お元気ですか?うめきちです(^o^)/
イラストレーターのおかざきおか先生がコミカライズした竹岡葉月先生原作のコミックス「おいしいベランダ」1巻が2018年10月1日に発売されました。
大学1年になったばかりの栗坂まもり(18)の隣の住人・亜潟葉二(29)はベランダで家庭菜園をする変なサラリーマンでした。
ベランダガーデナー亜潟とまさかの近所付き合いが始まったまもりは、彼の部屋のベランダから採取された野菜で作られる手料理にどんどんハマっていくのです。
今回は「おいしいベランダ」1巻を紹介したいと思います。
「おいしいベランダ」1巻
- あらすじと感想
- 今回出てきた野菜たちと料理
- 「おいしいベランダ」2巻の発売日予想
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「おいしいベランダ」1巻
あらすじ
憧れの隣人
ダラスに転勤することになったいとこの栗坂涼子から練馬のマンションの部屋を又借りすることになった栗坂まもりは、がんばって志望大学に合格して念願のひとり暮らしを始めたのです。
まもりの部屋の隣に住む亜潟葉月とはごくたまに遭遇するだけでしたが、都内の大手デザイン事務所でグラフィックデザイナーとして勤務する、背が高くて物静かな雰囲気のイケメンにまりもは密かに憧れていました。
ストーカー
ひとり暮らしにも慣れて、逆に何もかも自分でやらなければいけない事がめんどくさいと思うようになった頃、今度は郵便受けに変なチラシを入れられるようになったことで悩んでいました。
大学で仲のいい友人・具志堅湊(♀)・佐倉井(♂)・小沼(♂)にそのことを話してみると警察に相談した方がいいと忠告されましたが、そのままにしていたまもりはある日、夕食の買い出しに行った帰りに変な男に襲われそうになったのです。
驚いて部屋に逃げこんだけれど、男はドアの外で訳のわからない事を叫んでピンポンしまくってくるので怖くてベランダに逃げました。
すると隣のベランダから亜潟の声が聞こえたので、まもりは思わずで「助けて下さい!」と叫んだのです。
逮捕された男は涼子につきまっといたストーカーで、まもりを涼子と間違えていたことがわかりました。
ベランダガーデナー
ストーカー男は警察に連れて行かれてホッとしたのもつかの間、マンションのエントランスにはまもりの夕食が無残な姿で潰れていたのです。
それを見てかわいそうに思った亜潟は、まもりを自宅の夕食に誘ってくれました。
『こんな形でお宅訪問ができるなんて・・・』
ドキドキしながら入った亜潟の部屋は、部屋どこもかしこも中植物だらけで、
『まさかのナチュラル系男子?』
と思ってしまうほどでしたが、実はそれだけではなかったのです。
ベランダいっぱい野菜のガーデニングにまもりはビックリ仰天!
しかもその野菜の収穫を命じられて声も出ないまもりでした。
「俺、食えるものしか育てる気ないから」
亜潟のベランダは食べることができるものばかりの家庭菜園だったのです!!
まもりに手伝わせて亜潟が作ってくれた料理は、ベビーリーフと刺身の海鮮サラダ丼、カブの葉と油揚げの味噌汁、蒸籠を使ったカブとミニキャロットの温野菜サラダ、ほとんどがベランダで取れた野菜たちでした。
まもりは最初は野菜たちの美味しさに感動していましたが、そのうちに仕事で忙しいはずの亜潟でさえこうやってちゃんと美味しいご飯を作るのに、自分は学校が忙しいことを言い訳に冷蔵庫の野菜をしなびさせてしまっていることが情けなくて涙が出て来てしまいました。
「・・・栗坂小さい方・・お前は大きな間違いをしている」
ひとり暮らしの自炊だと、スーパーで買ってきた野菜などの食材を食べ切る前に腐らせてしまうことから、それなら自分で育てれば24時間いつでも新鮮な野菜がむしり放題だし、買い物に行く時間も節約できる!で、俺はこうしたんだと力説してくれました。
亜潟の話に感動してしまったまもりは自分も何か育ててみたいと思いました。
それを聞いた亜潟はまもりにみかんの鉢を一鉢くれたのですが、その時に絶対に枯らすなと厳命されたのでした。
祝杯をあげる亜潟
ところでこんな話をしながら、亜潟は「今日は祝杯をあげるつもりだったんだ」と言い、会社を辞めてきたのだと、とんでもない告白をしたのです!
彼の勤めていた職場はものすごく忙しくて、家には仮眠するためだけに帰るだけのかなりブラックな所だったようで、退職してこれからはフリーでやっていくと言っています。
驚くまもりに、亜潟は「俺は自由だ!!」と嬉しそうにビールを飲んで祝杯をあげていました。
涼子にこの一連の出来事をメールすると、『野菜を作っているのは彼女の方じゃなくて?』と返信がきてまもりはちょっと慌ててしまいました。
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六本木園芸の美女
湊にもストーカーのことを話すと、佐倉井がメチャクチャ怒っていたと教えてくれました。
彼はどうやらまもりのことが好きらしく、事件の時に側にいたのがなぜ俺じゃなくてイケメンサラリーマンなんだと、自分に腹を立てていたそうです。
湊は沖縄出身で実家から送ってきた「コンビーフハッシュ」という沖縄ではポピュラーな食材をたくさん分けしてくれましたが、この量を自分では消費できないと思ったまもりは亜潟におすそ分けしようと考えました。
亜潟の家に行くと、彼はちょうど出かけるところだったのでまもりも一緒に行くことになり、着いたところは『六本木園芸』という大きな園芸店でした。
そしてその店の店長は『志織さん』という美しい名前の逞しいオネエだったのです。
猫を襟巻みたいに首に乗せた志織さんは植物に無限の愛を注ぐマジガチな園芸家で、亜潟に家庭菜園の指南をした人でした。
亜潟は入荷したばかりのステビアを見つけ、「全部買います」と言ってまもりに「ベランダのどこに置くんですか?」と指摘されました。
しかし結局1鉢買ったステビアは、なぜかまもりの家のベランダに置くことになってしまったのでした。
ステビアは0カロリー
湊はまもりと大学の図書館で待ち合わせしていたのですが、立ち上がった拍子にスカートのボタンが弾け飛んでしまいました。
湊は一人暮らしするようになってからかなり太ってきたようです。
まもりは湊のためにカロリー0のステビアを使った紅茶をご馳走しようと思いつきました。
ステビアは甘味料に使われる植物でカロリーはほぼ0なのだそうです。
けれどできあがった紅茶は湊が気絶するくらい不味いものだったのです。
ふと思いついて亜潟のところに行くと、1時間待っていろと言われ、1時間後に淹れてもらった紅茶はとても美味しいものでした。
(1時間の間に六本木園芸に行ってステビアを買ってきてくれました)
ステビアは生の葉ではなく、蒸したり干したりレンチンしたりして手を加えてやらないと使えない特殊なものだったのです。
コンビーフハッシュのドライカレー
ステビアの説明をしていた亜潟は突然ふたりを夕飯に誘ってくれました。
せっかくなので湊にもらったコンビーフハッシュを使って何かを作ろうという話になり、色々考えた末にドライカレーを作ることに決まりました。
人使いの荒い亜潟にビックリする湊ですが、3人で作ったドライカレーはとても美味しくて、ついでに作ったハーブ入りのラッシーはチョコミントの味でした。
食後の片付けをしていた湊がまもりに「亜潟さんていい人じゃない♡」と、亜潟のことを見直していたのに、
「具志堅湊、今日のドライカレーのカロリーは1杯600くらいあるからノンシュガーに浮かれて2杯食ってけど、すぐまたボタンはちきれて付け直すことになるぞ!」
と、お約束通りの爆弾を落としてくれました。
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感想
なんかワクワクドキドキする楽しいマンガでした~!
なんといっても絵が綺麗ですね~どのコマもすべてため息ものです。
「背が高くて物静かな雰囲気のイケメン」だった亜潟が、実は忙しすぎる仕事に疲れ果てた故の姿だったとは驚きです。
ブラック企業から解き放たれた彼のイキイキとした顔や、口の悪さ、人使いの荒さなどまるで印象が別人です。
そして料理している時の楽しそうな表情がスゴクいいし、できあがったご飯もスゴクおいしそうです!!
まもりの憧れの人・亜潟のイメージは粉々だったので気の毒ですが、これからの展開が絶対におもしろいだろうと言う期待感の方が大きいですよね(#^^#)
口の悪さと言えば、守りの呼び方・・あれ笑えますね~。
- 「栗坂鈍くさい方」
- 「栗坂ちっこい方」
- 「栗坂小さい方」
- 「栗坂」
- 「栗坂しまりのない顔の方」
- 「栗坂丸禿の方」
ざっと数えただけでも6個・・・(笑)
この先、2人の関係がどう変化していくのか楽しみですね(*´▽`*)
原作はこちら↓Amazon
今回出てきた野菜たちと料理
《三つ葉》
《蕪》
《ミニキャロット》
引用元https://item.rakuten.co.jp
《ベビーリーフ》
引用元https://horti.jp
蕪の葉と油揚げの味噌汁・海鮮サラダ丼・蕪と人参の温野菜サラダ
《ステビア》
引用元https://herb-store.net
《ミント》
引用元https://lovegreen.net
ステビアを使った紅茶・ドライカレー・ハーブ入りラッシー
「おいしいベランダ」2巻の発売日予想
「おいしいベランダ」2巻の発売日はまだ未定のようです。
また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
まとめ
今回は「おいしいベランダ」1巻の紹介でした。
なんだかガーデニングをやってみたくなってしまいました。
でもまずは庭の草取りから始めねばなりません(ノД`)・゜・。
ではでは(^0^)/
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