漫画「死神の初恋」1巻ネタバレ感想 千鶴と八雲・2巻発売日情報

     

スクリーンショット 2022-03-23 201258引用元https://www.amazon.co.jp/

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

 

原作:朝比奈希夜先生×マンガ:千世トケイ先生の死神×没落家族令嬢ものの和風婚姻ファンタジー「死神の初恋~落家族令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~」1巻が小学館ビッグコミックスより2022年3月11日に発売されました。

  • 没落華族の令嬢・千鶴は使用人として働いていた三条家の娘の代わりに死神への「生贄の花嫁」となる
  • 死神である八雲は人間の妻など娶らぬと拒否する。
  • 社の中には人間の子供・市之助がいて、彼の母親の死をめぐって八雲から相談を受けた千鶴は・・・。

そこで今回は「死神の初恋」1巻のあらすじや感想、2巻の発売日の紹介したいと思います。

「死神の初恋~落家族令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~」1巻

  • あらすじと感想
  • 「死神の初恋」2巻の発売日は!?
  • 「死神の初恋」1巻を無料で読む方法
  • 原作のご案内
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「死神の初恋~落家族令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~」1巻

あらすじと感想

生贄の花嫁

物語は白無垢の花嫁姿の正岡千鶴がたった1人で死神のところへ嫁ぐシーンから始まります。

明治40年、冬の銀座の呉服屋で三条家のお嬢様であるひさの着物を使用人・正岡千鶴が受け取りにきていました。

実は千鶴は元は江戸時代には大名家で明治に入ってからは華族であった子爵・正岡家の娘だったのです。

しかし父親が収賄罪で逮捕されたことをきっかけに没落し、すべてを失った千鶴は弟の清吉を学校へ行かせたい一心で小石川にある新興華族の男爵・三条家の使用人になりました。

その頃、小石川周辺では大人から子供まで罹患した者は薬も効かずうなされたまま亡くなってしまうという奇病が流行っていて、患者たちはみんな亡くなる直前に「死神が枕元に立った」と言って死んでいったのです。

困り果てた町の人々は三条家にやってきて「なんとかしてくれ」と頼みこんでいましたが・・・。

やがてお祓いに来た神主の見立てで、小石川近くの林の中にあるひなびた神社に祀られているという死神の祟では?ということから、生贄として”ひさ”がいいのではという話しがでたのですが、たまたまお茶を出しに来た千鶴を目にしたひさの母親に命じられて身代わりに立てられたのでした。

「死ぬのはこわいなあ・・・」と逃げたい気持ちを抑え込み、『忘れてはいけないよ。華族とは人のためになるべし』という父の教えを実践するべく千鶴は死神のもとに嫁ぐ決心をしました。

死神・八雲

雪の舞い散る神社で、白無垢の花嫁姿の千鶴を待っていたのは長髪をなびかせた恐ろしいほどに美しい男の死神・八雲で、彼は人間が嫌いだったので「妻など娶らぬ。帰れ」と拒否しますが、「街の人たちをお助けください」という千鶴の必死な願いに神社の中へ入れてくれたのです。

中へ入ると今までいた神社とはまったく違うお社の前にいて、浅彦というもうひとりの死神が庭先の掃き掃除をしていました。

お社の中に通された千鶴は、八雲から「お前を殺める前に一つだけ願いを叶えてやろう」と言われて、「組紐を一本いただきたく存じます」と答えたのです。

「最後に死神様のその綺麗な御髪を結ってみたくて・・・そしてこの組紐をお手にされた時、私という存在が生きていたことを思い出していただけないでしょうか・・・」

それを聞いた八雲は渡した組紐を取り上げて「明日は帰れ」と言い、千鶴を殺しませんでした。

「私なにか失礼なことを申したのでしょうか?」と浅彦に聞くと、

「八雲様は千鶴様を殺すつもりなど最初からありませんでしたよ」と答え、死神は人間を殺す力はなくて別の力があるのだと教えてくれました。

それは死にゆく人々が黄泉に行けるように魂を導く力でした。

死を間近にした人間の名前が死神の持つ『死者台帳』に浮かび上がってくるので、八雲はその台帳をもとに死が迫った人の枕元に行くというだけで、死神が姿を現したから死ぬのではなく、死ぬ予定があるから死神が現れるのだと。

なので現在、小石川周辺で流行っている病気とは無関係なのです。

そして台帳によればこの病気はまもなく終息するようだと聞かされ、「よかった・・・!!」と安心する千鶴でした。

一之助

翌朝、千鶴が目を覚ますと家の中になぜか人間の子供がいました。

子供の名前は一之助といい、1年ほど前に小石川のとある民家の前で凍えているところを八雲と浅彦が見つけて連れてきたのです。

一之助は義父から虐待され、母親も夫の暴力を恐れて幼い息子を助けようとしませんでした。

この家に来てから元気を取り戻した一之助ですが、八雲たちが仕事に出かける夜は寂しそうで出会ってからずっと千鶴が一緒に寝ています。

千鶴は「帰れ」と言われた次の日に、一之助の笑顔を見た八雲から、

「私の髪を結うことをそなたの仕事としよう。お前には人を幸せにする力があるのだな」と、ここにいることを許されたのです。

添い寝

ある日の晩、いつものように八雲たちが仕事に出かけた後、帰ってくるのが遅いことを心配した千鶴は『誰かが待っているというだけで、きっと気持ちは違うはずだ』と思って、彼らが帰ってくるのを玄関先で待っているうちに眠ってしまいました。

翌朝、千鶴が目を覚ますと、目の前には眠っている八雲の顔が!!

しかもここは八雲の部屋!

寝ぼけてここに来たのかと慌てている千鶴ですが、昨夜、玄関先で待機していた理由を言うと、彼女の気持ちを受け取ってくれた八雲が「身体が冷えすぎて恐ろしかったんだ」と、一緒の布団で寝た理由を言ってくれました。

一之助の母親

それからしばらくしたある日、八雲から「次の仕事は一之助の母親を黄泉に導かねばならぬ」と言われました。

八雲は一之助が自分の仕事がどういうものかは知っているが、あとから母親の死を知ることになったらと思うと、知らせるべきか悩んでいると相談してきたのです。

一之助の母親は息子がいなくなった後、自分の過ちに気づいて夫と離縁しましたが、死を前にして一之助にもう一度会いたいと願っていました。

「市之助くんにお母様の死期を伝えませんか?そして最後に会うか会わないかを彼に決めさせてあげられないでしょうか?」という千鶴の言葉で、八雲は彼に母親の死期が近いことを伝え、市之助は悩んだ末に母親に会いにいくことを決めました。

そしていよいよ死が迫ってきた夜、市之助は八雲たちに連れられて母親のところにやってきたのです。

まさに死の淵にいた母親は息子の顔を見ると起き上がり、「生きていてくれたのね」と手を伸ばしてきて自分がしたことを心の底から悔いて謝りましたが、それでも八雲から見れば言い訳に過ぎません。

市之助はどうしていいのかわからずに千鶴に抱きついていましたが、そんな彼をバッと引き剥がすと「あなたのお母様なのよ。愛して欲しい抱きしめてほしいと叫ぶ権利もあるのよ!」と言うと、おずおずと母親に近づいた市之助は母の胸に抱きしめられて「だいすき・・・」と言えたのです。

彼を生んだ時の喜びを思い出した母親は、八雲の手によって額に印を付けられ、その魂は黄泉へと旅立って行きました。

愛とは難しい

その夜、市之助が眠ってしまった後、千鶴から親子の情について聞かされた八雲は「愛とは難しいものだな」と言いながら、市之助のことを心配する千鶴に、

「お前の心は誰が癒やすのだ」と抱きしめてきたのです。

「いつも自分のことは後まわし。もっと自分を大切にしろ」

「市之助を救ってくれてありがとう」と言いました。

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 なんちゅう憂いを帯びたイケメンの死神なんでしょうか♡
そしてあまりにも純粋で真っ直ぐで、愛情深く育てられたんだとわかる千鶴も可憐で可愛いです。
「愛を知らない死神」と銘打たれてるはずの八雲が、後半部分ではすでに愛に目覚めてるじゃあありませんか!!
この二人がどうなるのかすでに予想はつきますが、そこここに散りばめられたときめきが嬉しいですね(*^^*)

「死神の初恋」2巻の発売日は!?

「死神の初恋」2巻は2022年5月12日に発売です。

関連記事漫画「死神の初恋」2巻ネタバレ感想 八雲のプロポーズ

「死神の初恋」1巻を無料で読む方法

どうなっていくのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!

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「死神の初恋」1巻を電子書籍で無料試し読みする方法・あらすじ・2巻発売日情報
引用元 お元気ですか?うめきちです(^0^) 原作:朝比奈希夜先生×マンガ:千世トケイ先生の死神×没落華...

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朝比奈希夜先生の原作小説は「死神の初恋 犠牲の花嫁は愛を招く」というタイトルで小学館文庫から出版されています。

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まとめ

今回は「死神の初恋~落家族令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~」1巻のあらすじや感想、2巻の発売日の紹介でした。

死神×没落華族令嬢・・・ときめいちゃう題材ですね!

ではでは\(^o^)/

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