「水晶の響」第2巻ネタバレ感想 傷つけられてもぼくは弾く・3巻発売日

引用元https://www.amazon.co.jp/

 

お元気ですか？うめきちです(^o^)／

 

斉藤倫先生の新刊「水晶の響」第2巻が講談社BE LAVE KCから2020年2月13日に発売されました。

 

• 普通学級に通い始めた水晶。
• クラスメイトの間でも異質な存在として差別される。
• 音楽クラブに入った水晶は運動会で演奏することになるが・・・。

 

※このマンガは実在のバイオリニスト式町水晶さんをモデルにしたフィクションです。

 

今回は感動の物語「水晶の響」第2巻の紹介をしたいと思います。

 

（※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

 

 

「水晶の響」第2巻

あらすじと感想

葉月唯との出会い

普通学級に通い始めた水晶ですが、クラスメイトの中には彼を「障がい者くん」と呼んで虐める子供がいます。

 

ある日のこと、水晶は薬を飲み忘れて倒れてしまい、保健室のベッドで目を覚ますと女の子が付き添っていてくれました。

 

彼女は隣のクラスの葉月唯さんでした。

 

一ノ瀬雄大は障碍者のクセに明るくて勉強もできる水晶のことが気にくわず、足かけしたり陰湿なイジメをしてきます。

音楽クラブ

毎日そんな目に合されながらも学校へ通う水晶は、ある日の放課後、お母さんのお迎えを待っていた時にピアノの音がするのに気づき、その音に合わせて自分もバイオリンを弾いてみました。

 

水晶のバイオリンに気づいた唯が音楽室から見下ろしていたので思わず階段を登って行くと、そこでは唯が一人でピアノを弾いていたのです。

 

彼女は人と話すのが苦手なので、音楽室が空いている時はいつも一人でピアノを弾いていると言います。

 

表情が乏しく対人関係が苦手な唯とたくさんの障害を抱える水晶は、音楽という自由で楽しい世界という共通点からすぐに仲良くなり、やがて水晶は音楽クラブに誘われます。

 

お母さんはとても心配しますが、どうしても音楽クラブに入りたいと説得して入ることになりました。

 

音楽クラブではもうすぐ行われる運動会の応援演奏の練習で盛り上がっています。

 

春の運動会と秋の学芸会が音楽クラブの２大イベントなのです。

魂柱

いつものように中吉先生のレッスンに行くといつものように豆腐摑みの練習をし、今日は前よりもうまくつかめるようになったことで力の入れ方がすごく良くなってきたと褒められ、「今日はバイオリンを弾いてみよう」かと言われました。

 

「いつもどおり　ありのままのみっくんのバイオリンを聴かせてよ」

 

そう言われて音楽クラブの楽しさや唯のことを思い浮かべて弾いてみた水晶です。

 

するといままでと違った音がするような気がし、中吉先生もそれに気づいていてレッスンの内容が１段階ステップアップしました。

 

ある日、水晶の上履きが無くなったので探してみると泥だらけに汚されて久地くんの上履きと一緒に机の中に隠されていたのです。

 

２足とも洗って、久地くんのは彼のイスの上に置いておきました。

 

イジメのターゲットを久地くんから水晶に変更した雄大が、イジメを止める条件に久地くんにあることを持ちかけています。

 

そんなわけで、少し話せるようになっていた久地くんにまたさけられてしまうようになった水晶は、自分がみんなとは違うことを改めて感じ、『まるでぼくだけ水の中にいるみたいだ』と疎外感を感じるのでした。

 

そんな時、水晶の中の迷いを中吉先生は鋭く指摘してきて厳しく指導してくれます。

 

先生はバイオリンの中にある「魂柱」のように、一本通った強い一本柱を持つことが水晶の未来の音色を作っていく上で大切なことなんだと教えてくれました。

 

運動会

そして運動会の当日、事件は起きました！

 

全種目見学の水晶が唯一参加できる応援演奏が始まります。

 

いつものように校舎の隅の物置の陰に隠してあるバイオリンを取りに行くと、そこには無残に痛めつけられたバイオリンが転がっていました。

 

雄大がイジメを止めてやる代わりに水晶のバイオリンの隠し場所を聞き出したのです。

 

バイオリンは４本ある弦のうちＧ線が切れてしまっていました。

 

そんな時、ショックで呆然となった水晶の心に浮かんできたのは仲良し先生の「プラスにするのはみっくん次第」と言う言葉でした。

 

心配して捜しに来てくれた唯と２人でバイオリンの汚れを拭いて演奏場所へ駆けつけると、３本しかない弦でもがんばって演奏する水晶と音楽クラブを応援してくれるみんなと一緒に楽しい演奏を披露したのです。

 

ところが水晶は頑張りすぎたのか演奏が終わるとそのまま倒れてしまいました。

一ノ瀬雄大とその母親

お母さんは水晶のバイオリンが故意に傷つけられていたのを先生に抗議して、すぐに犯人は一ノ瀬雄大とそに仲間たちだと判明し、親子そろって謝罪にきましたがそれは心からのモノではありませんでした。

 

雄大はわざとではなくつまづいてしまっただけだと言い、逆に高価なバイオリンを学校へ持ちこんだ水晶の方が悪いと言われていまったのです。

 

普段からのこともあり、水晶は雄大と仲直りの握手などできるはずもありません。

 

そして音楽クラブに行くと運動会での出来事から、先生に「体力的にもクラブを続けるのは難しいんじゃないかって先生思うの」と言われたのです。

 

周りのみんなも先生の言葉に反対する子もなく、また自分だけ水の中にいるように感じた水晶は音楽クラブを辞めました。

 

学校からの帰り、車の中から何気に外を見ていた水晶は、なっちゃんによく似た後ろ姿を見つけて車から飛び出しますが・・・。

 

 

 

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次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです！

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「水晶の響」3巻の発売日はいつ？

「水晶の響」2巻の発売日はまだ未定のようです。

また新しい情報が入りましたら更新していきたいと思います。

しばらくお待ちくださいね！

まとめ

今回は脳性麻痺のバイオリニスト式町水晶さんの物語「水晶の響」第2巻の紹介でした。

 

少年時代の式町水晶さんがピュア過ぎて…巻末のオマケマンガで爆笑させてもらいました！！

 

ではでは(^o^)／

 

✒合わせて読みたい

➜「水晶の響」第1巻ネタバレ感想・脳性まひのバイオリニスト

 

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