【ぼくは地球と歌う】2巻ネタバレ内容と感想・3巻発売日予想/カチコと蓮

     

2016-12-21_235316

おげんきですか?うめきちです(^0^)

日渡早紀先生の新作【ぼくは地球と歌う】2巻が

2016年12月20日に花とゆめコミックスから

発売されました。

「ぼく地球シリーズ」第3章2巻です。

【ぼくは地球と歌う】2巻画集付き特装版も

同時発売!

月基地組の男たちがいつも会合を開いている店に

少し遅れてやって来た輪としゃべっていると、

そのまた後から別の輪が店にやって来たのです。

ドッペルゲンガー!?

不思議な少女ヘンルーカの登場は、

新たな事件の幕開けでした。

今回の記事は、

◆【ぼくは地球と歌う】2巻のあらすじと感想

◆ヘンルーカの能力とは?

◆【ぼくは地球と歌う】3巻の発売日予想

◆まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、

結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【ぼくは地球と歌う】2巻のあらすじと感想

偽物の輪

月基地組の男たちがいつも会合を開いている店で、

夢に現れる木蓮のことを話し合っている時に

一成の携帯が鳴ったのですが、電話の相手は

驚くなかれ「輪」だったのです!

しかし、輪はここにいます。

輪が2人!?

パニクっているみんなを尻目に

「偽物の輪」はからかうように笑っています。

一方、切れてしまった電話に不信を抱いた

「本物の輪」は店へと急ぎました。

カチコと蓮とちまこ

家に残されたカチコと蓮は、

この頃ずっと険悪な雰囲気です。

自室にもどったカチコはEPIAにいる父親の

ミクロから電話が入り

「輪から預かった三角」のことを聞かれました。

前にカチコが川に捨ててしまった

小さなピラミッド型の機械です。

ミクロの話ではピラミッドを拾ったレイが、

マザーで解析しようとしてマザーを壊し、

その結果EPIAでは大変な事態になっている

ようです。

カチコはやっと親子で暮らせるはずだったのに

ピラミッドのせいでダメになってしまい、

蓮も「生死の境」事件から帰って来て以来、

以前の蓮とはちがう蓮になってしまったと言って

泣いています。

どんどん成長していく蓮に置いて行かれるような

気がしているのです。

そしてドアの外では地球子(ちまこ)が

ミクロの電話を聞いていました。

「何かが起こっている・・・どうしよう紫苑・・」

ヘンルーカ

「偽物の輪」は覚醒してから自分は輪達同様の

地球圏外の者だといういうことに気づいて、

それが楽しくて仕方がないと言っています。

その手には例のピラミッドを持っているのです!

しかもそう話している間にいつの間にか

「偽物の輪」の姿から女の子(ヘンルーカ)の

姿に変わっているのです。

ヘンルーカは

「お腹が空いた!私が食べたいのはESP!

一番の狙いは小林亜梨子なのだ!」

そう言いながらESPを使ってポルターガイストの

ような現象を起こして、

他の客を驚かせておもしろがっています。

そんなヘンルーカを醒めた目で見ながら

「本物の輪」は、ヘンルーカが持っていた

ピラミッドをESPで難なく取り返し、

EPIAへ帰れと言いました。

その時、ヘンルーカの中の何かが爆発したのです。

同時にヘンルーカの中の別の部分が

「だめ!逃ゲテ」と言っています。

また、どこか富士山が見える所にいる猫が

不安な顔をして鳴いています。

「ダメ~~~  ・・にゃ~あああ」

ヘンルーカの爆発は恐ろしい威力で、

店の入った建物を破壊してしまいました。

瓦礫の中から助け出された輪は、

なぜか髪が黒々となり、紫苑のような顔になって

怒りに駆られてヘンルーカ相手のバトルを

始めてしまったのでした。

そんなこととは知らないありすが店に

やって来ました。

紫苑もろともみんなのESPを

喰らおうとしていたヘンルーカが、

半壊状態の店に入って来たありすに

触ろうとしたとたん、なぜか力が抜けたように

くずおれたのでした。

ありすの腕の中に倒れ込んだヘンルーカ・・・。

どこかで猫が『ふう』っとため息を吐いています。

ロジオン

蓮は夢の中でロジオンに会いにいきました。

ついさっきの夢で見た『アスワド』って誰だか

聞きたかったからです。

蓮にとって前世の夢は、自分の前世というよりは

単にロジオンの過去という位置にあって

あまり前世というこだわりはないようです。

アスワドはロジオンが楽園にいた時の

付き人でしたが、アスワドもまた地球に

転生していました。

しかも、ちまとして転生しているのです。

このまま蓮がロジオンの夢を見続けることは、

まだ幼いちまを刺激して覚醒させてしまうことに

なるのです。

それはとても辛い試練で、幼いちまには

キツ過ぎることなのです。

そうならないように夢ではなく、

サイコメトリでロジオンの記憶を

読み取ってほしいとロジオンは言いました。

そしてちまの中のアスワドの記憶も読んでほしい

・・どうしても知りたいことがあるからと

蓮に頼むのでした。

蓮の・・・?

輪もありすも出かけてて、お腹がすいたので

カチコと蓮とちまは3人で夕食を食べていました。

そこに突然、瞬間移動してきたのは

月基地組の男たちとありす、

そして気を失ったままのヘンルーカです。

気絶しているヘンルーカを見た時、

蓮は超運命!ロマンスが突然降ってきたと

喜びましたが、

周りを見回せばどうやら

あまりよろしくない空気が流れています。

今回の会合の元々の目的は、

夢に現れた木蓮がキィ・ワードを聞いてくるのが

もしかしたらまた、輪のひとりボーソーの

始まりかと思ったことからでした。

結局、それは輪ではなくこの得体の知れない

女の子の仕業だっとわかったのですが・・・。

実は蓮も夢でヘンルーカに会ったことがあると

聞いたので、よけいに怒り出した輪が

怒りに任せて無理やり起こすと、

今度は猫になって「にゃ・・」と鳴きます。

輪そっくりに変身したり、

凶悪なサイキッカーかと思えば、

猫化して、表情さえまったく変わってしまう

この少女はいったい?

問題はまだありました。

蓮がヘンルーカのことを好きかもしれないと

いうことも!

しかも、猫で名前は『オイ』というのです。

さっぱりわけがわかりません。

オイさん

猫のオイさんは二足歩行をする大きな猫でした。

ヘンルーカと同調している猫のようです。

久しぶりに訪れたすず子の所で50音表で

言葉を伝えました。

『きてさんの傍に子かぐや』

『きてさんの母さま きてさん』

『早く来い来い きてさん 子かぐや』

『つれて来い来い こばやしれん』

カチコとちまこの気持ち

結局、一晩小林家に泊まったヘンルーカは

蓮の夢に出て来た時とは雰囲気も何も

まったく違うのでどうしたらいいのか

蓮は困惑していました。

カチコとちまがヘンルーカのいる部屋に

入ろうとしたら小林家の猫のヒァーも

入って来ました。

ヒァーはヘンルーカと鼻をくっつけて挨拶すると、

今度はちまの周りをグルグル回りました。

すると、ヘンルーカがちまの手を取り、

しゃべり出したのです。

その内容は、蓮がカチコに生死の境のことを

話さない理由が、未来に飛んだ紫苑が5年後には

カチコが一緒に住んではいないって

言ったからです。

蓮はカチコのことが本当に好きだから

出て行ってほしくなくて

その事を話せなかったのだということや、

その一方でカチコが泣いているのをちまが

見ていたことなどでした。

心の中のことを見透かされたようにしゃべられた

蓮とカチコは焦ってジタバタしますが、

「この人、ちまの心を読んだの!

ちまが言えなかった気持ちを言ってくれたの!」

大好きな蓮とカチコがケンカしているのは

自分が生まれたせいかもしれないと

悩んでいたのです。

ヘンルーカは蓮とカチコの気持ちも読み取って、

蓮もカチコも実はお互いが大好きだから大丈夫、

ヒァーがそう言ってると教えてくれました。

蓮もカチコも自分たちが

本当はさみしかったんだとわかった今、

やることは一つです。

ヘンルーカが居てくれたらカチコと本当の意味で

仲直りができるから、彼女をここに置いて

欲しいと輪に頼むことです!

蓮とカチコ、ちまの3人の子供から土下座までして

頼まれてイヤとは言えない輪でした。

新たな火種・ヘンルーカを抱え込んだ小林家と

月基地のメンバーは、

まだまだ出てきそうな未知の転生者たちに

どう対応していくのでしょうか。

感想

すごいお話しですね~。

転生者がドンドン出て来ちゃいますよ。

もしかしたら覚醒してないだけで、

かなりの数がいるのかもしれません。

ところで、瓦礫の下から出て来た

黒髪の紫苑もどきの輪はもしかしたら、

「紫苑90%の輪」なのかも!!

我を忘れるほどの怒りMAXの時しか

出てこないキャラかもしれませんね。

それにしても、ヘンルーカって

どういう人間なのか

まだまだわかりません。

秘密がたっぷりです!

しかし面白い展開に

なって行きそうです(≧▽≦)

蓮を挟んでカチコとヘンルーカが

三角関係なんてことには

なりませんよね!?

2巻の巻末にある次巻予告で

『ぼくの大罪を』という一文が

ありますが、

すごく意味深な一言です。

どういう意味なのでしょうか?

3巻が待ち遠しいです!

1巻はこちらをご覧ください

【ぼくは地球と歌う】1巻ネタバレの内容と感想・へンルーカって何者?
お元気ですか?うめきちです(^0^) 日渡早紀先生の新作【ぼくは地球と歌う】の第1巻が2016年2月25日に花とゆめコミックス...

書籍情報

【ぼくは地球と歌う】2巻

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ヘンルーカの能力とは?

ヘンルーカという少女の能力はまだはっきりとは

提示されていません。

しかし他人の能力をコピーできるらしいと

いうことは1巻でもなんとなく

触れられていました。

とは言え2巻での、輪をコピーした場面の

狂気じみた様子と、

ちまの気持ちを伝えるシーンでは

まるで別人のような優しさです。

今はまだ自分というものが確立されていない

赤ちゃん状態みたいですが、

すごく強い力を感じるのはたしかです。

目覚めたばかりだというこのヘンルーカが

敵としてはっきりした意志を持って攻撃してきたら、

メガトン級の恐怖が襲ってきそうな怖さが

あると思いませんか?

ヘンルーカの小林家への同居は、彼女を含め、

関わる人たちにどんな影響を与えるのか

ドキドキですね。

【ぼくは地球と歌う】3巻の発売日予想

【ぼくは地球と歌う】3巻の発売日予想は

まだ未定です。

2巻の巻末に2017年秋頃に発売予定

書いてありましたので、また新しい情報が

入り次第更新していきたいと思います。

✒関連記事はこちらから↓

→【ぼくは地球と歌う】3巻オイさんとキサナド・ネタバレ感想&4巻発売日予想

まとめ

今回の記事は、

◆【ぼくは地球と歌う】2巻のあらすじと感想

◆ヘンルーカの能力とは?

◆【ぼくは地球と歌う】3巻の発売日予想

以上の紹介でした。

【ぼくは地球と歌う】2巻は次世代編Ⅱでの

新たな事件勃発の章でした。

これから新しく現れてくる異星人の転生者のことや、

月基地絡みのあれやこれやでワクワクしますね。

3巻の展開が楽しみです。

ではでは(^0^)/

✒関連記事はこちらから↓

→【ぼくは地球と歌う】3巻オイさんとキサナド・ネタバレ感想&4巻発売日予想

✒こちらもご覧ください↓

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