「夢の雫、黄金の鳥籠」14巻ネタバレ感想 ヒュッレムの味方・15巻発売日

引用元https://www.amazon.co.jp/

 

お元気ですか？うめきちです(^o^)／

 

篠原千絵先生の最新刊「夢の雫、黄金の鳥籠」14巻が小学館フラワーコミックスアルファより、2020年7月8日に発売されました。

 

14巻ももハラハラドキドキの展開です！

 

• 「慈善食堂」に続き「慈善病院」も建設するヒュッレム
• 母后の催す舟遊びに参加したヒュッレムは海に落ちた妾を助けて慈善病院へ！
• 海に飛び込んで妾を助けたハイレッデンは、ヒュッレムの聡明さに感動して味方につくことになるが・・・

今回は「夢の雫、黄金の鳥籠」14巻の紹介をしていきたいと思います。

 

（※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

 

 

「夢の雫、黄金の鳥籠」14巻

あらすじと感想

ハンガリーの王位争い

1528年オスマン帝国第10代皇帝スレイマン1世の治世8年目、広大な領土を有するオスマン帝国に対立するハンガリーで王位を巡る争いが起きていました。

 

しかしすでにハンガリーの統治権はスレイマンのものとなったとして、アルヴィーゼ・グリッティを皇帝代理ハンガリー提督に任じてブダに向かわせます。

 

その後、これが戦いの口実となり、スレイマン率いるオスマントルコ軍はウイーンを目指して進軍することになっていくのです。

近衛隊のリュステム

一方、ハレムでは、大宰相イブラヒムがスレイマンの跡を継ぐのは第一皇子ムスタファ殿下であると発言したことが伝えられ、ヒュッレムはついにイブラヒムが敵になってしまったことを実感していました。

 

『この後宮には頼れる人はもういない・・・』

 

ヒュッレムは子どもたちを守るために、もっと権力と味方を手に入れなければとならないと感じていました。

 

そこへ先だってのクズル・バシュ討伐の際にメフメト皇子の命を救ってくれた近衛隊の”リュステム”がヒュッレムの命に応じてやってきたのでした。

 

リュステムはボーッとしていてモゴモゴとしゃべる頼りなさそうな見かけから最初はミフリマー皇女に嫌がられますが、実は有望な軍人でいつしかヒュッレムたちの強い味方になっていくことに。

慈善病院建設

ヒュッレムはハディージェ皇女に背中を押されて”ワクフ（寄進財団）”としてガラタ地区に「慈善食堂（イマーレット）」を造りましたが、今また別の施設として「慈善病院（ダルシファ）」を造ることを決めました。

 

ヒュッレムに拾われて慈善食堂で働くようになった幼馴染のオーリャも、とても喜んですぐに友人たちに声をかけて人手を集める手助けをするといってくれ、ヒュッレムの人気は高まっていくのでした。

 

その話を聞いたギュルバハルは、次期皇帝（たぶん）の母として評価を上げるためにも自分もワクフを作ってみようと考え、スレイマンの許可を得るために手紙を書きました。

 

やがてスレイマンからの許可が下りたギュルバハルは、ヒュッレム以上のワクフを作るために計画を立てますが、あまりにもお金がかかることから自分の財力では無理だと諦めることに。

 

『なぜヒュッレムはあんなものが造れるの!?』

 

実はヒュッレムはいろいろな理由で後宮に居づらくなった妾（ジャリエ）たちを逃がすために、地方の将軍や知事に嫁がせていたのです。

 

それが今、ヒュッレムの財力の元となり、莫大な資金が必要なワクフを造る事ができたのです。

母后の舟遊び

ギュルバハルがワクフを造ることを断念したことはすぐに回りに知れ渡ることとなり、そんなある日、母后が舟遊びをの会を開くからヒュッレムも参加することになりました。

 

舟遊び当日、挨拶に来たヒュッレムに母后は釘を差してきました。

 

「慈善食堂と慈善病院を造ったそうね。でも忘れないでおきなさい。あなたは第二夫人（イキンジ・カドゥン）にすぎないことを」

 

予想した通りこの船遊びはヒュッレムに目立ちすぎるなと言うためだけに催されたようでした。

海に落ちた妾

何艘も用意された船遊びの船はぶつからないようにと気をつけていましたが、その中の一艘に乗っていたギュルバハルの妾の一人・アイーシャが海へ落ちてしまったのです。

 

入り江には大きな軍船も乗り入れていて、乗船していた船乗りの一人がすぐに飛び込んで救助してくれました。

 

ところがギュルバハルは「皇帝陛下の後宮の船に素性の知れぬ男など乗せられぬ！」と乗船を拒否！

 

そこでヒュッレムは「こちらに乗せない!!」と叫び、男とアイーシャを乗せてすぐに対岸にあるガラタの慈善病院へと船を向かわせたのです。

 

男は彼女がかの寵姫ヒュッレムであると知り、この病院も彼女が造ったことに驚きました。

海軍提督ハイレッデン

そこへ後宮からの迎えがやってきてその中にはリュステムもいましたが、彼は男をみてビックリ！！

 

「これはハイレッデン閣下！！」

 

実は男はバロバロス・ハイレッデンという名の「ゲリポリの総督」兼「海軍提督」で、先帝セリム1世に時代からオスマン海軍を束ねる海賊王だったのです。

 

リュステムとハイレッデンの会話から、

 

「もしや閣下は陛下の援護の戦いをしておいでですか？ウィーンと反対方面に戦力を割くために」

 

とヒュッレムが尋ねたことで彼女の聡明さに感銘を覚え、さらにオーリャからヒュッレムの素性やワクフを造る彼女のために多くの味方がいることを聞かされました。

 

「しかしヒュッレム様もまだ海の上にはお味方はおいでではないだろう？」

 

やがて本拠地アルジェに戻るというハイレッデンはオーリャを妻に迎え、ヒュッレムの味方につくと約束してくれたのです。

イブラヒムの条件

その後、ヒュッレムは第二皇子メフメトの立場をより確かなものにするために、スレイマンに「割礼式をお許し頂きたい」と手紙を出しました。

 

その手紙をウィーンで受け取ったスレイマンは、イブラヒムの助言を受けて第一皇子メフメトの割礼式も同時に行うようにと条件をつけてきたのです。

 

手紙を読んだヒュッレムは、やはりイブラヒム閣下との全面対決は避けられない！そして絶対に負けるわけにはいかないと決心するのでした。

 

 

 

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どうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです！

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「夢の雫、黄金の鳥籠」15巻の発売日予想

「夢の雫、黄金の鳥籠」15巻の発売日は、2021年2月10日です。

 

関連記事：「夢の雫、黄金の鳥籠」15巻ネタバレ感想 ヒュッレム皇后への野望

まとめ

今回は「夢の雫、黄金の鳥籠」14巻の紹介でした。

 

ハラハラドキドキの展開でしたね！

 

いよいよイブラヒムとの全面対決か！？

 

早く続きが読みたいです！！

 

ではでは(^o^)／

 

✒合わせて読みたい↓

• →「夢の雫、黄金の鳥籠」15巻ネタバレ感想 ヒュッレム皇后への野望
• ➜「夢の雫、黄金の鳥籠」13巻ネタバレ感想・ムスタファとメフメト

 

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