「青楼オペラ」7巻ネタバレ感想 謎の医師真木村賢生・8巻発売日予想

     

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おげんきですか?うめきちです(^0^)

桜小路かのこ先生の大人気コミック【青楼オペラ】7巻がフラワーコミックスから

2017年9月26日発売されました。

黒幕・中村の不正を暴くまであと一歩のところまで迫った茜ですが、事の真相が明らかになることと引き換えに惣右助との別れがやって来るのです。

恋と復讐の間で気持ちが揺れる中、身近に現れた新たな人物・真木村が中村と繋がりがあることに気づいた茜と惣右助は!

今回の記事は、

  • 【青楼オペラ】7巻のあらすじと感想
  • 【青楼オペラ】8巻の発売日予想
  • まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、

結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【青楼オペラ】7巻のあらすじと感想

利一とこっそり話ていたのを紫に立ち聞きされてしまった茜は、紫に「自分たちは『幕府の隠密』で、ある密命を帯びて吉原にひそんでいる、人に知られたら聞いていた者も口封じされてしまうのだ」と下手な芝居をうちました。

★利一が紫を黙らせるには色仕掛けしかないから、それはあまりにも紫がかわいそうだと思った茜に一票をあげたいですね(#^^#)

細田屋たちが捕まって茜は目的にまた一歩近づいた喜びとは裏腹に、惣右助との別れもまた確実に近づいてくることも確かなことに切なさを隠し切れませんでした。

「この花ァ 生涯忘れねぇなぁ・・・・・」

手をつないで二人で桜の花を見ながら惣右助もそうつぶやくのでした。

★お家再興のためとはいえ・・やるせないですね(>_<)

惣右助がかわいそう(T_T)

そんなある日、曙楼の花魁・朝明野の道中に付き添った禿が熱を出して倒れてしまいました。

朝明野姐さんに言われて医者の真木村を探しに来た茜が、酔った侍に絡まれているところを助けてくれたのが当の真木村だったのです。

真木村は医者としての腕はいいようで、みんなにとても信用されていました。

その晩、茜のところにやって来た惣右助は、細田屋と白子屋が今朝方、牢の中で死んだと告げました。

二人を殺ったのは十中八九中村の放った刺客のしわざで、せっかく捕まえた生き証人はあっけなく消されてしまったのです。

『親や葵の仇にまんまと逃げられた』と悔しくてたまらないはずなのに、茜の心は『これでまたしばらく惣右助と離れずにすむ』と一瞬でも喜んでしまった自分の心に強い罪悪感を感じてしまいました。

少し風に当たって気を静めようと、窓を開けたそこにいたのはなんと!真木村でした。

どこぞの姐さんと面倒を起こして逃げて来たらしく、匿ってくれと言って部屋に入ってきた真木村は帯刀していて血の臭いがしていました。

惣右助が厠から戻ってきたので慌てて窓から出て行った真木村は、「細田屋の名が出ていたが・・あの二人、何者だ・・・?」といつもの穏やかな表情はなく、物騒な雰囲気を漂わせながら去って行くのでした。

真木村のことを利一に話すと、昨夜、吉原の外れで切り合いの事件があったらしいけれど、真木村の正体がわからないうちは下手に動いてはいけないと釘を刺されてしまいました。

茜は薬を貰いに行くという口実で真木村の所へ行きましたが、真木村もまた茜たちを怪しんでいることを知り、さらに真木村への疑いを深めるのでした。

★無鉄砲な茜もすごいですが、真木村というこの医者の時折見せる不気味さはタダ者じゃありませんね。

数日後、事件のお調べが打ち切りになったことを知った惣右助は、全ては中村とその上役の老中の差し金で真木村が手先だとすれば次に矛先が向かうのは・・・!

そう考えると居ても立っても居られなくなった惣右助でした。

利一は茜に『仇討ち以外の道を探してみてはどうか』と言いました。

けれど茜は、そんな事をしたら亡くなった両親や葵たちに申し訳が立たないと苦し気に言うのです。

「その方々の中に貴方が幸せになることを望まない人がおられましょうや!」

惣右助もまた茜の望みを叶えるために力を惜しまないと誓った一方で、諦めきれなくて苦しんでいることを教えてくれました。

取り返しのつかないことになる前に、別の道があることを知ってほしいと利一は説得するのでした。

★強い想いで結ばれている二人なのに、なかなかすんなりと「別の道」などへは進むことが出来ない時代というか、茜もやっぱりお家第一の武家の女ということなのでしょうか!

その日、近江屋惣右助は札差屋の仕事で中村の屋敷を訪れていました。

その帰り道で妙な気配を感じた惣右助は、中村から預かった品を番頭に持たせてどこかへ行き、そのまま行方不明になってしまったのです。

一人になった惣右助を襲ったのは真木村でした。

★やっぱり!

番頭から惣右助が帰って来ないと聞かされた茜は気が気ではありません。

もしかして暗殺されたかもしれない!犯人は真木村先生だ!

こうなることが怖くて別れようとしたのに・・・!

千々に乱れる気持ちから居ても立っても居られず、一心不乱に御稲荷さんにお参りしているとそこに現れた真木村から惣右助の落とし物だと脇差を渡されました。

真木村は大人しくしていた方が身のためだと暗に脅してきました。

けれど脇差を見た茜はそこにあるはずの物が消えていることに気づいて、惣助が生きていることを確信したのです。

茜は利一と共に松坂屋のところに来ていました。

松坂屋の調査では、近江屋に預けられた品物は中村への賄賂ではないかという茜の読みは当たっていました。

ただし送り主は商人ではなく、罷免された役人が取り立ててもらうための貢物だったのです。

その役人に会ってみたいと茜は言いました。

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その後、真木村は再びまた脅しをかけてきました。

吉原で流行りの菓子折りを、あたかも惣右助が届けさせたように見せかけて茜をおびき出したのです。

菓子に毒を仕込んだから、解毒剤が欲しかったらお前の仲間の名前とその目的を白状しろと、刀の柄に手をかけてまで脅してきたのです。

あわやというところで現れた惣右助は拳で真木村を殴りつけて昏倒させて、驚いて呆然としている茜を抱きしめて囁きました。

「いい女だぜ」

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翌日、茜と利一に叩き起こされた惣右助が語った事の真相はこうでした。

  • 切られたふりをして川へ飛びこみ、その拍子にひっくりかえった小舟の下へもぐり込んで沈んだようにみせかけた。
  • けれど茜には生きていることを悟ってほしくて、『目貫』を抜いた脇差を残していった。
  • その後は別人になりすまして、チャンスをうかがっていたのだ。

『目貫』と言うのは刀につける飾りですが、茜は父親の形見の『猫の目貫』を惣右助に贈っていたのです。

★目貫とは小さな細工物を刀の握りなどに差し込んで使います↘オシャレですね~(*´▽`*)

昨夜、惣右助が現れた時に惣右助が持っていた目貫を見て、真木村の顔色が変わったことに茜は気づいてなぜか不思議に感じていました。

思い返してみれば、惣右助も切られていないし、菓子折りも毒は盛られていなかったのです。

それから数日後、茜はまたもや惣右助の名を騙った真木村に呼び出されていました。

ところが、なぜか茜は上座に座らされて、真木村は茜の前に手をついて真礼をしていました。

そこに遅れて駆け付けて来たのが利一と惣右助でした。

みんなの前で真木村は本当のことを話しました。

真木村賢生は本名を”牧村賢守(まきむらかたもり)”といい、実は現在のお目付け役”新見淡路守(にいみあわじのかみ)”の配下のもので、先のお目付け”永倉石見守(茜の父親)”の事件の真相を明らかにしようとしていたのです。

★医者とは仮の姿で本当は御庭番だったのです!

びっくりしましたね!そうだったのか~(*´▽`*)

『猫の目貫』を見るまでは朱音だと気づかず、まさか永倉家の息女・朱音がこんなところにいるとは知らなくて大変申し訳なかったと深くあやまっていました。

つまり牧村は大きな見方だったのです!

暗闇の中に今までになく明るい光が差し込んできて喜びに沸く一同ですが、惣右助はひとり、寂しそうに微笑むのでした。

番外編

茜はまたもやしかめっ面をしていました。

原因は惣右助が深川へ行ったことです。

太鼓持ちの喜八に聞いたと怒っていました。

深川には『羽織り芸者』と呼ばれる遊女がいるので、茜はやきもちを焼いて拗ねていたのです。

一生懸命言い訳したり、なだめたりする惣右助に背を向けて拗ねたポーズを取りながら

茜は『もう少し焦らせとこうかしら・・』と思うのでした。

曙楼からの帰り道、ニヤニヤしながら喜八に駄賃を渡しています。

惣右助は惣右助で、茜の妬く顔が見たくてわざとやっていたのです。

★どっちもどっちということでした(笑)

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【青楼オペラ】8巻の発売日予想

【青楼オペラ】8巻の発売日予想は2017年冬ごろと7巻の巻末に書かれていました。

7巻までの発売ペースから考えてみますと、2018年1月下旬あたりではないかと思います。

また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。

8巻ではまたもや茜に大事件が襲いかかってくるみたいですが、今度は紫も巻きこまれてしまうようです!

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まとめ

今回の記事は、

  • 【青楼オペラ】7巻のあらすじと感想
  • 【青楼オペラ】8巻の発売日予想
  • まとめ

以上の紹介でした。

すごい大物が参入して来て心強いかぎりですが、茜を待ち受ける運命はそう簡単にはハッピーエンドにさせてはくれないようですね。

8巻ではどんな事件が待ち受けているのでしょうか!?

ではでは(^0^)/

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