っていたのはフードを目深に下ろした二人の男でした。

 

ニナは売られたのです！

 

ニナの目が青いことを確認するために覗き込んできた灰金色の目の男が、彼女を着替えさせようとして女であることを知ると、

 

「女装させる必要もない。好都合だ」と。

 

さらに「お前は今日 死ぬ　そして王女として生きるんだ」と言ったのです。

 

その後、ニナは城に連れてこられて豪華な衣装に着替えさせられるとさっきの男に言われました。

 

「おまえは三月の間、姫として作法を学び、その三月後に大国ガルガダの王位継承権を持つ第二王子のもとへ嫁ぐのだ。だが決して偽物とバレてはならぬ」

 

男はフォルトナ国第二王子アズール・セス・フォルトナと名乗り、今日からニナはフォルトナ国の王女アリシャ姫として生きることとなりました。

第二夜　偽りの謁見

ある日のこと、「三日後に国王への謁見があるからな」とアズールが言いました。

 

ところが彼の厳しい教育に音を上げてしまったニナの気分転換のために塔のてっぺんに連れてきてくれてこう言ったのです。

 

「この国のためにおまえの強力が必要なのだ」

 

「ひつよう」と言われてちょっとうれしくなったニナです。

 

とはいえ、国王と王妃との謁見ではボロが出ないように緊張しまくりでした。

 

ところがそんな彼女に王妃は言いました。

 

「星の巫女ならここで奉納の舞を披露していただけないかしら？」

 

偽物のニナに舞など舞えるわけもないので、アズールはその場をうまくごまかして退出します。

 

王妃は自分の息子・ムフルム王子に王位を継がせたいがために、元王妃の息子であるアズールから第一王子の資格を奪い、何かと嫌がらせをしてくるのです。

第三夜　灰金目王子の秘密

ある日、いつものように部屋の窓から抜け出そうとしたニナは、庭をうろついていたムフルムに見つかってしまいました。

 

アズールの弱みを握りたいニナと、兄・アズールへの憧れの裏返しから苦手なことを暴き出したいムフルムはお互いの目的が一致したことでアズールノ私室に無断侵入しますが、すぐに見つかってしまい叱られてしまったのです。

 

アズールに反発して飛び出したムフルムを追いかけてきたニナは、彼を止めようとして二人して古い井戸に落ちてしまいました。

 

ここは使われていない場所なので、どんなに大声を出しても誰もきてくれません。

 

時間が経つにつれて段々と寒くなってきて、気がつくと井戸なので水が上がってきたのです。

 

ムフルムをおんぶして水に浸かっていたニナは体が冷え切って頭がボワーンとなって腹も立ってきたので『早く助けろよ！』とばかりに大声でアズールを罵りました。

 

「アズールのバカバカ出べそ！！」

 

そこへようやくアズールがやってきて助け出されたニナに、「水は冷たかったろう、ムフルムをありがとう」と言ってくれたのです。

 

ムフルムもアズールに素直になることができました。

 

部屋へと戻るアズールとニナ。

 

物陰で何者かの声がします。

 

「アリシャ姫は死んでいると？ではアレはいったい何者なのだ？」

第四夜　失われた名前

やがて星祭の日となり、『星の巫女を還俗したアリシャ姫』には役目はないと言うアズールですが、願い事をするためのランタンはくれました。

 

ランタンを持って歩いていると廊下で国王と王妃に出会い、またしても王妃に嫌味な言い方をされるアズールですが、彼は王妃のことは嫌いではないと言うのです。

 

「裏表なく真っ直ぐで、正面からしか来ない人」だからなのだそうですが・・・。

 

その後、ニナがひとりで庭にいた時に男が声をかけてきました。

 

男は昨日国王の傍にいた者だったのを思い出して安心したニナは、彼から「星祭の日は城内も宴席になるので少しくらい抜け出してもわかりませんよ」と言われて城下への抜け道を教えられたのです。

 

ニナがいなくなったことを知らされたアズール。

 

一方、ニナはうまく城から抜け出すことが出来たので懐かしい「家」に行ってみますが、そこはサジの姿はなくすでに引き払われたあとでした。

 

自分は「ニナって存在ごと消えた？」とショックを受けるニナ。

 

そこへようやく彼女の居所を突き止めたアズールが追いついてきて怒りました。

 

「勝手なまねを！どういうつもりだ!?」

 

しかしニナが「誰もいなくなった！お前のせいだ！人さらい！！」

 

そう叫びながら泣きました。

 

「俺は確かに死ぬんだ・・・ううんもうとっくに死んでるんだった・・・ニナって名前を呼んでくれる人はもういないから」

 

アズールノ脳裏を、幼い自分が「アズール・セス・フォルトナ」という名前を与えられてどこかから連れてこられたときの記憶がかすめます。

 

その時、何者かの気配を感じたアズールが、家の中をうかがっている怪しい人影に短剣を投げて外に飛び出すと周りは刺客たちに囲まれていたのです。

 

その中にはニナに抜け道を教えた男もいたことから、ニナのことに感づいている者がいることに気づいたアズールはそいつを殺して口封じしました。

 

「ニナ ふたりの時はそう呼ぼう」

 

思いがけないアズールの言葉に胸が痛くなるニナでした。

 

 

「星降る王国のニナ」2巻の発売日情報

「星降る王国のニナ」2巻は2020年07月13日に発売されました。

 

✒関連記事：「星降る王国のニナ」２ネタバレ感想 愛し合うニナとアズールの別れ

「星降る王国のニナ」を無料読み＆試し読みする方法

次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです！

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まとめ

今回は「星降る王国のニナ」1巻の紹介をしました。

 

久々にワクワクさせてくれるマンガを見つけてしまいました！！

 

ではでは＼(^o^)／

 

✒合わせて読みたい↓

• 「星降る王国のニナ」２巻ネタバレ感想 愛し合うニナとアズールの別れ

 

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