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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
さいとうちほ先生の「輝夜伝」5巻が2020年6月10日にフラワーコミックスaから発売されました。
ドキドキの平安天女伝説は新たな展開へと突き進んでいきます。
- 月読が女であることを知ってしまった凄王
- 治天の命で帝とかぐや姫の結婚の儀が行われることに!
- 梟は月読をさらいに現れ、「血の十五夜」の話を聞かせると持ちかける。
今回は「輝夜伝」5巻の紹介をしたいと思います。
「輝夜伝」5巻
- あらすじと感想
- 6巻の発売日はいつ?
- 「輝夜伝」を無料読みする方法
- まとめ
(※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「輝夜伝」5巻
あらすじと感想
第21話 凄王見初む
治天の君は懸け守りを取り戻すために淑景舎に向かった梟と北面の武者・火麻呂。
彼らのせいで満月の光を浴びて宙に浮いて光りだした月読を、かぐや姫に「降ろしてやれ」と命じられた凄王はだけた胸元を見て彼女が女であることを知ると同時に恋に落ちてしまったのです。
懸け守りを取り戻せなかったことを怒った治天の君は自らかぐや姫に会いにきますが、かぐや姫が偽物ではないかと疑って彼女を怒らせて不思議な力を示させようとしました。
なので、かぐや姫(月読)が懸け守りをとっさに投げ、慌てて拾った治天の君はその中身の薬が無くなっているのを見て怒って月詠に摑みかかってきたのです。
ところがそこへ帝が現れて(かぐや姫に来てくれるように頼まれていた)窮地を脱した月詠ですが、ここで治天の君がとんでもない提案をしました。
それは「帝とかぐや姫の婚儀」でした。
『三日夜の餅の儀式(みかよのもちのぎしき)』と呼ばれる婚儀は、三日間わたって行われ、三日目の夜に『三日夜の餅(みかよのもち)』という餅を食べる正式な結婚の儀式でした!
月読はかぐや姫の身代りで偽の結婚をすることになってしまったのです。
これを聞いた凄王は大神に、「月詠は男と女のことをどのくらい知っているんだ?」と聞きますが・・・。
第22話 恋敵
月読を帝よりも大神よりも先に自分のモノにしたいと思った凄王は、加賀典侍(かがのないしのすけ)に取り入って『婚儀の手習いを授ける』というわけのわからない理由で部屋に入り込み、月読と二人きりになったスキにキスしてきたのです。
男と女のことなど全く知らないうぶな月読は男女のことという前提でキスされて、それが顔をぶつけるのではなく『口づけ』だと初めて知って驚きます!
そこへ凄王の言動が気になった大神がやってきますが、いつもと違う月読の様子に「何をした!?」と、大ゲンかになってしまったのです。
一方、月詠がどんどん美しくなって女性として凄王や大神を惑わしてしまったのが面白くないかぐや姫は、月詠とケンカしてしまいました。
太郎丸と庭を散歩しているうちに帝のところまで来てしまったかぐや姫が、「どうするつもりじゃ?月詠は実は女子じゃ」と言ったことを、やきもちを焼いていると悟った帝は喜んで、
「婚儀の証である三日夜の餅はあなたと食べよう」
そう言ってその場ですぐに二人きりで『三日夜の餅』を食べたのです。
その頃、悩みを抱える月詠は弓の鍛錬をしていた大神の所へ行きますが、その様子を見た凄王は激しく嫉妬するのでした。
第23話 帝の婚儀
やがて淑景舎(しげいしゃ)で(偽の)婚礼の儀が執り行われる日がやってきました。
治天の君はかぐや姫が偽物ではないかと疑っていたので、「夜の御殿」の儀式で自分が『衾覆いの儀(ふすまおおいのぎ:新婚のふたりに寝具をかける役目)』)をすると言い出したのです。(⇐実はかぐや姫の顔を確認するために)
その夜、婚儀のための支度ができた月詠は、弘徽殿上御局(こきでんのうえのみつぼね)で迎えが来るのを待っていると、そこに現れたのは梟でした。
部屋の周りにいた人々を眠りの術で眠らせて部屋に入ってきた梟は、月詠に「俺は死んだはずのお前の兄者だ、お前を連れに来た!俺と一緒に来い」と言いますが、目を覚ました大神たちに気づかれて逃げてしまいました。
やがて「夜の御殿」に導かれた月詠は帝と同じ布団に横たわると、そこへ『衾覆いの儀』を行うために治天の君が入ってきて寝具をかけながら月読の顔を見ようとしますがとっさに帝が月読の頭を抱え込んで隠してくれました。
治天の君はそのまま几帳の向こうの座って退室しようとしないのです。
どうしようと困っていると、布団の中に突然かぐや姫が現れて二人の間に割り込んできました。
かぐや姫と帝の仲良さそうにイチャイチャする影を几帳越しに見た治天は諦めて出て行き、月詠は三人で同衾する布団の端で梟の言葉を思い出していました。
第24話 露顕の夜
翌朝、淑景舎から部屋に戻った月詠は、昨夜、梟が来たことを大神と凄王に打ち明けます。
真実が知りたいと思い始めた月詠に、「偽りに決まっておる!!」と言う凄王。
やがて婚儀三日目の夜、「三日夜の餅」を食べる儀式を終えた月詠は廊下の向こうを通り過ぎる梟を見かけました。
儀式を終えて退室した後、廊下で待っていたのは束帯姿の梟でした。
梟の素顔を見た月詠は改めて兄の竹速だと確信しますが、そこへタイミング悪く大神がやってきて、2人は切り合いになってしまっいました。
大神の額に傷を負わせた梟は、「血の十五夜に何があったか教えよう」と言い、それを聞いた月読は自らついて行ってしまったのです。
第25話 月の娘
月読を馬に乗せて外へ連れ出した梟は、重い装束を脱がせて馬に乗せ、動きやすい直垂に着替えさせてそのまま徒歩で逃げました。
その頃、かぐや姫がさらわれたと大騒ぎになっていた蔵人所では治天の君が火麻呂の不始末を責め立てています。
また、清涼殿ではかぐや姫を探して淑景舎までやって来た帝の前に本物のかぐや姫が姿を現したので、ホッとして「良かった」と言って涙をこぼしました。
そして帝の「愛しい姫」という言葉を聞いたとたんにかぐや姫の様子がおかしくなって、体が燃えるように熱くなり倒れてしまったのです。
次の瞬間、起きあがった彼女は幼子の姫ではなくて元の姿のかぐや姫に戻っていました!
そこへかぐや姫がいなくなったと報告に来た治天の君は、御簾の陰にいる本物のかぐや姫を見て驚愕します。
一方、山裾の一軒家に逃げこんだ月詠は、兄の竹速から実は本当の兄妹ではなく、お前は叔父が連れてきた美しい女人が産んだ子供で、母親がいなくなって叔父も死んでしまったので、俺は元の生業である間者をしながら幼いお前を育てたと話します。
叔父は母親のことを”月の娘”と呼んでいたこともあり、生まれた子供が普通の子ではないこともすぐにわかったと言いました。
なんと!月読は普通の倍の速さで成長し、満月を見ると目が光り、人を恐れさせたのだそうです。
やがて月読が生まれて5年目に黒の陣で「血の十五夜」が起ったと話してくれました。
月読を連れて黒の陣に入った夜は十五夜で、いきなり陣の中に強烈な光が差しこんでみんな焼け焦げて死んでしまい、その時に不思議な声が聞こえたと言ったのです。
『コノ娘ハ半分シカ年ガイッテイナイ モウ一度必ズ迎エニクル 十五夜ニ』
その惨状の中で月詠だけが生き残り、不思議な力で自分を生き返らせてくれたから蘇った命はお前のために使うことにしたのだと告げる竹速です。
その夜、治天の君はいろいろ考え合わせた結果から、月詠がもう一人の天女である可能性に気づき、真実を調べさせるために瀕死の大神を巻き込もうとしていました。
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どんどんすごい話になってきましたね!
婚儀の夜のシーンでは、治天の君が乱入してくるし、やきもち焼のかぐや姫も飛び込んでくるしでハラハラドキドキしちゃいましたよ~!!
でもかぐや姫ってば可愛いですね~?
帝に告白されてのドキドキで若返りの薬の効力が切れちゃったんでしょうか(#^.^#)
かぐや姫と帝が幸せそうでなによりですが、ふたりが結ばれたらかぐや姫は月に強制送還とか・・・やっぱり悲恋なんですかね・・・。
全く結末が想像できません。
治天の君の執念深さはあの顔も含めて蛇のように恐ろしい!!
巻き込まれた大神はどうなっちゃうんでしょうか??
それにしても月からの使いってどんな姿をしてるんでしょうかね?
強烈な光でみんな焼け焦げてしまったとか、いったいどんな宇宙人なんだ!??
6巻の発売日はいつ?
「輝夜伝」5巻は2020年冬発売ということですが、1~5巻が5ヶ月おきの発売になっていましたので、11月頃ではないかと予想してみました。
また詳しい情報が入りましたら更新していきたいと思います。
しばらくお待ちくださいね!
「輝夜伝」を無料読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「輝夜伝」5巻の紹介でした。
ついに結婚の儀まで終えてしまったかぐや姫と帝。
逃避行を計った月詠と竹速!
2つのカップルの未来はどうなるんでしょうか!?
ではでは(^o^)/
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