お元気ですか?うめきちです(^0^)
集英社刊行の『王妃マルゴ』4巻が2016年1月30日に出版されました。
このマンガはすごいです!
何がすごいって、まず衣装が豪華!登場人物がみんな美形!恋愛感覚が違い過ぎる!
舞台は16世紀のフランス、王女マルグリット・ヴァロワ(マルゴ王女)を主人公とする、宗教戦争や王位継承問題と権力欲が絡んだ、複雑な王家と貴族たち、周りの諸国を巻き込んだフランス版大河ドラマというところです。
1巻~3巻はマルゴの幼少期から少女時代までが描かれていますが、こちらの内容も驚きの連続でした。
1月に発売された4巻目ではマルゴの結婚がテーマです。
華麗な衣装と美しいキャラに翻弄されていっきに読んでしまいました!
今回の記事は萩尾望都氏の歴史ドラマ『王妃マルゴ』4巻のネタバレなあらすじと感想について紹介していきたいと思います。
あのジャジャウマなマルゴがおとなしく結婚するのでしょうか?
(※なお、ネタバレのため結末が知りたくない方は読まない方がいいかもしれません。)
『王妃マルゴ4』のネタバレなあらすじ
詳しくはこちらもご覧ください
当時のヨーロッパではフランス王アンリ3世とギーズ公アンリ・ナヴァリ王子アンリが、カトリックとプロテスタントの宗教が絡んだ複雑な対立が続いていました。
フランス王家の母后カトリーヌ・ド・メディチはスペインとの戦争を避けるために娘のマルゴ王女をナヴァリの王子アンリと結婚させようと考えつきました。
ナヴァリの王子アンリは幼いころ共にフランスの城で育った仲ですから嫌いな人ではありませんが、マルゴはカトリック、ナヴァリの王子はプロテスタントです。
宗教の違いがマルゴにはどうしても嫌でした。
そして何よりもマルゴには秘密の恋人がいたのです。
それはギーズ公アンリでしたが、彼は妻帯者です。つまりは不倫てことですね。
母のカトリーヌ母后はスペインとの戦争回避のためにマルゴとナヴァリのアンリを何がなんでも結婚させてしまいました。
そして裏切者のコリニー提督に心酔し、操られるままにスペインとの戦争を始めようとしたマルゴの兄・現王アンリ3世の目を覚まさせるため、ギーズ公アンリを刺客としてコリニー提督のところへ送り込みました。
暗殺は失敗しましたが、カトリーヌ母后の説得でアンリ3世は自分がコリニーに操られていることに気づいて混乱してしまいます。
やけくそになったアンリ3世は「プロテスタントたちを皆殺しにせよ!」と叫ぶのでした。
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中世フランスの結婚事情とマンガの感想
中世の頃の倫理観は現在とはずいぶん違い、結婚しても妻以外にも恋人はたくさんいるし、政略のためなら血の近い親族でも結婚します。
もちろん好きなら不倫でもかまわないようです。
乱れきっていますね。
まあ、古代エジプトの時代から血統や権力を守るために血族結婚は繰り返されてきましたが…
それにしてもここまでとは思いませんでしたから正直なところビックリしましたよ。
史実に残されている記録でも、ナヴァリの王子アンリ(後にブルボン王朝の祖・アンリ4世となる)はかなりのプレイボーイで女性遍歴は華やかでした。
対する妻マルゴの方も若い頃から絶世の美女として数々の浮名を流していたそうです。
子供の頃から小悪魔的な魅力にあふれていて、無意識に男を狂わせていたみたいですね。
幼いころから好きだったギーズ公アンリと結ばれることができなっかったマルゴは、結婚してからもギーズ公アンリを愛する気持ちは捨てることができずに苦しみます。
だから他の人で代用しようとしたんでしょうかね?
昔の人たちはパワフルだったのですね~
次巻が楽しみですね。どんな展開がまっているのでしょうか?
予想では、『王妃マルゴ』5巻は2016ねん6月か7月あたりに発売日がくるのではないかと思われますが・・・
歴史上ではやがてマルゴとアンリ4世は離婚しますが、そこにはどんなドラマがあるのかワクワクしますよね。
(追記・・・2017年2月26日頃発売という情報がありました〈12/10〉)
書籍情報
まとめ
今回は萩尾望都氏の歴史マンガ『王妃マルゴ4』のネタバレなあらすじと感想について紹介してみました。
NHKの大河ドラマでもそうですが、いつの世も権力に絡む陰謀と男女の事情は同じってことなんですね。
マンガの方はマルゴの人生の一代記のようですが、本当に好きだったギーズ公アンリとは永遠に結ばれないのか、どんでん返しが待っているのか、これからどういう物語になっていくのか早く読みたいです!
ではでは(^0^)/
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