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お元気ですか?うめきちです(^0^)
のだめカンタービレで一世を風靡したニノ宮知子先生の質屋まんが【七つ屋志のぶの宝石匣】13巻が2021年2月12日に発売されました。
- 山梨県甲府へ旅行がてら出かけた志のぶ・顕定・鷹臣。
- 3人は甲府で晴子が極秘出産したことを知り、事件の真相へとまた一歩近づくが・・・。
- 西瞳は青山菖蒲が知らない女とホテルから出てくるところを目撃し・・・!
ということで今回は「七つ屋志のぶの宝石匣」13巻の紹介をしていきたいと思います。
「七つ屋志のぶの宝石匣」13巻
- あらすじと感想
- 「七つ屋志のぶの宝石匣」14巻の発売日予想
- 「七つ屋志のぶの宝石匣」を無料試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「七つ屋志のぶの宝石匣」13巻
あらすじと感想
Story.49
鷹臣の店で志のぶは山梨に行く話を持ちかけ、顕定も加わってそれぞれの目的のために春休みに3人で顕定の叔父である義実おじさんの別荘に一泊で出かけることになりました。
電車の中でのお昼は、志のぶは駅弁のチキン弁当で鷹臣は自分で作ったバケットサンドイッチ、そして顕定は自作の海苔無し塩おにぎりでした。
どケチだと言われて怒る顕定ですが、結局のところは鷹臣がサンドイッチ1個と交換してあげるのでした(笑)
山梨に着いた一行は、まずは甲府にある鷹臣の馴染みの「田部工房」へと向かいます。
甲府は言わずと知れた宝石の街で、今回の鷹臣の目的は田部工房に依頼してあった試作品の確認と、次に考えているデュモルチェライトインクォーツを使った新作についてです。
鷹臣が打ち合わせをしている間、暇な志のぶと顕定は工房の見学をし、甲府市内で食事をしてから別荘に戻りました。
食事中鷹臣が志のぶにワインをすすめようとしたりして(志のぶはぶどうジュース)やけに馴れ馴れしくしているのを見ていた顕定は不機嫌そうに文句を言います。
「俺の前でイチャつくな 気持ち悪い!」と顕定。
「イチャつくとか意識してるの?気持ち悪い!おじさんのくせに!」と志のぶ。
「鷹のほうがおじさんだろ!?オレは28で鷹は32だ!!」と顕定。
そんな二人を見ながら「面白い」と喜ぶ鷹臣でした。
別荘に戻った3人はまたもやワインを飲んで(志のぶはぶどうジュース)、顕定は家中に置かれたたくさんの水晶の原石に「何か見えないのかとよー 志のぶ」と聞きますが・・・。
「んー・・・実は原石はあまりわからない・・・」と答える志のぶに、
「水晶は霊力を入れて初めて効力が発揮されるっていうわけだ」とファウストの話を持ち出す鷹臣。
無意識に浄化している鷹臣に「伝説」とか「迷信」とか言われても・・・と、複雑な顔をする志のぶ。
「もう寝る」と、2階に上がろうとフラフラ階段を上がる顕定は、「落ちないでよ。よっぱらい・・・」と思わず側に来た志のぶの顔をじっと見つめてほっぺたをギューっとつまむのでした。
Story.50
翌日は顕定の用事で「カミノ貴石」へ向かいました。
カミノ貴石の社長・神野伸夫は「神の手」と呼ばれる宝石のカットの達人で、偶然ですが、志のぶはその工房にいた”大滝英雄”という従業員には用があったのです。
大滝に声をかけた志のぶは、倉田屋の常連客から預かったウォーターインアメシストの原石を渡して、
「お客様からこれを大瀧さんにカットしてほしいと依頼されたんです。この石がよく見えるならどんなカットでもいいそうです」
その石を見た大滝は『母の差し金?追手がきたのか?どうしてここが!?』と不安そうな彼に、
「依頼者は素敵な女性ですよ。そのアメシストは「大事な人から貰ったものだ」って言ってました」という志のぶの言葉で、3年前に家に置き去りにした妻の依頼だと気づいたのです。
大滝の母親は酷い毒親で、息子のことを支配し続け、彼はやっと好きな人と結婚したのも束の間、結婚2年で妻を置いたまま一人で逃げてしまいました。
行くあてもなく甲府にやってきた大滝は子供の頃から鉱物好きだったことが縁でカミノ社長と知り合い、勢いのまま甲府に居着いてカミノ貴石で働くことになったのです。
ところが今、大滝の目の前にはその妻が立っていました。
彼女の横にいる幼い女の子は、大滝が失踪した後に妊娠がわかって生まれた娘の菜月でした。
彼女は大滝の元同僚が甲府で見たと写真付きで連絡をくれたことから夫を見つけることができたと言いました。
しかも家のお金は義母がすべて握っていたので、家のモノを少しづつ質屋に売って逃走資金を貯めていたのです。
「そんなわけでわたしと菜月、あなたの側で暮らしていいかしら?」
「も・・・もちろんだよ!ここで一緒に暮らしてください!」
ステキな大団円を迎えたそこへ来たのは近所に住む和久井という老婦人ですが・・・。
和久井は顕定が北上義実の関係者だと聞いて顔色を変えて帰ってしまったのです。
Story.51
和久井のことを怪しんだ鷹臣は、神野が開いてくれた大滝一家の歓迎会を抜け出して一人で和久井の家に向かいました。
突然やってきた鷹臣に「敵だったら逃しはしない!」と脅された和久井が、観念して話してくれたのは驚愕の事実でした。
24年前、60歳で助産婦を引退していた和久井のところに北上義実から相談が入り、彼の友人の加治木晴子の出産を手伝うことになったのです。
けれど彼女のお産は極秘のようで、報酬も通常の3倍、和久井は芸能人か何かだと思いました。
やがて無事に出産した晴子は10日ほど和久井の家で過ごした後、北上の別荘に移ると言って3人でベビー用品を揃えに出かけたまま帰ってこなかったのです。
北上に電話してもつながらず、それから半年後に都内の北上俊明氏宅が火事になったというニュースから北上義実も行方不明になっていることを知った和久井。
彼女は家に残されたままの晴子の荷物を開けてみた和久井は、荷物の中から出てきたたくさんのダイアに驚いて怖くなり、そのまま口をつぐんでしまったのだと告白しました。
鷹臣が和久井の話を整理しました。
- 24年前、加治木晴子は子供の父親・三浦銀一から逃げて山梨で虎徹を生んだ
- 10日後、3人は車で出かけたまま失踪
- 翌日、晴子は小河原の児童養護施設に虎徹を置き、その日、隣の市の質店「つるの」で義実の所有だったアンティークの指輪を売却
- その一ヶ月後、つるのは養護施設をのぞいている晴子を目撃
- 義実の行方も依然として不明、車の目撃情報も無し
和久井の家に残されていたダイアを志のぶが見ると、それはあの「合成だと鑑別できない怖いダイア」だったのです。
そこまで話を聞いた顕定は、「ちょっと待て。三浦銀一って誰だ?」と聞いてきました。
三浦のことは鷹臣から志のぶが顕定に話すことを任されていたのですが、話せないまま保留になっていたのです。
和久井は秘密を打ち明けたことでようやく安心することができました。
北上家の事件の犯人はおそらく三浦で、三浦は虎徹の父親だということに驚きを隠せない顕定ですが、志のぶが黙っていた理由が、
「三浦銀一は乃和のお父さんだったから・・・顕ちゃん・・・乃和のことす・・好きでしょ?」
慌てて逃げようとした志のぶは壊れていたウッドデッキに足を挟まれてしまい、顕定に抱きかかえられるように救出されたのでした。
Story.52
西瞳はマレーシア・クアラルンプールで投資のためのマンションの買付をしています。
そこへ青山菖蒲から電話が入って呼び出され、ロサンゼルスのホテルで落ち合い、その翌日に浜辺のカフェでルビーの指輪をもらいました。
「妹に買った指輪なんだけど、まあ渡しても捨てられるのがオチだなって思って・・・せっかくだから付けてくれる?」と。
その後、ニューヨークへ向かう途中で瞳はその指輪を洗面台に外したまま忘れてきたことに気づいて愕然となりました。
体の関係だけだとうそぶいていますが、彼女は菖蒲のことが実は好きだったのです。
ところが指輪を取りに戻った瞳は、ホテルから菖蒲が知らない女(実は晴子)と出てくるのを見てしまいました。
ショックを受けた瞳は、「顕定のことはほっておいてくれ」と菖蒲に言われたにもかかわらず、三浦銀一に志のぶが『例のダイア』を看破する能力があることを喋ってしまったのです!
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また一つ、事件の真相に近づいた志のぶたちですが、三浦銀一のせいとは言っても一族全てが忽然と消えてしまった謎はまだわかりません。
一体何があったのか?合成ダイアの謎とともに謎は深まるばかりです(゚A゚;)ゴクリ
しかし酔っ払った顕定のシーンは面白かったですね~!
きっと鷹臣は弟を見る兄の心境なんでしょうね。
志のぶをかまうと顕定が反応するし(笑)
菖蒲✕瞳のドロドロ恋愛も絡んで、この先の展開がドキドキします!
「七つ屋志のぶの宝石匣」14巻の発売日予想
「七つ屋志のぶの宝石匣」14巻は2021年夏発売と、13巻の巻末に記載されていました。
てことは今年の7月~8月あたりではないかと予想してみました。
また詳しい情報が入りましたら更新していきたいと思います。
「七つ屋志のぶの宝石匣」を無料試し読みする方法
毎回、次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「七つ屋志のぶの宝石匣」13巻の紹介でした。
13巻は志のぶと顕定のドキドキシーンがいっぱいあって嬉しかったです!
ではでは\(^o^)/
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