「夢の雫、黄金の鳥籠」19巻あらすじ＆ネタバレ感想 激化する対立・20巻発売日

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お元気ですか？うめきちです（^0^）

篠原千絵先生のオスマン帝国歴史巨編の最新刊「夢の雫、黄金の鳥籠」19巻が小学館フラワーコミックスアルファより、2024年2月8日に発売されました。

• スレイマンの後継をめぐり大宰相・イブラヒムと寵妃・ヒュッレムの対立はますます激化し、二人の命を賭した闘いが始まる！
• 皇帝・スレイマンとイブラヒムが2年ぶりに帰朝するがその際に彼の言葉からヒュッレムは・・・。
• イブラヒムの忠誠心の元になった出会いとは？

今回は「夢の雫、黄金の鳥籠」19巻の紹介をしていきたいと思います。

（※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

「夢の雫、黄金の鳥籠」19巻

あらすじと感想

疑惑の書簡

イブラヒム大宰相からの”皇帝を名乗った書簡”が問題視されるが、「このようなものは書いた覚えがない」というイブラヒムの返答にスレイマンは「出る杭は打たれる」と言い、問題の書簡はアスヤ宰相に預けるように命じました。

しかし書簡はその夜にソコルルが燃やしてしまいました。

そしてイブラヒムの寝所の窓の下に燃えカスを残し、また偶然その現場を目撃したイスケンデルンをやむおえず殺害したことでイブラヒムの忠誠心への疑惑が向くように仕向けたのです。

着々と進むヒュッレムの権勢

一方、ヒュッレムは後宮内での権勢を揺るぎないものにしていき、亡き母后・ハフサ・ハトゥンが使っていた部屋でお茶会を開いてはどうかと言われるほどになっていました。

それは皇女ハディージェも認めるところでした。

ペルシア遠征打ち切り

その頃バグダードではタクマフス王が逃げ回って捕まらないことや遠征が２年にも渡っていることもあり、スレイマンはこのあたりでペルシア遠征を打ち切ってイスタンブルに戻ると決めました。

２年ぶりにイスタンブルのトプカプ宮に帰ってきたスレイマンは、マニサの知事として封じられたムスタファと同時に弟のメフメト皇子も知事として封じるように手紙で命じたはずなのにそれをヒュッレムが握り潰したことを知り、どういうことなのかヒュッレムに聞いてみることにしました。

2年ぶりに後宮のヒュッレムの元に来たスレイマンが彼女に手紙を握り潰した理由を問いただすと、

「それはメフメト殿下をいずれ帝位につけたいからに決まっていますわ」と堂々と答えたのです。

スレイマンはヒュッレムの後見人であるはずはずのイブラヒムがメフメトの即位に反対するのは不自然だと言いながら、その一方で「帝位は能力のある者が継げばよい。血筋などどうでもよい」とも言ったのです。

それを聞いたヒュッレムは・・・！

ヒュッレムの決意

『皇帝スレイマンはメフメトの出生疑惑について知っているかもしれない？』

そう感じたヒュッレムはシャフィークにソコルルと会う場を設けさせ、

「陛下がそれをご存知ならそれを使わせていただきましょう」と二人の前で決意を固めたのでした。

イブラヒムの回想

また同じ頃、邸に戻ったイブラヒムはスレイマンから「忠誠の示し方を間違えるな」といわれたことを思い出していました。

かつてイブラヒムは少年の頃に奴隷として売られ、ギリシアのパルガ村の生まれだったことから”パルガル”と呼ばれて（名前はない）いて、文字の読み書きや馬に乗れることからまだ皇子だったスレイマンの小姓となりました。

そして前皇帝セリム１世の治世中の最大の戦い「チャルディランの戦い」でスレイマンに命を救われ、同時に”イブラヒム”という名をもらったことで彼に命を賭して仕えようと誓ったのです。

さらに『この帝国はスレイマン様の血をひく方が継がれていかねばならない』という強い忠誠心は揺るぎないものになっていったのでした。

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「夢の雫、黄金の鳥籠」20巻の発売日は？

「夢の雫、黄金の鳥籠」20巻の発売日は2024年秋頃です。

次巻は最終巻になるらしいので要チェックですね！

まとめ

今回は「夢の雫、黄金の鳥籠」19巻の紹介でした。

• スレイマンの後継をめぐりますます激化していく大宰相・イブラヒムと寵妃・ヒュッレムの対立により二人の命を賭した闘いが始まる！
• 皇帝・スレイマンとイブラヒムが2年ぶりに帰朝するがその際に彼の言葉からヒュッレムは・・・。
• イブラヒムの忠誠心の元になった出会いとは？

ではでは＼(^o^)／

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