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お元気ですか?うめきちです(^0^)
リチカ先生の最新コミックス『星降る王国のニナ』4巻が2021年2月12日に講談社BE LOVE KCより発売されました。
- ガルガダへ向かうニナはトラに襲われそうになって、助けに来たセトと森の中で一夜を過ごす
- 怪我をしたセトに、「ためしにわたしを好きなつもりなってみるのはどうかな?」と持ちかけるが・・・
- しかし国王は『フォルトナの姫を得た者が次期王になる』と急に方針転換をしたことで、王子たちの間で新たな争奪戦が巻き怒ることに!
意外な方向へと話は進んでいきます。
そこで今回は「星降る王国のニナ」4巻の紹介をしていきたいと思います。
「星降る王国のニナ」4巻
- あらすじと感想
- 「星降る王国のニナ5巻の発売日情報
- 「星降る王国のニナ」を無料読み&試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「星降る王国のニナ」4巻
あらすじと感想
第十三夜 鮮血
森の中で大きなトラに襲われかけたニナですが、間一髪セトが助けに来てくれました。
涼しい顔でトラを撃ち殺したセトは、ニナに水の入った革袋を渡して「あっち休めそうな場所がある」と言って、みんなが来るまで今夜はこのまま二人きりで野宿するつもりのようです。
しかしセトは脇腹をトラの爪で負傷していました。
それを知ったニナは心配しますが・・・。
その夜、セトは幼い頃の忌まわしい夢をを見て目を覚ますと熱を出していました。
怪我のせいで高熱を出したセトですが、それでもニナには憎まれ口を叩き、怒ったニナは彼の口に噛み付くようにキスをして「好きの入ってないこれは、うんこだっ」と叫びます。
話しているうちに、セトが一人ぼっちで本当の特別を知らないことに気づいたニナは、
「ためしにさ、あたしを好きなつもりになってみるのはどうかな?」と持ちかけました。
ところがその時、向こうに何かいるみたいだったので、「まさかまたトラか・・・?」とドキドキしながらも、ここは自分が見に行ってくると様子を見に行ったニナが連れ帰ったのは、さっきのトラの赤ん坊だったのです。
「なんとか助けてあげたい」と言うニナに「ばかか!それはアレになるんだぞ!」と呆れるセトです。
けれど彼は、文句や反論をしながらも何故か「壊すべきもの」であるニナに目がいってしまう自分が不思議でなりませんでした。
やがてトラの子は「夜明け」という意味の”ミーヴァイリア”と名付けられて、ニナたちと一緒に王都へと向かうことに。
第十四夜 大国の夢
もとは最北の貧しい国だったガルガダは、四代前の国王に神の使いが「南に楽土あり」と告げたことから近くの国を征服して国土を広げ、やがては5つの領国を持つ強国として名を轟かすほどの豊かな国になりました。
それでもまだ飽き足らず、次はフォルトナを手中に収めようと画策は続いています。
ようやく王都に到着したニナは出迎えてくれたセトの兄弟たちの異様な雰囲気に驚きました。
誰も彼もがセトの帰還を喜んでいず、第2王子ヨルが「血の神殿育ち」と嘲り、剣を抜こうとします。
セトもまた彼らのことを「側女の子」と蔑んでいました。
そんな彼らを見て思わずニナはヨルの剣を叩き落として叱りつけたのです!
「ケンカするな!王子のくせにまわりが見えていないのかよっ」
「だいたいセトが言い過ぎだぞ!」
ニナはやがて妃になることから、その夜からセトと同じ部屋で寝ることになりました。
最初は焦りまくっていたニナですが、いつの間にか眠ってしまい、セトもまた隣に暖かい体温を感じて不思議な感覚に驚いていました。
翌朝ニナが目を覚ますとセトが彼女を抱きしめるようにしていたのです。
びっくりして焦るニナは、彼のニヤニヤ笑いが前とはほんのちょっと違うような気がするのでした。
その日、ガルガダの国王は息子たちを集めて「決めた!」と、とんでもない宣言をしました!
それは「ニナを手に入れたものが次の国王!」だったのです!
第十五夜 争奪
セトと部屋が別々になったことを怒っていたニナはその理由が、王の指示で王位継承順位が白紙に戻されて『4人の王子のうちフォルトナの姫を得た者が次期王になる』ということになったとセトに聞かされてなんだかムカムカしてきました。
怒りながら歩いていたニナは、セトの白の宮から出てはいけないと言われていたのに、いつの間にかヨル・アト王子の黒の宮に来ていたのです。
そのまま黒の宮に連れ込まれてしまったニナは、ヨルから「俺の妃になったら贅沢させてやる」と言われます。
けれどヨルは女より男の方が好きなたちで、宮の中はきれいな男でいっぱいだったのです。
その時にヨルから聞いた話では、セトの母君は王族の血を引く高貴な巫女だったけれど、巫女のまま王と通じてしまったことで不浄の存在とされ、生まれたセトも・・・。
なんだかんだで黒の宮に閉じ込められてしまったニナは白の宮に帰るために、夕食を運んできた小姓を殴り倒して服を奪い、小姓になりすまして逃げだしました。
ちなみにお互いの宮どうしには不可侵の決まりがあってセトは黒の宮に手を出すことができません。
黒の宮の中で迷子になっていたニナが、ようやく外に出るとそこで待っていたのはなんと!一番年上で第三王子のビドー・ターハだったのです。
ビドーもニナを自分の紫の宮に連れ込もうと誘ってきました。
そこへ割り込んできたヨルが「ここはまだ黒の宮だ!逃げないように足を切れ!」とニナの足を切ろうとしたのです!
ニナ危機一髪!
そこへようやく現れたセトが、黒の宮の護衛を倒してニナの服の胸元を開いて自分がつけた刀疵を見せ、
「胸を斜めに走る刀傷が我が刻印!誰にも渡すつもりはない!」と宣言しました!
第十六夜 血の記憶
白の宮に連れ帰られたニナはそれからセトの視界から出ないようにと命じられました。
国王の命令でもニナを妃にしたものが次期国王だとか、何がなんだかわけがわかなくなってしまったニナは、外の空気を吸いたくなって庭に出ると、そこには第四王子のトート・ユガが待ち構えていました。
トート自身は王位継承には興味はないと言います。
しかし彼もまたセトの負の情報『血の神殿』の話を吹き込もうとしてきたのでニナは、
「人から聞いた話をホントみたいに話しちゃだめですよ」とシャットダウンし、そんな彼女を黒い笑顔で見送るトートですが・・・。
色んな人から色んな情報をふき込まれるよりはと、ニナは思い切ってセト自身に聞いてみることにしました。
「血の神殿って何?」
セトの口からセトのことを聞きたいというニナに、
「知りたければ教えてやる」
そう言って翌朝早く、セトがニナを連れて行ったのは廃墟の神殿でした。
「10年ほど前 ちょうどこのあたりに神殿の長が飛び降りて死んだ。それが「血の神殿」と言われる所以だ」
セトの母親は巫女の身で王と通じたことを恥て身籠った事自体をなかったことにしたかったようです。
生まれた赤ん坊のセトは神殿の奥で王家から隠されて育てられ、彼の世話をしてくれた神殿長は巫女を盲愛していたので、「崇める女の子供」または「女を汚した憎い王の子供」としてそれぞれ接する場合でセトに対する態度が変わり、幼いセトには恐怖だったのです。
そんな日々のせいで何も感じなくなってしまったある冬のこと、神殿の者の密告で全ては明るみになって王宮から迎えが来て、彼の存在に執着した神殿長は王への呪いをこめてセトの目の前で飛び降りました。
恐ろしい幼児体験を告白したセトの悲しみや辛さに同情したニナは、『あたしにできること!』と、セトの背をギュッと抱きしめたのです。
「あたしが幸せを教えるよ!一生おまえを大事にしてやるから!」
そんなニナを今度はバックハグしてくるセト。
二人が宮に戻ると側仕えや護衛たちが騒いでいました。
フォルトナから使者が来て王が替わり、春には会見をしたいと言ってきたと言っています。
彼らの情報から即位したのは第2王子のアズール・セスだと!
しかし宮のバルコニーから見える使者の一番うしろの者は見間違いようのないアズールの後ろ姿でした。
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ニナもほだされやすい性格みたいですが、ガルガダの王子たちも何だかんだ言っても根っから悪い人間というわけではなさそうですね。まあ第四王子のトートは要注意人物っぽいですが・・・。それにしてもあれだけアズのことを愛していたはずなのに?って思っちゃったのは私だけでしょうか?
王子二人の間で揺れる乙女心ってやつかも?この先、どうなっていくのかワクワクキュンキュンじゃないですか~♡
「星降る王国のニナ5巻の発売日情報
「星降る王国のニナ」5巻は2021年6月11日の発売されました。
関連記事:「星降る王国のニナ」5巻ネタバレ感想・恐怖のガルガダ王は女王だった!
「星降る王国のニナ」を無料読み&試し読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「星降る王国のニナ」4巻の紹介でした。
セトのことを好きになりそうなニナ!
一体この先、どういう展開が待っているのか読めません!!
ではでは\(^o^)/
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