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お元気ですか?うめきちです(^0^)
草凪みずほ先生の超人気コミック「暁のヨナ」34巻が2020年12月18日に花とゆめコミックスから発売されました。
暦画付き限定版(2420円)も同日発売です!
- ヨンヒの秘密を守るためにユホンが行った虐殺と、それに端を発し、連なっていく死の連鎖に苦しむヨンヒ
- ついに「緋の病」を発症してしまったヨンヒ・・・。
- ユホンそっくりのスゥオンは父親の死の真相を暴く!
ということで、今回は「暁のヨナ」34巻の紹介です。
「暁のヨナ」34巻
- あらすじと感想
- 「暁のヨナ」35巻の発売日予定日
- 「暁のヨナ」を無料で読む方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「暁のヨナ」34巻
あらすじと感想
ヨンヒの手記の続き・神官を虐殺したユホン
「ヨンヒ 神官共はすべて処刑した。もうお前の秘密を、見抜く者はいない」
ユホンは大神官たちがヨンヒは緋龍王の血筋のものだと見抜いて実家一族の屋敷に押し入ったので、大神官はじめ多くの神官たちを処刑したと言いました。
その件に激怒した国王ジュナム陛下はユホンを激しく叱責し、亡くなるまで許しませんでした。
一方、実家を訪れたヨンヒは、彼女がユホンに嫁ぐ際に、飛竜王の血筋であるという秘密を母親が彼に打ち明けたせいでこんなことになってしまったと悔やんで自殺したと知らされたのです。
実のところ、大神官は飛竜王の血筋の存在を喜び、これまでの一族の苦しみを憂いてくれた・・・ただそれだけだったのですが・・・。
一族の秘密を守るためとは言え、秘密を知った大神官たちを生きたまま焼き殺したユホンに叔父たちは「なんと酷いことを・・・」と嘆いていました。
けれどヨンヒはそれでもユホンのことを憎むことなどできず、やがて時は流れて二人の間にはスゥオンという男の子が生まれたのです。
スゥオンはとても好奇心旺盛で、3歳のころには父親の執務室に入り込んで会議の会話を暗唱してしてしまうほどに利発な子供でした。
イルの結婚
その頃、ユホンの弟のイルが何の前触れもなく突然妻を娶り、花嫁の顔に大きなキズがあることを理由に婚礼の儀も大々的にはやらないというのです。
相手は平民の女だったので貴族たちは反発したけれど、国王は意外にもすんなり承諾したといいます。
そんな謎めいたイルの結婚もユホンは祝福したいと言いますが・・・。
カシ
そんなある日、ヨンヒは庭園で気分が悪そうにしていた女性を見かけて声をかけました。
その女性の顔には大きな火傷の跡があったことからこの人がイルの奥方だと気づきましたが、すぐに神官見習いだった少女カシだとわかったのです。
あの神官弾圧事件からカシが生きていたことに懐かしさと申し訳無さで混乱するヨンヒですが、そこへすぐにイルが現れて「これ以上彼女に関わってくれるな」と連れ去ってしまいました。
『ヨンヒ様はお幸せですね』と、いつだったか女官にあなたは甘いとあてこすられた言葉がヨンヒの心に重く沈んでいくのでした。
赤い髪のヨナ誕生
やがてイルとカシの間に珍しい赤い髪の女の子が生まれ、ヨナと名付けられたとユホンがヨンヒに話しています。
ある日、スゥオンがいつものようにどこかへ行ってしまったので探していると、「ヨナのところに来ていた」とイルが連れてきてくれましたが、イルは冷たい顔で「その子をカシとヨナに近づけないで頂きたい」と言ったのです。
「その子は嫌な感じがするんでね」
ハクとの出会い
やがて月日は経ち、ヨナとカシが庭園に姿を見せるようになった頃、スゥオンは五部族会議に出席しているムンドク将軍に連れられてきたハクと出会い、ヨナも一緒に遊びました。
その時、カシは何を思ったのか、ハクの肩に手をかけて「ヨナを守ってね・・・」と言ったのです。
それを見たイグニは「カシ様はまるで占い師のようなことを仰るの」と言いながら、ヨナが生まれた時に「この子はしろとあおとみどりときいろの守護がついている」とカシが言ったと言います。
それを聞いたヨンヒはかつて神官見習いの少女だった頃のカシが、ヨンヒのことを飛竜王の血筋を感じると言ったことを思い出しました。
そして赤い髪の子供が授かったからイルは幸せなのだとカシが言ったことなどを話し、その結果、彼女には自分以外の人間の未来が見えることを知ったのです。
カシは燃え盛る神殿の中からイルに助け出された時に、二人の間に赤い光のようなものが降りてくるのを感じて「自分を妻にすればあなたの願いは叶う」と、妻にしてくれるようにお願いしたのだと言いました。
そんな信じがたい会話を続けるうちに、突然ヨンヒは急に強い頭痛に襲われて自分が『緋の病』を発症したことを感じたのです。
次期王イルと、度重なる死
ヨンヒは発病のことをユホンには言えないままに2年が過ぎ、ジュナム陛下が死の床で「次の王はイルだ」と遺言を残したことからさらにヨンヒは追い詰められていきます。
王の遺言は、次の王は自分だと信じいていたユホンを打ちのめし、ヨンヒもまたユホンは自分を守ろうとしたことからこうなったのだという気持ちに責められ、緋の病に蝕まれてとうとう倒れてしまいました。
ヨンヒは静養するためにスゥオンと一緒に王宮から引っ越すことになり、そんな折、女官がカシ王妃は神官弾圧の生き残りの神官見習いであったことをユホンに密告したのです。
その後、別邸に引っ越したヨンヒを訪ねてくるはずだったカシは、向かう途中で賊に襲われて殺されてしまいました。
そしてその2ヶ月後、ユホンはイルと二人で遠乗りに出かけて事故死してしまうのです。
しかしその死には不審な点があり、9歳になったスゥオンは父の遺体を調べて背中に刺し傷があることを突き止めるとともに、ケイシュクの証言からイルに殺されたことが判明したのです。
夜中に目を覚ましたヨンヒはスゥオンがいないことに気づいて探しに行くと、スゥオンを囲んでケイシュクやユホンの護衛たちが集まっていて「イル陛下がユホン様を殺した」と言っているのを聞いてしまいました。
立ち聞きしていたことを知ったスゥオンから、
「母上も早くイル陛下を殺したいですか?」と言われ、父親に習おうとするスゥオンに愕然とします!
精神的にも肉体的にも追い詰められてしまったヨンヒは、書き綴ってきた手記をイルに託す決心をして信頼している主治医スイメイ(ミンスの母親)に預けました。
手記の最後には度重なる死の連鎖を断ち切り、イル陛下とスゥオン、ひいてはスゥオンとヨナを憎しみ合わせたくないという言葉で終わっていたのです。
イルの手紙
辛い思いで手記を読み進めたヨナはヨンヒがイルと和解を願っていたことを知るとともに、手記の間に挟まれていた栞に手紙が入っていたことに気づきました。
それは父であるイルの直筆で、渡すことのないヨンヒへの手紙でした。
手紙には、自分が王には向いていないことや、気が弱いゆえに本当に言いたかったこととは違うことを口走ってしまって後悔ばかりした過去、カシを愛していたことなどが綴られていました。
そして最後に自分はきっとスゥオンに殺されるだろうとと書いたあとに、もう誰も殺したくないが兄上だけは王にしてはならない!私はヨナがいずれ四龍を集結させるまでの”つなぎ”だと記されていたのでした。
南戎の使者との会談に臨むヨナ
ミンスはスゥオンの緋の病を治す薬を作るためにユンに千樹草のことを聞こうとして、彼がヨナの仲間だということを知りましたが・・・。
一方、頭痛に苦しむスゥオンは体調が悪いのを隠して南戎の使者との会談に出ようとしていました。
そこへジュド将軍に呼ばれたミンスにくっついてきたヨナが、「王家の人間ならここにもいる」と、スゥオンの代わりに会談に出ると言い出したのです。
謁見の間で待たされてイラ立っていた使者たちは、現れたのが王ではなく従姉妹のヨナだったことに「無礼にも程がある」とさらに怒りました。
しかし金州での戦でグンテ将軍らの蛮行への抗議に対して、当時、現地にいたヨナは「突然 南戎の敗残兵が村に押し入ってきた」と、先刻まで自国であった金州の人々に対して南戎の兵たちが略奪したのだと証言したのです。
さらに地の部族での人身売買や水の部族での麻薬事件などもすべて見てきたと言い、その時に捕らえた南戎の商人や貴族は高華国で捕らえていることを、「今更ながらですが・・・」とすっとぼけた顔で報告して、会談を始めたのでした。
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スゥオンの父親のユホンってとんでもないサイコパスだったんですね!!情熱的だけどとても常識人のようにみえて、その反面・・・。ああ恐ろしや・・・。まあ、同じ場所で数ヶ月も恋人ヨンヒを待ち続ける執念深さに、今更ながら異常を感じると言えば、そうですがね・・・。しかもその気質はスゥオンに引き継がれているようです。スゥオンといえば緋の病も発症してしまっているので、両親の負の部分を受け継いでしまって可愛そうな人でもありますが・・・。
ラストでのヨナがすごく気になります。
次の35巻では南戎の使者たちをどうやり込めるのか、ヨナにとってはもしかしたらすごいターニングポイントとなるかもしれませんね!
「暁のヨナ」35巻の発売日予定日
「暁のヨナ」35巻の発売日は、34巻の巻末に2021年4月20日発売予定とありました!
関連記事➜特装版「暁のヨナ」35巻ネタバレ感想 南戎のメイニャン
「暁のヨナ」を無料で読む方法
毎回、次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は「暁のヨナ」34巻の紹介でした。
来年4月が待ち遠し過ぎます!!
ではでは\(^o^)/
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