お元気ですか？うめきちです(^o^)／

2018年10月19日に発売された福田秀先生のコミックス「ドロ刑」3巻も面白かったですね～！

運命的に知り合った伝説的な泥棒・煙鴉と主人公の刑事・班目勉は担当はタッグを組んで窃盗やひったくり捜査に当たるようになったのですが・・・。

ちなみのこのマンガはこの秋に連続ドラマとして10月から放送されています！

そこで今回はコミックス「ドロ刑」に3巻ついて紹介したいと思います。

「ドロ刑」3巻

あらすじと感想
「ドロ刑」4巻発売日は？
まとめ

（※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

「ドロ刑」3巻

あらすじと感想

あらすじ

Episode;17　相棒

「アンタ何者？」

煙鴉がカタギじゃない事を鋭く見抜いた愛華の問いに、

「彼の相棒」

そこへ現れた羽鳥は愛華の持つ高級クラブ7店舗を狙って業務提携を迫っていました。

しかし羽鳥の狙いなどお見通しの愛華はまったく応じようとはしません。

煙鴉がそこへ口を挟み、さらに羽鳥のピストルをスリとって斑目が警察であることをほのめかしたために、今度は煙鴉にピストルを突きつけてを脅してきたのです。

「ごめんヘマしちゃった・・・今までありがとう・・・あまり力のなれなかったけど・・・僕は君の相棒？」

なんて遺言めいたことを言うもんだからつい、

「ーーあ…」と言いそうなった斑目の目の前で抜きとった弾倉を見せびらかせていました。

形勢逆転した煙鴉は取り上げたピストルを手下の男の頭に突きつけて、

「装填済みの銃なら弾倉がなくても本体に1発残ってるんだよ」

手下の男は（空のピストルの）引き金を引く音を聞いて気絶してしまいました。

ケムさん怖いです。

Episode;18　真意

それでも抵抗するのをやめない羽鳥に愛華は後ろからそっと何かを耳打ちしました。

するとナイフを取り出した羽鳥の顔を狙った愛華のアイスピックは、性格にヤツの左耳を貫いていたのです。

「正・当・防・衛・やな」

羽鳥たちが引き上げて行った後、愛華は斑目に言ったのです。

「被害者を傷つけんと犯人を捕まえられん警察だって十分おかしいやろ」

高西が脅していた沙耶は愛華が助けらたのであって、警察は助けてくれなかったのだと言われて、確かにそうだと思った斑目は地味に落ち込むのでした。

Episode;19　ピーチ6

今回は女子高生のグループ『ピーチ6』による万引き VS 煙鴉です。

ゲーセンで斑目が聞き込みをしていた時、煙鴉がつまらなそうにクレーンゲームで遊んでいました。

その時、6人組の女子高生が商品をバッグに入れるところを見た店員が声をかけましたが、バッグの中には何も入っていなかったという万引き事件がありました。

指揮役・見張り役・おとり役・実行役というチームで役割分担する外国人の窃盗団によくある手口でした。

彼女たちの犯行の様子を見ていた煙鴉は最初は子供だましでバレバレのチームプレーだと鼻で笑っていたけれど、いきなり胸をはだけさせて店員をからかうサービスタイムまで仕掛けて楽しんでいるのを見て俄然面白くなってきたのです。

Episode;20　チームワーク対決

モニタールームで女子高生チームの動きを見ながら店内にいる斑目のインカムに、匍匐前進しろとか、そのまま真っすぐ行けなどの指示を出してまるでゲームをやっているみたいです。

なんで警察がこんな出てくるのかわからない女子高生チームは、焦って退却の指示を出して飛びこんだところは下着売り場です。

でも美人だけど恐ろしい姉が3人もいる斑目にブラジャーやショーツそ攻撃なんてきくわけもなく、そんなもの屁でもない男の猛追は止まりません！

ところが女子高生の一人・マコが催事の飾り付けをしていたところに入り込んでしまい、真上にあったディスプレー用の30㌔もある展示物が落下してきたところを、斑目の渾身の一撃でぶっとばし、ケガをしないですんだのです。

Episode;21　ハッタリ

ケガをしないで済んだはずのマコは足を怪我したと痛がるので、斑目はいきなりお姫様だっこでで処置室に走りますが、それが恥ずかしくてたまらないマコはすぐに嘘だと白状するのでした。

他のメンバーはマコは捕まってもぜったいにメンバーの名前はバラさないと信じていました。

ところが煙鴉の巧妙な嘘によってマコがバラしたと思わされて、全員アッという間に白状させられてしてしまったのです。

店側にはきちんと謝罪し、全員出禁を言い渡されて釈放されましたが、かわいそうなのは最初に捕まったマコでした。

斑目は彼女たちにマコへの誤解を解いてやり、煙鴉がクレーンゲームで取ったたくさんのおもちゃを上げたのでした。

Episode;22　絶好調

斑目は今日も元気いっぱいで窃盗犯を追いつめ、逮捕しまくっています。

そんな中、「焼き破り」「水を使う」「甘いものが好き」という特徴のある接頭犯・岡野祥平の件に関わることに！

岡野は以前捕まった時も20日間の拘留中一言もしゃべらず、結局立件できたのは現行犯逮捕した１件だけという強者だったのです。

岡野逮捕に闘志を燃やし、現場写真を見ていた斑目は何か引っかかるモノを感じるのですが、折悪くその時ちょうど『傀儡師』が出たという報告が入り、岡野の捜査は切りあげさせられてしまいました。

Episode;23　捜査3課

３年ぶりに現れた『傀儡師』の登場で、捜査３課の面々は色めきだっていました。

『傀儡師』は裏組織からの潤沢な準備金を使って外国人窃盗団を雇い、仲間を操って自身は手を汚さずに盗みを働くという泥棒です。

けれど斑目はどうしても岡野を追いたくて上司に掛け合いますが、優先順位として却下されてしまうのですが、どうしても納得できない斑目は一人で両方やってやることにしたのです。

ところがそれは結果的には岡野を捜査している班の妨害にしかならず、駆出しのころの苦い思い出を思い出して落ち込む斑目でした。

Episode;24　過去

１年前の班目はまだ捜査３課に配属されたばかりで、ドロ刑として張りきっていました。

でもある窃盗事件で犯人を泳がせていた時に、犯人が盗みに入った家の家族にケガをさせてしまい窃盗ではなく、強盗の現行犯で１課の扱いになってしまったことがありました。

それを思い出して『また俺のせいで・・・！』落ち込みまくった斑目は、岡野の件は諦めて『傀儡師』の捜査にもどると煙鴉に言うのですが、

煙鴉は「そうだね・・・一人なら」と言って手を差し出してくれたのです。

まずは『傀儡師』の窃盗団のメンバーでマリオネットと呼ばれている「緑川」に当たるとこにしました。

Episode;25　激昂

緑川の職場に話しを聞きに行くついでに、煙鴉が「『傀儡師』が逮捕された」という情報を彼に与えたのです。

すると緑川は３年前に仕事の帰り道で人を轢いてしまい、怖くて逃げて家に引きこもって３ヶ月ほどたった頃に『傀儡師』から事故の証拠写真を送りつけられて、ヤツの言う通りに犯行に加わったと言いました。

しかしそれは緑川をマリオネットにするために『傀儡師』の仕掛けた巧妙な罠だったのです。

緑川に同情した班目は何としても『傀儡師』を捕まえるのだと言って、煙鴉にも協力させて監視カメラの映像を解析したのです。

その結果、緑川と同じような手口で仲間にされていた小野寺という男もウソの事故で騙されていたことがわかりました。

２人のために是が非でも『傀儡師』を捕まえようと、斑目はSITに加わって張りきるのでした。

Episode;26　賭け

その頃、捜査２課のスーパーコンピューターと呼ばれる「江津」は、泊まり込みで何かを調べていました。

一方、斑目は岡野を呼び出して賭けをしようと提案していました。

岡野の出せる手は「窃盗の自供」、そして斑目の手は「２週間前の窃盗現場のキッチンにあった包丁」。

「もしもこの包丁から岡野の指紋が出れば、強盗未遂で１課に送らねばならない！でも俺は焼き破り連続窃盗犯「鬼火の祥平」を１課には渡したくないんだ！」

どんなにベテランでもとっさの時にはついミスを犯してしまうことがあるものですが、岡野も緊張のあまり犯行の時に手袋をしていたかどうか覚えていなかったことから強盗犯になるよりは窃盗の自供をした方がいいと思ったのと、何よりも「鬼火の祥平」という呼び名にプライドをくすぐられて12件の新入窃盗を自供したのでした。