【夢の雫、黄金の鳥籠】8巻ネタバレの内容と感想&9巻の発売日予想

     

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お元気ですか?うめきちです(^0^)

篠原千絵先生の最新刊【夢の雫、黄金の鳥籠】8巻が小学館フラワーコミックスより、2016年4月8日に発売されました。

この物語は16世紀初頭のオスマントルコの第2夫人”ヒュッレム”の数奇な人生の物語です。

サーシャという娘はルテニアのある村から人買いに攫われ、奴隷としてマテウスと名乗る男に買われ、教養を身に付けさせられて名前も「ヒュッレム」と変えてオスマントルコの皇帝”スレイマン”に献上されました。

皇帝の妾としてハーレムで暮らすことになったヒュッレムは、第1夫人のギュルバハルとの確執や、皇帝の御子を出産するなどさまざまな出来事に合いますが、心の中に思うのは”マテウス(実はイブラヒムという皇帝の側近)”ただ1人でした。

イブラヒムもまたヒュッレムのことを心から愛していましたが・・・。

今回の記事は、篠原千絵先生の【夢の雫、黄金の鳥籠】8巻のあらすじと感想&9巻の発売日予想について紹介していきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【夢の雫、黄金の鳥籠】8巻のあらすじと感想

オスマントルコ帝国はスレイマン1世の治世3年目、新にエジプトを領土に加え、ますます繁栄の一途をたどっていました。

新体制の下、大宰相となったイブラヒムは皇帝スレイマンから大宰相にふさわしい妻を娶るようにと言われました。

その時、イブラヒムの脳裏に浮かんだのはただ1人、ヒュッレムの顔。

『ヒュッレム様を妻として迎えたい!そのために必要な努力はなんでもしよう!』

『大宰相の似んがそれだと言うなら能うかぎりの努力をする!!』

強く心に誓うイブラヒムでした。

そのころ皇太后宮では、ベネチアの商人”アルヴィーゼ・グリッティ”が東洋から取り寄せた特別な絹を皇女ハディージェのための贈り物にと持参していました。

ふたりは相思相愛の中で、ハディージェに相応しい男として皇帝に認めてもらえるためにアルヴィーゼは商人として目下奮闘中でした。

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そんな時、皇帝から特別な宣旨がなされました。

それは皇女ハディージェをイブラヒムに下嫁させるというものでした。

皇女ハディージェとイブラヒムの結婚の宣言は瞬く間に皆に知れ渡り、宮廷はお祝いムードに包まれていきました。

が、しかしこの宣言に愕然とし、納得のできない当人二人とその恋人たちは戸惑うばかりです。

「皇女ハディージェとアルヴィーゼ」「イブラヒムとヒュッレム」それぞれの気持ちを知っている友達同士の4人です。

その心をあざ笑うかのようなこの結婚の組み合わせに、お互いの悲しみを思いやり慰め合うハディージェとヒュッレムでしたが、ここでハディージェはヒュッレムにそっと爆弾発言をします。

『私のお腹にはアルヴィーゼの子がいる』と。

その事を知ったアルヴィーゼはハディージェと生まれてくる子供と3人で暮らすためにベネチアに逃げる決心をしました。

そして新月の夜、計画通り二人は宮殿を脱出し、ゲリボルの港に向かいました。

けれどどこから計画が漏れたのか、二人はすぐに捕まってしまい、ハディージェは王宮に連れ戻され、アルヴィーゼはそままどこかへ連れさられて行方はわからなくなってしまいました。

そのころ、王宮の一室ではヒュッレムが

『このままイブラヒム様とハディージェ様が結婚してしまったら自分はどうすればいいのだろう・・・』

イブラヒム様の胸に行ける日が来るのだろうか・・・ヒュッレムの心は千々に乱れるばかりでした。

一方、イブラヒムは皇帝スレイマンに死ぬまでお仕えしようという子供の頃からの夢と、ヒュッレムを賜るという野望の間で激しく揺れていた心を決めました。

礼拝堂にヒュッレムを呼び出して、自分の決心を告げ、心から詫びるのでした。

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「どうかお許しください。あなたを賜りたいという気持ちは今も変わりません。しかし皇帝陛下にお仕えするために、ヒュッレム様を賜るという望みは今宵、この場に葬ります」と。

1524年5月22日に帝都イスタンブルで行われた皇妹ハディージェと大宰相イブラヒムの婚礼は15日間に及び、臣下の婚礼としてはオスマントルコ史上に例のない豪華なものでした。

その後、しばらく前に問題視されながらも、放置されていたエジプト問題についての会議が王宮で開かれていました。

造反者アフメットを討伐するために、エジプトに軍隊を送る会議を行っていたのです。

そこでイブラヒムはエジプト遠征の総司令官に任じられたのでした。

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次巻乞うご期待です!

書籍情報

【夢の雫、黄金の鳥籠】8巻

共に添い遂げるという夢が消えてしまったイブラヒムとヒュッレムはこれから何を支えに生きていくのかと思うと切ない限りですね。

政治一筋?

王子のためだけに生きる?

時代に翻弄されるとはまさにこの事ですよね。

アルヴィーゼはどうなったのか気になりますが、きっと生きていると思います!

それにしても、昼メロみたいでまったく歯痒いですね~

9巻の発売日予想

次の9巻の発売日の予想ですが、8巻の巻末には2016年冬頃発売と書かれていました。

姉系プチコミックが偶数月に発売されることもあり、4話分で1冊分ということで計算すると、おそらくは12月8日あたりではないかと思います。

もちろん、休載などのアクシデントがなければということが前提です。

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まとめ

今回の記事は、篠原千絵先生の【夢の雫、黄金の鳥籠】8巻のあらすじと感想&9巻の発売日の予想について紹介してみました。

王宮やハーレムというものは日本の大奥と同じで、贅沢三昧できらびやかで憧れてしまうけれどもそれ以上にすごく怖いところです。

今でもどこぞの国にはあるのでしょうね。

ではでは(^0^)/

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