お元気ですか?うめきちです(^0^)
2016年2月14日『日本のバイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~』が放送されました。
鈴木バイオリンの創始者で世界的に有名なバイオリン職人鈴木政吉の半生を描いたドラマです。
明治時代にもこんなに熱い男がいたんですね。
鈴木政吉の父はもともとは藩士でしたが、三味線作りで生計を立てていました。
次男であった政吉も最初は三味線作りをしましたが、やがて明治20年小学校で唱歌の教師の職を得ることになりました。
そんな折に友人が持ち込んできたのがバイオリンでした。
小学校の教師とバイオリン、いったいどういう繋がりがあるのでしょうか?
今回の記事はドラマ2016年2月14日放送の『日本のバイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~』の紹介をしたいと思います。
「日本のバイオリン王」あらすじは?
バイオリンと衝撃的な出会いをした鈴木政吉は、このあとどういう廻り合わせで世界的なバイオリン職人になっていくのでしょうか?
バイオリンに興味を持った政吉は、友人から楽器を借り受けるとすぐさま家に帰り、バイオリンの構造を研究しながら複製品を作ってみます。
1ヶ月半かけてようやく出来上がったバイオリンを友人たちに見せに行くと「でたらめな構造だ!」と酷評されて、逆にバイオリン作りに燃え上がるのでした。
こうと決めたら一途に突き進む夫をそっと支える妻の乃婦(のぶ)
仲の良い夫婦の姿が印象的でした。
やがて鈴木バイオリンは世間に知られるようになり、注文が入るようになると工場を広げ、職人も雇うようになっていくのでした。
ある日のこと、政吉は突然 赤ちゃんを抱いた女性を連れてきました。なんと彼女は政吉のなじみの芸者で赤ちゃんは政吉との子供でした。
その時から本妻(乃婦)とその3人の子供+妾(良・りょう)と赤ん坊の奇妙な生活が始まりました。
西洋の高価な楽器をだれでも気軽に手にできるようにしたいという志しのもとにバイオリン作りに邁進してきた政吉は、ある日、海外に留学させていた良の息子・鎮一に「お父さんのバイオリンには芸術性が感じられない」と酷評されてしまいました。
負けず嫌いの政吉は悔しくてたまらず、60歳をすぎた今度は高級志向のバイオリン作りを目指し、ついに世界的にも知られるバイオリン職人となっていったのでした。
やがて世界不況のあおりを受け、鈴木バイオリンは倒産の危機に立たされることになるのでした。
政吉は「何とかなる!最初は何もなかったんだから」と言って泰然と構えています・・・
スポンサードリンク
2人妻ってどういうこと?キャストは?
鈴木政吉・・・武田真治さん
妻・乃婦・・・笛木優子さん
芸者・良・・・中村ゆりさん
良の息子・鎮一・・・阿部力さん
音楽家・幸田延・・・遊井亮子さん
バイオリニストで延の妹・・・大塚千弘さん
山葉寅楠・・・羽場裕一さん
白井練一・・・大杉漣さん
ドラマナレーター・・・水谷豊さん
ドラマの予告で2人妻って聞きましたがどういうことかと思ったら本妻と妾ってことだったんですね。
いきなり赤ちゃん連れの妾を家に連れて来て同居させるなんてデタラメな男だと思いませんか?(>_<)!!
それとも、これが明治の「男のカイショー」ってやつですかね?
ドラマの感想と鈴木バイオリンの現在
日本の楽器は河合ピアノやヤマハピアノはよく知っていましたが、バイオリンでも有名だったんですね~不勉強ですみませんm(_)m
”政吉さん”ってどの場面でもとてもパワフルな人だったんだなあと感心しましたが、妻と妾の2人を同居させてさらに9男4女をもうけるなんて、もう脱帽ものですよ。
やっぱりこのぐらいのバイタリティーがないと国内外で高い評価を得るようなマエストロにはなれないですかね。
それにしても武田真治さんはカッコイイですね~
自由奔放な青年役は当然のことながら、老人役で白髪のかつらをかぶってもダンディーです!
乃婦役の笛木優子さんも相変わらず美しいですね!懐の深い本妻役の演技に泣けました。
やがて世界不況のせいで昭和7年、ついに鈴木バイオリン会社は倒産してしまいますが、政吉は不屈の精神でわずか数年で会社を立て直してしまいます。
現在、名古屋市内に再建された鈴木バイオリンの工場の入り口には創始者・鈴木政吉の銅像が建てられ、会社と従業員の人々を厳しく暖かく見つめているそうです。
まとめ
今回の記事は2016年2月14日放送のドラマ『日本のバイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~』の紹介をしました。
鈴木政吉のバイオリンは現存するものが少なく、皇太子さま所蔵品のバイオリン、安藤幸さんの孫が譲り受け所蔵しているバイオリン、愛知県立芸術大学に保存されているバイオリンなどが確認されています。
ドラマの最初と最後に人気バイオリニスト古澤巌さんの演奏シーンがあり、思いっきり堪能させていただきました。
最後の演奏では安藤幸さんが鈴木政吉さんから贈られたあのバイオリンでの演奏でした。
ほんとうに優しい穏やかな音色に感動しました!録画しておいてラッキーです。
ではでは(^0^)/