「八雲立つ 灼」第14話(犬神の嫁)ネタバレ感想・堂上を横領した梅園家

     

コメント 2020-06-27 160745

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

「八雲立つ 灼」第14話「犬神の嫁」(2020年6月27日発売メロディ8月号)をさっそく読んでみました。

今回もけっこう怖かったです(@_@;)

  • 天井で暴れる物の怪に怯える梅園家
  • 市哉の案内で梅園家を訪ねる七地と闇己
  • 暗く汚い梅園家に取り憑いていたのは犬神だった?

ちなみに「八雲立つ灼」3巻も発売されています。

ということで、今回はメロディ8月号に掲載された「八雲立つ 灼」第14話「犬神の嫁」を紹介したいと思います。

「八雲立つ 灼」第14話「犬神の嫁」

  • あらすじと感想
  • この続きはいつ読める?
  • メロディ6月号に検索はこちら
  • まとめ

(※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「八雲立つ 灼」第14話「犬神の嫁」

あらすじと感想

天井で暴れる物の怪

暗い靄に包まれたように古く、どこもかしこも散らかり放題の家の中で何かに怯えるように一室に集まって固まっている家族。

その部屋の天井からは何かが暴れるような大きな物音が聞こえています。

「ああ・・・まただ・・・また暴れだした」と叔父(母親の弟)。

「海榴(つばき)!おまえ彼氏はどいうした!!結婚できそうなのかっ」と父親。

「お父さん、娘の年も忘れたの?私14だよ。結婚なんかできるわけないじゃん」と、つばき。

「法律なんかどうでもいい!彼の家に住み込むだけでいいんだ」と父。

「そうよ!おまえがアレを連れて行ってくれれば・・・!!」と言ったのは母親。

「アレは家にお金があれば大人しいんだから!!」

どうやらこの家には何かが憑いていて、貧乏なのを怒って暴れているようです。

どこか異常さを感じさせるこの一家・梅園家は、堂上家の財産を横領してまでアレを鎮めようとしたのに失敗したようです。

アレとは梅園家にまつわる妖の筋で、この家の女が15才になった時に引き継ぐようでした。

切羽詰まった叔父が、アレを鎮めるために嫁いでいる二人の姉たちを離婚させてもっと金持ちの男と再婚させようとまで言い出す始末で、つばきはこの家に生まれたことが嫌でたまりませんでした。

市哉のマンションを訪ねる七地と闇己

七地は西川先生に呼び止められて、今日も蘇島市哉が欠席しているので、彼と親しそうな布椎晃己(闇己)と一緒に様子を見に行ってほしいと押し付けられました。

むかつきながらも渋々ひきうけて闇己と二人で市哉の家にむかう道中、念に転化しかけている悪霊を昇華しながら闇己は恐ろしいことを語ります。

「このあたりはもとより、負の感情が渦巻く大都会では多くの”場”を形成し、再び”スサノウ”が現れる怖れがある」

1700年前に滅したスサノウが、再び二人目のスサノウとして蘇るかもしれないと聞いてゾッとする七地でした。

やがてマンションに着いた二人を嬉々として迎え入れてくれた市哉は嬉しそうに、

「待ってましたよ!!」

と、梅園家に謝りに行き神剣の譲渡交渉をするために、七地たちをここへこさせるために学校を休んでいたと言ったのです。

しかも養父である若比古は奇子が蘇島の巫女として目覚めてしまったことで、彼女の言いなりになってしまい、今は市哉は千草というお手伝いさんに生活の面倒をみてもらって一人暮らししていると言いました。

ということで、いきなり七地の車で千葉の田舎にある梅園家にむかうことになりました。

暗く汚い梅園家

市哉の案内で到着した梅園家は、大金持ちの豪邸かと思っていたのにただの古びた一軒家で拍子抜けする七地。

この家に市哉の実家・堂上家は横領に近い形で財産を乗っ取られたのなら、金に汚い連中ということで譲渡交渉もうまくいくのではと闇己は言います。

家の前でそんな話をしているところへつばきが現れました。

「あんたたち何?うちに用?」

「つばきさん・・僕、堂上市哉です」

「用があるなら勝手に入って」

そう言われて勝手に玄関に入ると、中は絵に描いたような汚さでした。

そして出てきた女に市哉が「梅園のおばさん、お久しぶりです。市哉です」と言いいながら芝居がかったわざとらしさで神剣を持ち出したことを侘び、トントン拍子で譲渡の話まで持っていくことができました。

そしてなぜか七地が独身であることに目をつけた母親が、家の中に上げると部屋ではさっきのつばきと叔父、父親に加えて嫁いでいた二人の姉たちが待っていたのです。

長女の梨花と次女の梓の二人はスゴイ色気のある美人でしたが、母親共々七地の耳には何やら『ヌラヌラ』と妙な擬音が聞こえるような気がして不気味でした。

そんな中にあって三女のつばきは、むしろ健康的な空気をかもしだす女の子で、その違いぶりに違和感を感じる七地ですが、隣に座っていた闇己はここに何かいる、こっちを見ていると感じていました。

犬神に憑かれた強欲一家

梅園家は神剣譲渡の交渉が始まると、強欲さをむき出しにして値段を釣り上げようとしているのが見え見えの両親の様子にいきりたつつばき。

「バッカみたい!!みんなあの剣の事ガラクタって言ってたじゃん!」

彼らは堂上家から取り上げた骨董品などの財産を金に換えようと考えていて、神剣譲渡の話を持ってきた七地たちを前にして集団ヒステリーみたいなケンカが始まってしまったのです。

その時、突然天井で大きな音がしたと思ったとたん、七地の周りを飛び交うたくさんの黒い影が!!

「七地動くな!騒ぐんじゃない!!まだ目をつけられてない!やり過ごせ!!」

「ここは犬神憑きの家なんだ」

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今回は市哉の実家に関わる梅園家ということですが、犬神憑きの家ですかー(ー_ー;)

件の梅園家ってこんな家だったんだー!!

ビックリです!

ほんとに『絵に描いたような』強欲さで、しかも何かに操られているのが見え見えなのが怖いですね。

こんな人達に財産巻き上げられたんじゃ市哉も性格が歪むのも当たり前だと納得しました。

「ヌラヌラ」という擬音の正体が気になりますが何なんでしょね、もしかしたら犬神だけじゃないのかも・・・^^;

なんかナメクジっぽい感じがしませんか?

次回の展開が気になりまくりです!

この続きはいつ読める?

この物語の続き「八雲立つ 灼」15話は、2020年8月28日発売の「メロディ10月号」掲載されます。

2ヶ月先か・・・わかっちゃいるけど長いですね(◎_◎;)

関連記事「八雲立つ 灼」第15話(犬神の嫁・中編)ネタバレ感想・七地ロックオン

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まとめ

今回はメロディ8月号に掲載された「八雲立つ 灼」第14話「犬神の嫁」の紹介でした。

新章が始まりましたが、梅園家登場でいよいよ神剣の核心へと迫るはずが犬神憑きとは!!

夏向けで怖さ倍増なんでしょうか!?

ではでは\(^o^)/

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