「輝夜伝」2巻ネタバレ感想天女が2人&謎の男/梟と恋に苦しむ大神

     

2019-03-08_150936

引用元https://www.amazon.co.jp/

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

さいとうちほ先生の「輝夜伝」2巻が2019年3月8日にフラワーコミックスaから発売されました.

  • 天の羽衣を探す滝口の武者の三貴人。
  • 入内するために冷泉院の養女として伏魔殿に移り住むかぐや姫。
  • かぐや姫付きの守り役となった月詠もまさかの天女?。

ドキドキの平安天女伝説の始まりです!

今回は「輝夜伝」2巻の紹介をしたいと思います。

「輝夜伝」2巻 

  • あらすじと感想
  • 3巻の発売日はいつ?
  • まとめ

(※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

スポンサードリンク

「輝夜伝」2巻

あらすじと感想

第6話 羽衣

かぐや姫が帝に出した条件『天の羽衣』の探索をする滝口の武者の三貴人・大神、凄王、月詠は、「教えてほしくば自分ところに来い」と梟に言われたことから治天の君の住まい・冷泉院にやってきました。

そこで梟と二人だけで話すことになった月詠は、男の身なりをして都に出てきた理由を聞かれたので仕方なく答えました。

「兄者がなぜ死んだのか知りたくて・・・」

その頃、北面の武者の詰所にいた大神たちは「腹が痛い!」と言って、トイレに行くフリをして屋敷内を探っていました。

そして治天の君が塗籠の中で羽衣を出しているところを目撃するのでした。

2019-03-08_192644

結局、羽衣のことを教えてもらえなかった月詠ですが、その夜、夢の中で梟から告げられます。

「帝の禊の時にそれはおりてくる。しかし帝は気づかない」

それを月詠から聞いた帝は、毎年、禊の時に着る『天の羽衣』と称される湯帷子が、今年は違っていたことに気づきました。

「天の羽衣を見つけたり!朕はかぐや姫に勝った!!」

第7話 赤い緒

帝はかぐや姫の所へ『天の羽衣』を持って来ると、それを手にしたかぐや姫は確認するためと言って「それ!」と、宙に舞わせるのでした。

ふわりと浮かんだ羽衣は庭に舞い出ると、そこに繋がれていた犬がじゃれついてきました。

帝はその時、犬の首に付けられた首輪を見つけ、

「太郎丸・・・お前は朕が飼っていた太郎丸か?」

太郎丸と呼ばれた犬は、2年前、帝がまだ「春宮(とうぐう)」になる前の「皇子」だった時に飼っていた犬で、ある朝、逃げ出してしまったのを追いかけて町へ出た皇子は橋の下で死んでいる太郎丸を見つけました。

死んでしまった太郎丸を抱いて泣いている皇子の前に現れた女童が、不思議な力で犬を生き返らせてくれました。

けれどその時、皇子を探しに来た家来たちの声が聞こえたので、そっちに気を取られた皇子が太郎丸と女童を振り返るとすうっと消えてしまったのです。

皇子の手には彼女がくれた赤い鼻緒の草鞋だけが残っていました。

かぐや姫があの時の女童だと気づいた帝はすぐに「かぐや姫を女御に迎えたい」と言うのでした。

どうやら初恋の人だったのね💛

しかしただの竹取の翁の娘の身分では帝に入内することは出来ないとして、まずは治天の君の養女となって年明けに入内することになりましたが、ここでまたかぐや姫は条件を出したのです。

それは『月詠を自分の護衛として付けること』

かくして月詠はかぐや姫の守るために冷泉院へと行くことになったのです。

第8話 伏魔殿

けれど月詠が女であることを知っている大神は心配でなりません。

伏魔殿と陰口を叩かれる冷泉院は男ばかりだし、治天の君は男色だし、カワイイ男の子(ちがうけど)の月詠は絶好のカモになりそうです・・・ヤバイです(;´Д`)

月詠のことが好きな大神にはとんでもない出来事ですね!

なので滝口の長に頼みこんで大神と凄王も付き添うことになりました。

かぐや姫を冷泉院へと送り届けると、義理の父となった治天の君が

「顔を見せよ」

と言いますが動こうとしないので治天の君自らかぐや姫の方へ近寄り、その扇に触れた瞬間消えてしまったのです!

すると知る人ぞ知る天女フリークである治天の君は大喜びしてしまいました。

そしてその夜、治天の君はかぐや姫に夜這いをかけにきたのです。

かぐや姫の部屋の前で警護していた月詠は、「治天の君には目を付けられるな!」と梟からきつく言われていたのに目を付けられてしまいました。

2019-03-08_200117

ヤバイじゃん!!( ゚Д゚)

第9話 塗籠の天女

「顔を照らせ!」

治天の君にそう命じられた火麻呂がロウソクの火を近づけたその瞬間、突然吹きつけた風にあおられてロウソクは消え、火麻呂は何者か(梟)に突き飛ばされて驚いて立ち去ってくれましたが、その様子を木の上で見ていたのはかぐや姫でした。

翌日、かぐや姫に月詠が昨夜のことを報告にきていた時、太郎丸が綱を切って逃げ出し、塗籠の中へ入ってしまったのです。

太郎丸を追いかけてきた月詠は急いで中に入り、犬を連れ出そうとしましたがそこは光輝く宝物たちがカタカタ音をたてる不思議な部屋だったのです。

そして塗籠に何者かが入り込んだことに気づいた治天の君が扉を開けようとしています!

「わらわの犬を迎えに参った」

間一髪、かぐや姫が現れて治天の君を押し止め、塗籠の中の太郎丸を抱き(密かに月詠を後ろに隠して)部屋を出てきました。

「そなたを天女の宝と一緒にここに飾っておきたいくらいだ」と強気にのたまう治天の君ですが、嫌いな犬を前面に押しつけられてはたまりません。

治天の君がおののいてふらついたスキに月詠はまんまと逃げ出し、かぐや姫は高笑いと共に消え去りました。

大神は梟から「昨夜のことも今のことも、すべて月詠に聞くがよい」と言われ、戸惑いつつも聞くことに・・・。

第10話 天女の寝覚め

治天の君がかぐや姫に夜這いをしようとしたことを知った帝は、もう一刻の猶予もできないとばかりにかぐや姫を迎えに冷泉院へ行き、さっさと引っ越しさせてしまいました。

その夜、新しい部屋でくつろぐかぐや姫は、今夜の見張り役である梟と腹の探り合いのような話をしています。

同じ頃、正式な滝口の武者に昇進した月詠を祝って宴が開かれていました。

ところがそこで大神は梟から、

「お前は月詠の兄の代わりなんだよ。それ以上踏みこむな!」と、言われてしまうのです。

みんなが宴会騒ぎで盛り上がっている時に、当の月詠は酔った満月に「得体の知れないヤツ」と言われて廊下の隅で凹んでいました。

そこへやって来た大神は「かわいそうに・・・」と優しく言いながらも酔いが手伝ってか月詠を抱きしめてキスしてしまうのでした!

驚いた月詠が逃れようとすると真上には大きな十五夜の満月が!

「十五夜ニソトニデテハナラヌ・・ナラヌ!!」

その瞬間、異常な力が働き宴会はめちゃめちゃになり、おぼろに光る月詠は月に向かった手を差し伸べていたのです!

2019-03-08_200044

駆け付けた梟が月詠の目を塞ぎ、月は雲に隠れて、気を失った彼女を抱きあげる梟を見る大神は・・・!!

スポンサードリンク

ヤヤヤヤヤ!!!

とんでもない展開になってきました!!

月詠が天女なのは薄々わかっていましたが、これはもしや十五夜の月を見ると天に帰ってしまうということなんでしょうか!?

そして梟は死んだはずの月詠の兄!?

だとすればつじつまは合うのですが、でもそれなら生きていることを隠している理由は?

謎だらけです(@_@;)

そもそも『月から落ちてきた』というのはどういうことなのか?そこからですね。

関連記事➜「輝夜伝」無料で試し読みする方法&2巻のあらすじも!

3巻の発売日はいつ?

「輝夜伝」3巻の発売日は、巻末に2019年夏頃発売と記されていたことと1巻の発売日が2018年10月だったことからおそらく8月くらいではないかと予想してみました。

また詳しい情報が入りましたら更新していきたいと思います。

※「輝夜伝」3巻は2019年8月9日に発売されました。

✒合わせて読みたい↓

まとめ

今回は「輝夜伝」2巻の紹介でした。

すごく続きが気になるラストでしたね。

梟の正体とはいったい何者なんでしょうか?

ではでは(^0^)/

✒合わせて読みたい↓

✒書籍情報↓Amazon

✒楽天での検索はこちらから↓


sponsored link

  • このエントリーをはてなブックマークに追加