おげんきですか?うめきちです(^0^)
日渡早紀先生の新作【ぼくは地球と歌う】3巻が2017年9月20日に花とゆめコミックスから発売されました。
「ぼく地球シリーズ」第3章3巻です。
蓮をロジオンと呼んで黒聖歌を強要するアスワドから助けてくれたあのは、優しいヘンルーカです。
気がつくと蓮は富士の裾野の神社に倒れていました。
今回の記事は、
◆【ぼくは地球と歌う】3巻のあらすじと感想
◆【ぼくは地球と歌う】4巻の発売日予想
◆まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレのため、
結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
【ぼくは地球と歌う】3巻のあらすじと感想
あらすじ
第13話
小林家にいることになったヘンルーカは自分が”オイ”という猫だと告白しました。
オイはヘンルーカに仕える猫で、ヘンルーカの身体を今はちょっとだけ借りているのだそうです。
ヘンルーカ自身はこの身体にはいないけど、いつも蓮たちのことを見ていて色々なことをオイに教えてくれます。
蓮が以前、東京タワーで幻視したきれいな女の子が本物のヘンルーカでした。
オイはヘンルーカの中にはもう一人良くないヤツ(裏ヘンルーカ)がいて悪さはそいつがするといいました。
月基地の者達の会合に、輪に化けて侵入して大暴れしたあいつです。
前世の別人格の存在にはかつて輪たちも苦しみましたが、ヘンルーカに至っては自分の身体から追い出されてしまうほどの酷いものでした。
ヘンルーカの身体を独占した今、”裏ヘンルーカ”は問答無用で地球を欲しがっています。
ヘンルーカはそれを阻止しようとしていましたが、そのためには蓮の『地球の声を聞く』力が必要なのです。
オイの話を聞いているうちに蓮はいつの間にかロジオンのいる世界に入りこんでいました。
今日のロジオンはいつもと雰囲気が違って何だか辛そうな顔をしています。
彼は蓮を黒い森へ連れていきました。
「黒聖歌を現実世界で声に出して歌うと、この森はそいつがどこへ逃げても未来永劫追いかけて来る・・・だから君にぼくの大罪を教えておかないと・・・」
「嫌だ!ぼくは知りたくない!!」
ロジオンの告白を力いっぱい拒否した瞬間、蓮は元の世界にもどっていて蓮の大声にみんな驚いています。
自分のやらかしたことにビックリした蓮は、アワアワしながらそのまま家から飛び出して行ってしまいました。
第14話
オイは”裏ヘンルーカ”は、キチェ=サージャリアンのありすか蓮に接近すると出現が抑えられると言い、そのまままた倒れてしまいました。
一方飛び出して行った蓮を、追って行ったカチコは蓮の腕を摑んで止めようとしたその時、スキンヘッドの変な男が現れて蓮をロジオンと呼び、どこかへ連れて行こうとしています。
カチコは蓮に触れている時だけ見えるそいつを幽霊かと思い、引き離そうとした瞬間に二人は消えてしまいました。
蓮はその男(アスワド)に黒い森の扉の前に連れて行かれて、黒聖歌を憶えるために中へ入れと強要されていました。
「嫌だ!助けて!守護天使、イケメン、美女!!」
そう叫んだ時、何かがパチンと弾けて蓮はヘンルーカに助け出されていました。
優しく微笑むヘンルーカに連れて行かれた所は富士山の裾野の小さな神社でした。
そのまま気を失った蓮は神社の中の一室に敷かれた布団に寝かされていました。
目が覚めた時にこの神社の巫女のすず子さんに名前を聞かれて
「小林蓮です」
と、答えるとビックリされてしまいました。
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第15話
その頃、小林家では蓮が突然消えてしまったと聞いて大騒ぎしていました。
カチコの話を聞いたちまは、蓮は自分をサイコメトリしたんだと言いました。
ちまには何かがわかっていたようです。
その夜、蓮は自分は無事でいることと、富士の裾野の神社に一晩泊まることになったことを輪に電話しました。
この神社には”オイさん”という猫がいました。
すず子さんの説明によると年齢不詳で何歳かわからない、しかも体が大きくなったり縮んだりする不思議な猫です。
その上、オイさんは託宣までするという衝撃の猫です。
二足歩行で蓮に会いに来た大きなオイさんは『きすなと』を詠唱してほしいと頼んできました。
第16話
『きすなと』とはキサナドのことでした。
蓮がキサナドを歌うと辺りの様子は一変し、神社の桜が一斉に満開になったのです。
それは息を飲むほどの美しい光景でした。
オイさんが111年待ち望んだキチェスが現れた証拠でした。
キサナドのパワーに圧倒され、キチェ=サージャリアンである蓮への敬意を表したオイさんは掌に乗るほどの小さな姿に縮んでいました。
蓮はキサナドを歌うかわりにヘンルーカのことを教えてもらう約束をしました
第17話
夢の中で蓮は小さな人型に姿を変えたオイさんに、神社の奥の樹海につながる禁則地にある別宮の社に案内されていました。
そこには四季に関係なくたびたび満開になる大きな桜の樹が御神木として祀られいます。
その根元は地下空洞になっていて、その天井から地下へと延びた御神木の根に取りこまれた人影が見えました。
今ではすでに樹の根に同化してしまっていますが、まだ御神木と共に生きているその人の名は『アリス=マリー=アース』ヘンルーカのお母さんでした。
第18話
小林家ではプチ家出したままの蓮の帰りを心配して待っていました。
輪は自分が家に残るから、ありすにちまを一成のとこに預けて仕事に行けと言っています。
カチコにも学校へ行けと言います。
今は眠っているとはいってもヘンルーカを置いていくことに不安はありましたが、しかたなく出かけることにしました。
ところがカチコは学校には行かずに家の近くの神社に行きました。
なんとなくここに蓮が帰ってくるような気がしたのです。
そこへ通りかかった春と蓮のことを話していると、突然キラキラしたきれいな男性(ロジオン)が現れたのです。
カチコにはロジオンに見えたその人物は、春には蓮の姿に見えています。
無駄にキラキラするこのイケメンが蓮だと知ったカチコはショックを受けていました。
と、その時不思議なビジョンがカチコを襲いました。
黒聖歌を歌ってしまったロジオンと、彼をさがしているマージです。
このままだと黒い森のせいでロジオンは死んでしまいます。
二人はキチェを捨てて楽園から出ることを相談していました。
蓮に声をかけられて我に返ったカチコは、蓮に怒りの平手打ちを食らわして怒鳴りつけました。
「昨晩あったことを全部吐け!!」
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感想
あああ~~(≧▽≦)
ドキドキしましたね~!
裏ヘンルーカですか!
ヘンルーカの前世ってどんな奴だったんでしょう!?
恐ろしい想像ばかりが脳裏を駆け巡ります。
もしかしたら蓮・ロジオンに黒聖歌を強要していたアスワドなんでしょうか?
アスワドはロジオンを利用しているとマージが言っていましたが、何を企んでいたのか気になりますね!
もしかしたら楽園の支配?それとも母星を支配しようとしていたのかもしれません。
だとしたら転生した先の地球を欲しがるのも納得がいきますね。
ロジオンが転生したのは蓮ですが、マージはもしかしたらカチコかもしれないと思ったらなおさら4巻がめちゃくちゃ気になります!
早く読みたいですね!!
それにしてもオイさんメチャカワです♡
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【ぼくは地球と歌う】4巻の発売日予想
【ぼくは地球と歌う】4巻の発売予定日は、3巻の巻末に2018年夏頃と書いてありました。
今までの巻の発行ペースから予想しますと、6月~7月くらいって感じですね。
ネットでの情報では2018年6月21日というのがありました。
また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
■【ぼくは地球と歌う】4巻は2018年7月20日に発売されました。
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→【ぼくは地球と歌う】2巻ネタバレ内容と感想・3巻発売日予想/カチコと蓮
まとめ
今回の記事は、
◆【ぼくは地球と歌う】3巻のあらすじと感想
◆【ぼくは地球と歌う】4巻の発売日予想
◆まとめ
以上の紹介でした。
御神木の根に絡んだヘンルーカのお母さん、アスワドの企み、雪の中に6巻では何が明らかになっていくのか楽しみですね!
ではでは(^0^)/
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→【ぼくは地球と歌う】2巻ネタバレ内容と感想・3巻発売日予想/カチコと蓮
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