【甘々と稲妻】2巻ネタバレの内容と感想・ギョーザパーティと小鳥の心

     

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お元気ですか?うめきちです(^0^)

雨隠ギド先生の【甘々と稲妻】2巻です。

この物語は、妻を亡くした高校教師のお父さんと幼稚園児のつむぎちゃん、女子高生の小鳥ちゃんが毎回とってもおいしそうな家庭料理を作って食べるほのぼの料理マンガです。

主人公のおとさんが娘のつむぎちゃんのために作る料理なので、幼い子供の舌に合わせた調理の仕方や味付けなんかがとてもわかり易くて、料理の苦手な人でもちょっとやってみようかなぁって思うレシピが毎回ついています。

今回はピーマン入りグラタンから始まります。

ということで、今回の記事は、【甘々と稲妻】2巻のあらすじと感想&小鳥の気持ちを紹介していきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【甘々と稲妻】2巻のあらすじ&小鳥の心

今回・2巻もおいしくて楽しいストーリーとレシピが満載でした。

新しいキャラやシチュエーションでおとさんとつむぎ、小鳥の団欒は続いていきます。

最後のお祭りで迷子になっちゃうストーリーなんかすごくありがちな話だけど何だかジーンとさせられてしまいました。

カンの良いしのぶは小鳥の気持ちがどこへ向いているか、ギョーザパーティーをした時にすぐに気づきました。

・小鳥は犬塚先生とつむぎ親子が大好き

・最初はひとりで食べるご飯が寂しかったから誘っただけだった

・でも先生に料理を教えているうちにこのひとときがとても大切な時間になってしまった

読み進むにつれて、私たちも小鳥と先生つむぎの優しい時間にまぜてもらっているのに気がついてほっこらした気分になりますね。

その1.きらいな野菜とコロコログラタン

学校の同僚の先生からいただいたお裾分けの野菜と実家から送られてきた野菜で犬塚家は今、野菜が盛りだくさんです。

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中でもピーマンが目を引きますね。

つむぎも多くの子供と同じように苦い野菜はキライです。

試しに作ってみたピーマンの肉詰めは見事にハズレ!つむぎを泣かしてしまいました。

どうやったら野菜を食べてくれるのだろうが?

小鳥に相談してみると、グラタンを作ろうと言うことになりました。

たっぷりある色々な野菜を小さくてコロコロに切って並べてベシャメルソースをかけてグラタンの出来上がり‼

野菜を洗ったり並べたり、グラタン皿に敷き詰める仕事はつむぎの出番です。

美味しく焼き上がったグラタンを取り分け、つむぎが赤や緑のピーマンを食べると

「苦いのにゴックンしてえらいなあ」と大喜びのおとさんです。

「おとさんっハイ アーン♥」

と言って食べせてくれたチーズの下にはありったけかき集めたピーマンが入っていました。

やられましたね!

その2.お休みの日のとくべつドーナツ

日曜日、小鳥は友人と映画を見て帰る途中で、つむぎと手を繋ぐ見知らぬ男性を見て

「もしや、誘拐?」

と、つむぎのことが心配で後をつけていきました。

公園でそっとうかがっているとやがて、犬塚先生がやってきてこの男性は、先生の高校の同級生の八木さんだと紹介してくれました。

彼には、幼稚園もシッターさんもお願いできないときのピンチヒッターを頼んでいるのだそうです。

つむぎがドーナツが食べたかったのだと知った小鳥は突然、

「ドーナツを作ろう!」
と提案しました。

今回の料理は本格的なドーナツです。

こねて練って1時間ほど発酵させたら、ドーナツの形に作ってまた、1時間発酵させるのです。

最初の発酵時間は、普段のお礼代わりにおとさんがお店の掃除をしてくれましたが、次の発酵時間は、小鳥の思い付きで先生とつむぎはプリクラを撮りに行ってきました。

大喜びのつむぎとニコニコの小鳥の顔を見て、今度は僕が頑張るぞ!とばかりに発酵がすんだドーナツを油で揚げていきます。

揚げたてのドーナツに小鳥が砂糖やチョコでコーティングしてくれました。

「つむぎねー ドーナツねー つぎからは おとさんと お休みの日に食べるうれしいヤツっておもう・・」

思わずうるうるしちゃうおとさんでした。

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その3.明日もおいしいイカと里芋の煮物

今日はつむぎの幼稚園の参観日です。

おとさんが見に来てくれているので、つむぎは張り切って大きなイカの工作を作っていました。

家に帰ってからつむぎの食べたいものを聞くと、「イカ!」

そこで、今回はイカの煮物に挑戦することになりました。

今回も包丁の係りはおとさんです。

ぬるぬるして皮が剥きにくい里芋や、初めてイカの下ごしらえをして、震えてしまいました。

出来上がった《里芋とイカの煮物》はつむぎのお気にめしたようです。

特に、イカの足の付け根の部分がまるで王冠のようですこぶる気に入ったようでした。

次からは入れてねとのご注文です。

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その4.おともだちとギョーザパーティー

犬塚親子が例のごとくご飯を作って食べて片付けているところに、小鳥の友達のしのぶが訪ねて来てハチ合わせてしまいました。

訳を聞いたしのぶは自分も混ざろうと思い、何気に言った、

「メンバーが増えてパーティーみたいだな」

という言葉につむぎが反応してしまいました。

そして、パーティーの招待状なんか作ってしまったのです。

幼稚園の友達に配る前におとさんにストップをかけられましたが、おとさんの友達の八木には渡してしまった後でした。

その日、おとさんとつむぎはギョーザが食べたくなりました。

小鳥の所へ行くとしのぶがいて、そこへ招待状をもらった八木がやって来ました。

今日は《ギョーザパーティー》をすることになりました。

まずは皮から作ります。

皮のタネを寝かしている間にギョーザの具を作ります。

ここでしのぶと八木の料理の腕がクローズアップされるのでした。

その包丁さばきたるや、まるで料理番組を見ているようです。

料理できない組の小鳥とおとさん・つむぎも触発されて、自分のできることをがんばりました。

小鳥がつむぎの作ったギョーザに小さな皮で作ったリボンを付けてくれました。

そんな小鳥の様子を見ていたしのぶに、物陰で

「ホントは三人の団欒を大事にしたかったんじゃねーのか?」

と言われ、うろたえながらも

「大切にしたい・・・」

と答えます。

そして、がんばって作ったギョーザをみんなでほうばり、ギョーザパーティーは大にぎやかです。

「またやろうね」と言う小鳥の言葉に、しのぶは

「お前らがもう少し上達したらなっ!」と答えました。

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その5.お祭りと五平餅

今日は「夏越しの大祓」というお祭りです。つむぎとおとさんも来ていました。

輪投げや的あてゲームで楽しんでいましたが、おとさんがふと目を離したスキにつむぎは迷子になってしまったのです。

真っ青になってつむぎを捜し回るおとさんは、小鳥たちに出会い、つむぎが迷子になったと言いました。

みんなで探すうちに金魚すくい屋でしゃがんで金魚を見ているつむぎを見つけ、おとさんはつい、大きな声で怒ってしまいました。

驚いて泣き出したつむぎを抱きしめて

「ごめんなさい 今日は帰ります」

と、小鳥たちに告げて帰ろうとすると、帰りたくないつむぎは小鳥の手を離しません。

『ここは私が一肌脱いでおいしいご飯を作って、この暗い空気をなんとかしなくては!』

と、ご飯を炊きますが、つい目を離して焦がしてしまいました。

がっかりして悲しくなって・・

でもその時、思い出したのです。

小鳥のおとうさんとの思い出の五平餅作りを!

お焦げご飯で五平餅を作るのです。

三人で作った五平餅は、それはそれはおいしい五平餅でした。

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感想

小鳥の表情がすごく優しいですね~

彼女の心の中の淡い気持ちが表れているんでしょうか。

とは言え、立場は先生と生徒ですからね。

時々は他にもメンバーが増えた方がいいと思いますよ。

今日びのPTAは何でもないことでも問題にしますからね。

書籍情報

まとめ

今回の記事は、【甘々と稲妻】2巻のあらすじと感想を紹介してみました。

雨隠ギド先生のほのぼらのとしたやさしいタッチとストーリー運びの穏やかさに心が癒されます。

泣きべそをかいていても、美味しそうな料理ができていくのを見ているとだんだんと泣くのを忘れてしまうつむぎの無邪気な表情が、抱きしめたいくらいかわいいですね。

次はどんな三人の団欒を見せてくれるのか楽しみです!

ではでは(^0^)/

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