引用元https://www.hakusensha.co.jp/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
樹なつみ先生の「八雲立つ 灼(あらた)」4巻が2020年10月5日に発売が発表されました!
3巻に引き続き「ヲナリ屋敷」から始まった4巻では、「願果たし」「犬神の嫁」と続き、レプリカとはいえ七地によって神剣・迦具土に変貌した神度剣(かむどのつるぎ)を正式に譲り受けようとする闇己ですが・・・。
ということで今回は「八雲立つ 灼」4巻の紹介をしたいと思います。
「八雲立つ 灼」4巻
- あらすじと感想
- 「八雲立つ 灼」を無料立ち読みする方法
- 5巻の発売日予想
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「八雲立つ 灼」4巻
あらすじと感想
ヲナリ屋敷(中編)
蘇島家を訪れた闇己と七地は豪邸の中を奇子の部屋まで案内されますが、その道すがら若比古から市哉と二人で奥出雲に旅行したことを聞き、当時、奥出雲の神羅木峠で大人しかったはずの地縛霊が悪霊に転化したことから『やっぱりあれはこの2人か?』と感じたのでした。
一方、蘇島家に恨みを抱く奇子は、突然やって来た闇己を試そうとしますがあっさり見破られてしまいます。
また、幼い頃に蘇島家から逃げ帰った自分が母親を殺してしまったことを思い出しますが・・・!
ショックを受けた奇子の、あまりにも強い負のエネルギーによって奈良の本家から呼び戻された屋敷神の正体は恐ろしい海蛇神(ナーガ神)で、
「祟り神だからな」とつぶやく闇己でした。
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ヲナリ屋敷(後編)
蘇島家に現れた海蛇神は、当主である若比古を見つけ、取り殺すために彼の元へ!
その時、若比古は奇子に「お前の母親は自殺でも、ましてやお前が殺してもいない!疾走して数カ月後に心筋梗塞で死んだんだ!!」と、母親殺しは彼女の思い込みだと諭していました。
そこへ突然現れた海蛇神が若比古に巻き付いて殺そうとしたので、奇子は自分の髪を抜いて投げつけて彼を助けたのです。
そこへ駆けつけてきた闇己は、海蛇神を昇華するために七地に神剣に「迦具土」を呼べと命じます!
しかし奇子は蘇島家の屋敷神として自分が祀るからと言って、祝詞を唱えて社に封じようとしますが、さっき大量に髪を引き抜いた傷からの出血が止まらず、このままでは詞を穢してしまうと焦りますが・・・。
「そのまま続けろ」
奇子の後ろに立った闇己が浄化の気を与え、海蛇神はこの家の屋敷神として封じられてしまうのでした。
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願果たし
それから数日後、地域歩行部の部活動で闇己たちは三輪友利奈の叔父がやっていた三輪神社を見に行くことになりました。
その日、友利奈は急死した叔父・信二の葬儀で学校を休んでいましたが、その叔父の部屋で3通の手紙を見つけたのです。
その手紙の一通には信二がやっていた願掛けの続きを行って満願成就してほしいと書かれていました。
見つけてしまった友利奈は自分がやらなければいけないのだと思い、二通目の手紙に書かれていたルールに従って「朝夕の水ごり」「食断ち」「参拝」をしようとします。
翌日の昼休みに弁当を捨てているのを闇己に見つかり、
「そんなものを憑かせているとよくない。忘れてやらないと旅立てない」と言われていまいました。
何のことかわからない友利奈ですが、校舎の影に信二の幽霊を見てしまうのでした。
その放課後、地域歩行部の部活動で三輪神社を訪れた闇己たちに、「参拝」を見られてしまった友利奈は『今日はもやめよう』としますが、その時彼女の足を掴んだ信二の霊が『あと一回なのに!!』と地面から這い出してきたのです。
居合わせた闇己によって「立願成就・願果たし」は済まされ、信二の霊は幽界へと送り返されてしまいました。
そして三通目の手紙に書かれていたのは「三輪良一滅殺祈願」で、友利奈の父であり信二の兄である良一の死を願うものだったのです。
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犬神の嫁(前編)
『梅園家の女は15さいになると筋を引き継ぐ』
だから早く15になって同棲するか結婚するかしてこの家に憑く「アレ」を連れて行けと母親が三女の海榴(つばき)に言いますが・・・。
「こうなったら莉花と梓に離婚してもらって他の男と再婚させるしかない!」というのは母親の弟の哲也。
「アレ」というのは、この家に取り憑いているもので、お金があるときは大人しくなっていますが貧乏になると暴れだす恐ろしい犬神だったのです。
その頃、七地はずっと学校を休んだままの市哉の様子を闇己とともに見に行き、2人をおびき寄せるためのズル休みだと知って呆れてしまっていました。
しかし話をしているうちに、神剣の譲渡のためにそのまま梅園家に行くことになり、七地の車で千葉へ向かったのです。
到着した梅園家は旧家で大金持ちどころかとんでもないボロ屋で、中はもっと荒れ果てた状態の家でした。
奥の部屋では家族全員が集まっていて、上の2人の姉と母親は奇妙な雰囲気を醸し出していて七地にはヌラヌラとぬめったような気色悪さを感じていました。
そこへ突然二階から大きな音が聞こえ、無数の黒い影が・・・!
「ここは犬神憑きの家なんだ!」と闇己は言いました。
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一難去ってまた一難、相変わらず大小様々な霊障を解決していく闇己と七地ですね。ところで、時折見せる市哉の影の顔が妙に気になりますが・・・。
若比古たちから放り出されてしまって今はマンションで一人暮らしの彼の歪んだ性格がどうなっていくのか不安を感じさせますね。
それにしてもぬめった親子・・・気持ち悪いです^^;
「八雲立つ 灼」を無料立ち読みする方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
詳しくはこちらをご覧くださいね!
5巻の発売日予想
「八雲立つ灼」5巻の発売日は、2021年8月5日です。
関連記事:➜「八雲立つ 灼」5巻ネタバレ感想 犬神憑きの家の女達
まとめ
今回は「八雲立つ 灼」4巻の紹介でした。
蘇島家の屋敷神と対峙する七地と闇己。
その後、梅園家にやって来た3人ですが、市哉の本当の目的が気になります。
この家も闇が深そうですね。
ではでは\(^o^)/
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