お元気ですか?うめきちです(^o^)/
さいとうちほ先生の「輝夜伝」1巻が2018年10月10日にフラワーコミックスaから発売されました。
「とりかえ・ばや」に続いての平安時代物語です(#^.^#)
時代ものってなぜか惹きつけられてしまいますね。
「輝夜伝」はかぐや姫を題材にしているちょっと心惹かれるマンガです。
そこで今回は「輝夜伝」1巻の紹介をしたいと思います。
「輝夜伝」1巻
- あらすじ
- 感想
- 2巻の発売日はいつ?
- まとめ
(※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「輝夜伝」1巻
あらすじ
第1話 月詠
時は平安時代。
都ではたいそう美しい姫君「かぐや姫」の噂でもちきりで、姫を一目見ようと連日連夜男たちが詰めかけてくるので、養い親の竹取の翁は心配のあまり姫を屋敷の奥に隠して一歩も外へ出さず、屋敷の周りは警護の者たちで囲むという厳重な警戒ぶりでした。
そんな中、かぐや姫や当時の治天の君の噂をしていた町衆を捕らえようとした北面の武者・吉備火麻呂(きびのひまろ)は、駆け付けて来た滝口の武者・凄王(すさのお)と大神(おおかみ)と戦いになりました。
しかし多数VS2人では凄王たちもそろそろヤバイと思っていた時に、突然塀の上から飛び降りてきた小柄な少年に助けられたのです。
少年は北面の武者たちを身軽な動作で蹴散らして再び塀の上に上に舞い上がり、反対側で待っていた凄王たちに合流した後「滝口の武者」に入れてほしいと言いました。
彼の名前は「月詠」年は16歳で、元八咫烏の長の葛城の翁に育てられ、兄が殺されてから立派な滝口になるために八咫烏の修業をしてきたのです。
滝口の長に目通りすると、「凄王」「大神」に「月詠」が加われば神話の三貴人になるなと、見習いに加えてもらえることになりました。
大神の家に住むことになった月詠は汚れた身体を池で洗ってくると言ってかけ下りて行ったので大神が後について行くと驚きの光景を目にすることに!
なんと月詠は女だったのです。
驚いて「月詠は預かれない」と断りに行った大神が、長から見せられた葛城の翁からの文には月詠が『血の十五夜』という謎の滝口皆殺しの生き残りだと書かれていたのです。
月詠の目的は兄の死の真相を知ることでした。
大神の家もまた、父上が『血の十五夜』で犯人の濡れ衣を着せられて亡くなり、アッという間に没落してしまったのです。
第2話 黒の陣
滝口の武者見習いになった月詠は、大神と共に内裏に出仕し、そこで「黒の陣」と呼ばれる不気味な雰囲気の建物を見ました。
「黒の陣」はかつて武器庫&滝口の宿直場所として使われていた場所でしたが、『血の十五夜』の惨劇があった現場で、あれ以来放置されていたのです。
その夜、大神と一緒に宿直することになった月詠は「名対面」という蔵人の儀式で、清涼殿から聞こえてきた「朕は・・・帝なり」という声が少年の声だったので驚きました。
その後の見回りでふと「黒の陣」に目を向けた時、雲が切れて姿を現した月は十五夜でした。
それを見た月詠は『十五夜ハ外ニ出テハナラヌ』という声が頭の中に響き、夢中で「黒の陣」の中に駈け込んでしまったのです。
後を追ってきた大神も一緒に飛びこんできて、月詠に問いただします!
「ここで何があったのだ。あの夜ここで見たことを教えてくれ!」
けれど幼かった月詠は血が1滴も流れていなかったこと以外覚えていませんでした。
その頃、冷然院(れいぜいん)では治天の君が北面の麻呂(吉備火麻呂)からかぐや姫についての報告を受けていましたが、彼らが滝口の武者にやられたことが気に入らなかったので、次の調査は西面の武者・梟に命じました。
第3話 兄者
月詠は兄の身に起こったことを少しでも知ろうと、大神や凄王と一緒に蔵人所に保管されている記録を調べますが、兄の名前はどこにも見つかりませんでした。
これはもしかしたら生きているということなのかと一縷の希望を持つ月詠でした。
一方、かぐや姫を調査に来た梟は、夜中になると笹の葉の幻術で家来や女御たちを眠らせたあと、ぼうっと光るかぐや姫の帳台(部屋)の帷(とばり)をめくると、目も眩むような光がほとばしるのでした。
「かぐや姫と呼ばれる女性・・・人にあらず」
「やはり・・・天女か?」
梟の報告を聞いた治天の君は、かぐや姫を帝の女御として入内させようと考えました。
第4話 かぐや姫
帝は治天の君に命じられて、イヤイヤながらかぐや姫に会うために竹取の翁の屋敷を訪ねたのです。
けれどかぐや姫は姿をくらましてしまい、屋敷の中のどこにも見当たりません。
もしや誰かにさらわれたのかも知れないと、滝口の武者たちは総出で探しに出ました。
月詠は田んぼのあぜ道を『むかし、兄者と来たことがある・・』と思いながら眺めていると、「美しい女が竹林の方へ歩いてゆくのを見たんじゃ。追え!」と、3人の男たちが騒いでいる声を聞き、
「ならぬ!!」
月詠は男たちを一撃の元に倒して竹林へ向かいました。
竹林の中にはひとりの女性が月に向かって衣を振っています。
「かぐや姫!?」
彼女が振り返ると急にその体が光り始め、なぜか月詠の体も同調したように光りだしたのです。
「そなた・・・いったい何者じゃ?」
第5話 梟
その様子を竹の影で見ていたのは梟でした。
梟に気づいたかぐや姫は「めんどうはいや」と、スウッと消えてしまったのです。
大神たちがやっと月詠の所へやってきたころには、かぐや姫はすでに屋敷の中に戻っていました。
『やっぱり自由に消えたり現われたりできるんだ』
かぐや姫の不思議な力を目の当たりにして自然とそう感じた月詠でした。
屋敷に戻ったかぐや姫は帝と対面すると、扇で顔を隠しながら消えたり現われたりしながら帝をからかっています。
「鬼を捕まえてみなされ」
いきなり滝口の武者たちの前に現れたかぐや姫が、すぐそばに立っていた月詠たちが帝の三貴人だと教えられたところにやっと帝がやって来て、
「鬼!召し取ったり」とかぐや姫をつかまえました。
するとかぐや姫は帝にも、他の求婚者たちと同じような難題を出したのです。
それは『天の羽衣を持ってくる』という難題で、月詠もその捜索に加えるようにと言うのでした。
『天の羽衣探し』に奔走する月詠たちは、羽衣が隠されているという寺に来ていましたが、しまわれていたはずの箱の中は空っぽで何もありません。
他を当たろうと外へ出た一行ですが、月詠は何者かの視線を感じてふり返ると梟が誘うように堂の中へ入って行きます。
中に入った月詠は「天の羽衣を探しに来たのか」と、どこからか問いかけられて「そうだと」答えました。
そしていきなり後ろに現れた梟に押し倒されて、女だと知られてしまったのです!
ところが、
「また会おう。かわいい月詠」
そう言って何もせずに去って行ってしまいました。
スポンサードリンク
感想
月詠がかわいいですね~(*´▽`*)
かわいい顔に似ず、メチャクチャ強いところもカッコイイ!!
最初、月詠がかぐや姫かもと思いましたが、本物はもっと大人の美女でしたね。
不思議な力が使えるかぐや姫と、彼女の力にシンクロする?月詠の正体がスゴク気になります。
怪我してすぐに治るとか、かぐや姫も同じこと言われてたし・・・きっと何か繋がりがあるんですね。
それと梟ですが、ラストシーンで敵のはずなのに何故か急に態度が柔らくなったような?
もしかしたら生き別れの兄者って彼かも!? イヤイヤ違うでしょ!!
大神と男同士の♡を疑われてからかわれる場面には笑いました。
大神は月詠が女だと知っているから複雑でしょうね(#^^#)
平安朝衣装や調度品の美しさや歴史考証も見ごたえがありましたね。
さすがにさいとうちほ先生ならではですね。
2巻が出るのが楽しみですー!(≧▽≦)
すぐに続きが読みたい方は月刊フラワーズ11月号で読めますよ!
2巻の発売日はいつ?
今のところ「輝夜伝」2巻の発売日は2019年3月上旬となっています。
詳しい日時などはまた詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
※輝夜伝2巻の発売日は2019年3月8日です!
電子書籍で読みたい方はこちらから検索してくださいね↓
合わせて読みたい↓
➜「輝夜伝」2巻の発売日はいつ!? 発売日や内容は?購入方法も!
まとめ
今回は「輝夜伝」1巻の紹介でした。
何か妙にわくわくする物語が始まり、今後の展開がきになります。
イケメンがいっぱい出て来るのでそれも嬉しいですね~。
ではでは(^0^)/
合わせて読みたい↓
➜「輝夜伝」2巻の発売日はいつ!? 発売日や内容は?購入方法も!
書籍情報↓Amazon
☆