「八雲立つ 灼」3巻ネタバレ感想・闇己を狙う蘇島家＆4巻発売日

引用元https://www.amazon.co.jp/

 

お元気ですか？うめきちです(^o^)／

 

樹なつみ先生の「八雲立つ 灼（あらた）」3巻が2019年12月5日に発売が発表されました！

 

2巻に引き続き「夜啼き石の門」から始まった3巻では、「逆さ水」「ヲナリ屋敷」と続き、レプリカとはいえ七地によって神剣・迦具土に変貌した神度剣（かむどのつるぎ）に興味をもった闇己と七地は蘇島家に正式に譲り受けにいきますが、そこには金と妄執にまみれた蘇島族の裏の姿が垣間見える・・・！

 

ということで今回は「八雲立つ 灼」3巻の紹介をしたいと思います。

 

（※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

 

 

「八雲立つ 灼」3巻

あらすじと感想

夜啼き石の門（後編）

七地が無意識のうちに出雲の倉から呼んでしまった「迦具土」の魂が宿った神剣んレプリカ「神度剣」を使って夜啼き石から出てきた念を昇華する闇己ですが、その場には同級生の大ちゃんとこみきがいてたので七地が盾の役をしました。

 

七地の陰に隠していたとは言っても二人の霊感少女、特に霊感の強い大ちゃんの方は夜啼き石から湧き出てくる念や、自分たちを庇てくれる七地の体が光っていたこと、そして気を憑依させた闇己が12歳の晃己ではなく、17歳の神がかった美しい闇己になったところをバッチリ見てしまったのです。

 

大ちゃんは七地に家まで送ってもらう道すがらしつこく聞いて来て、しかたなくしゃべっていん範囲として「七地は闇己の叔父で今は母親の病気のために彼を預かっている」と話すのでした。

 

一方、闇己と2人で話しがしたいという市哉ですが、彼は布椎家のことを養父から聞いたと言って秘祭「神和祭」のことまでもかなり知っているようで、「今度うちに来てよ」と誘ってくるのでした。

 

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逆さ水

こみきには、勉強ができる子供だと褒めたたえられて入学した進学校の勉強について行けず、現実逃避して3年間も引きこもりとなったままの知太郎という兄がいました。

 

知太郎はこの世界には自分は必要ないと考え、あっちの世界に行くための準備としてネットで知った葬儀の作法のひとつ「逆さ水」を作って飲んでいたのです。

 

ところで今はちょうど家庭訪問と部活を決める時期で、母親の夕香と気まずい関係になっている闇己は色々悩んでいました。

 

そんなある晩、七地の料理が失敗したことで文句を言う闇己と駅前のビストロで夕食をすませて帰る途中、こみきの家の前で大ちゃんを見かけ、声をかけると、二階の知太郎に部屋で頭が二つに引き裂かれた知太郎の影を見たと言ってパニックになっています。

 

急いで知太郎の部屋に駆けつけた七地はドアを開けることができず、闇己が「そのドアの向こうは「黄泉」だ。ここには結界があり、あの世とこの世の狭間だ」と言いますが、出雲のシャーマンである彼には効きません。

 

祝詞を唱え、ドアを開けると知太郎が持っていた逆さ水を取り上げ、七地に庭に捨ててくるように言いつけて、黄泉の入り口を閉じたのです。

 

正気に戻った知太郎を3年ぶりに見た大ちゃんは嬉しそうに「良かった」と笑いかけます。

 

翌日、どの部活に入るか迷っていた闇己と市哉、こみきは七地が顧問をしている「地域歩行部」に入ることにして七地を驚かせていました。

 

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ヲナリ屋敷（前編）

「あのこはまずいよ」

 

若比子はヲナリ様である妹の奇子（あやこ）に市哉を蘇島家の巫子にするのは良くないと忠告しますが、彼には素質があると言って聞き入れません。

 

ともかく市哉に合ってみてくれと言う若比古ですが、その時に出雲の巫子の家柄の布椎闇己もくるので紹介したいと言うのでした。

 

一方、布椎家では夕香の代わりに嵩が家庭訪問を終え、闇己たちが帰った後で夕香と帰宅した娘の玖参（くらら）は大好きな兄・闇己が来ていたことを敏感に察知して夕香たちを困らせていました。

 

”神度”を返し、改めて布椎に譲ってもらうことにした七地と闇己は、市哉の家に向かいましたが、行ってみるとそこはなんとかつて忌部家の持ち物だったマンションで、若比古と玲司が大学の同期だったことを知ります。

 

市哉は神度に関する彼らの希望を聞き入れるために（まずは市哉に神度の持ち主である”梅園家”に謝る）その条件として、義父の若比子と妹の奇子に会ってほしいと言いました。

 

市哉に連れていかれた蘇島家は、広大な敷地に古い洋館を構えた贅沢な邸宅でした。

 

けれどそこに祀られている屋敷神の社には神様がいないことを見た闇己は「宮司やらが不必要な金儲けに走ると神は消える」と言うのですが・・・。

 

闇己を紹介された若比古は彼の凄まじいオーラを感じて是非我が一族に必要な人材だと願い、この家に恨みを持つ希子は市哉のおぞましさをもって蘇島家の崩壊を願うのでした。

 

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4巻の発売日予想

 

「八雲立つ灼」4巻2020年10月5日に発売されました。

 

関連記事：「八雲立つ 灼」4巻ネタバレ感想・ヲナリ様と祟り神

 

まとめ

 

今回は「八雲立つ 灼」3巻の紹介と4巻の発売日予想でした。

 

謎の家系蘇島家・・・なんかすごく怖い裏がありそうですね。

 

ではでは(^o^)／

 

✒合わせて読みたい↓

• →「八雲立つ 灼」4巻ネタバレ感想・ヲナリ様と祟り神
• ➜「八雲立つ灼」2巻ネタバレ感想・闇己の悩み＆迦具土を差し出す市哉
• ➜「八雲立つ灼」1巻ネタバレ感想 布椎晃己に転生した闇己
• ➜「八雲立つ」全巻無料試し読みする方法＆続編「八雲立つ・灼」も紹介
• ➜「八雲立つ」文庫版10巻最終巻 ネタバレ感想・闇己と眞前の最後の決着

 

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