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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
「女王の花」で知られる和泉かねよし先生の「コールドゲーム」4巻が2020年2月10日に発売されましたが、この物語は中世のとある国を舞台にした王妃の座争奪戦という恐ろしいゲームがテーマです。
- 逃亡したアルナ(カミラ)を追ってフランドルまでやってきたスミレ一行
- ロバートの話しからアンの仕業であると確信するスミレ
- 暗闇の中で敵を前にして、騎士として訓練を積んだスミレの体は機敏に動くが・・・!
今回の記事は「コールドゲーム」4巻の紹介をしたいと思います。
「コールドゲーム」4巻
- あらすじと感想
- 電子書籍で無料で読む方法
- 「コールドゲーム」5巻の発売日予想
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末が知りたくない方はご注意くださいね!)
「コールドゲーム」4巻
あらすじと感想
カミラの逃亡
宮廷からアルナ(カミラ)の姿が消えてしまったことに気づいたスミレは、彼女の残した置手紙からどうやら「自治都市フラドル」へ向かったらしいとアーサーたちに打ち明けて、連れ戻すために王の許可が欲しいと言いました。
いくら仮とは言っても王妃が勝手に帰国してしまうなど許されることではないし、お世話係のヒューズ家は責任を負ってとんでもない事になってしまいかねない事態です。
とは言えあの臆病なアルナ(カミラ)が一人で逃亡するわけもなく、何者かが手引きしたのは間違いない事です
ところが行く先がフラドルだと聞いたアーサーは、自分も行くと言い出したのです。
かくてまたもや王の仕事をケイに押しつけてアーサー、スミレ、エド一行はフランドルへと向かったのでした。
怪し気な男・ロバート
フランドルに着くと、彼らは『レスト家の遠縁のお嬢様がかどわかされたので探しに来た』と名乗りますが、さすがに商人の街を取り仕切るフランドル・親方代表ケイネスの目はごまかし切れずに危うい一面もありました。
しかし旅慣れたアーサーの鋭い眼力と度胸による商人相手の独特な会話術のおかげで街の中へ入ることを許されてホッとした彼らに、宿舎の用意ができたと声をかけに来た男・ロバートは、スミレの姿をみて驚愕しました。
すみれ色の瞳の女騎士を見たロバートは、今は亡きリズィーからの手紙で知っていた「すみれ色の瞳の女騎士」だと確信し、リズィーを陥れた張本人として「この手で紙の裁きを下してやる!!」と決めたのです。
声をかけてきた男の挙動から何かあると感じたスミレは狙われているのが自分かアーサーかわからないが、ここは二手に別れて出方を探ることにしました。
カミラの命運は・・・
というわけで、アーサー&エドと別れたスミレはすぐに路地に連れ込まれ、逃げ出したスミレは廃墟へと逃げこんでロバートたちと対峙することになってしまったのです。
ここでロバートから聞いた話から2つのことがわかりました。
- 今回の黒幕はアン
- 宮廷でスミレを攫わせたのは別人
その直後、彼の口片危惧していた恐ろしい事実が告げられました。
アルナ(カミラ)はすでにロバートの手で殺されていたのです。
怒りに染まったスミレは、暗闇の中で騎士として訓練された技で一瞬のスキをついて敵を追いつめ、その急所を狙って剣を突きつけます。
しかし月光が差しこんできて我に帰ったスミレのスキを見逃さなかったロバートは、形勢逆転かと思われたその刹那、駆け付けたアーサーの一撃で切り殺されたのでした。
スミレの誓い
カミラの死で落ち込むスミレに、アーサーは鋭く言い放ちました。
「俺が命じた!だからお前が今感じている怯えも罪悪感も俺のものだ!考えるな!!」
彼のその一言で、スミレはアーサーを「自分の剣と真心を捧げる私の王!」と決めたのでした。
アルバート・グレイ
同じ頃、娘・リズィーが姦通罪(無実)で処刑されたために、領地を追い出されたアルバート・グレイは妻子を実家に帰して自らは『リズィーの相手』という無実の罪を着せられたロバートを連れてフラドルのケイネスの家に逃げてきていました。
アンとクリスティナ
また一方、宮廷ではアンがおっとりのんびりした第4王妃クリスティナを使ってヒューズ家の動向を探っていました。
どうやら彼女の狙い通りアルナ(カミラ)は逃亡したようです。
そんな中で、隠された本性が時折垣間見えるようになってきたクリスティナに、アンはバカにしてきた彼女の真の恐ろしさにゾッとさせられていました。
あとでわかることですが、アンとクリスティナは実の姉妹だんです!本当に外見と中身が違う恐ろしい姉妹です。血は争えないってことですね(@_@;)
やがて夜明けが訪れると、スミレとアーサー、エドは小舟に乗って”裏の港”に向かいました。
そこではケイネスをはじめとした商人たちの秘密の商いが行われているようです。
港へ着くと、桟橋に男が一人立っているのが見えました。
それの男がアルバート・グレイだと聞いたスミレは、船から飛び降りるとまっすぐに彼に問いただしたのです。
「アルナ様の所在と事の経緯を説明してもらおう!」
けれどもう何もかもどうでもよくなってしまったグレイは、ロバートの死を聞いても「そうかね」と言うだけです。
でも最後くらい戦って死にたいと思ったようで、スミレと決闘しようとしたその時、敷石にけつまずいてビターン!!と転んでしまいました。
あまりの事に一気に戦意をそがれてしまったスミレに代わって、「ここからは俺の仕事だ」とアーサーがグレイの首に剣先を突きつけます!
そして自分には生きる価値など無いと嘆くグレイに、
「ならばその命、俺に捧げろ!俺が王だ!!」と言ったのです。
かくてアーサーが王であるかどうかは半信半疑のまま、グレイは彼の家臣となることになりました。
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なんかとっても王道な展開になってきましたね。
カミラが亡くなってしまって宮廷から去ることが許されないスミレは、ダメだと自分に言い聞かせながらもアーサーに惹かれていきます。
いつか正体がばれた時どうなるのか色々と妄想しちゃいますね。
やがて姫に戻って大団円を迎えるのか、アンとクリスティナ姉妹にハメられてまたひどい目に合されるのか・・・。
それにしても宮廷にはもうアンとクリスティナとカザリンしか残っていないけどどうなるんでしょうかねぇ。こっちを妄想すると恐ろしい想像しかできません(@_@;)
電子書籍で無料で読む方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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「コールドゲーム」5巻の発売日予想
「コールドゲーム」5巻の発売日2021年3月10日です!
まとめ
今回の記事は「コールドゲーム」4巻の紹介でした。
惹かれてはいけない相手にどんどん惹かれていくスミレ。
彼女の恋心はどこへ行くのでしょうか。
ドキドキしちゃいます。
ではでは(^o^)/
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