お元気ですか?うめきちです(^o^)/
2019年8月28日に発売されたばかりのメロディ10月号(2019)「八雲立つ 灼」第10話「ヲナリ屋敷」前編をさっそく読んでみました。
- 蘇嶋家を訪問した闇己と七地は例の剣を返す話をする。
- 奇子(あやこ)を疎ましく思っていた若比子は、初対面の闇己に強いオーラをを感じて驚き・・・。
- 一方、奇子は市哉を気味悪い子と言う。
何かドキドキしますね~。
ちなみに「八雲立つ灼」2巻も発売されています。
ということで、今回はメロディ10月号に掲載された「八雲立つ 灼」第10話「ヲナリ屋敷」前編を紹介したいと思います。
「八雲立つ 灼」第10話「ヲナリ屋敷」前編
- あらすじと感想
- この続きはいつ読める?
- メロディ10月号に検索はこちら
- まとめ
(※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「八雲立つ 灼」第10話「ヲナリ屋敷」前編
あらすじと感想
邪気
マンションの外で市哉を待っていた闇己は、背後からのただならぬ邪気に振り返りますがそこには何もなく一瞬気のせいかとも思いましたが、そんなはずないと何かをいたことを本能的に感じていました。
蘇島家の屋敷神
市哉に連れて訪れた蘇嶋の屋敷は広大な土地に立つ古い洋館で、明治に創建されたと言われる立派なものでした。
その庭には屋敷神が祀られていてかなり大事にされているようですが、闇己は神様がいないと言います。
闇己があまりにハッキリ言うので慌てた七地がなんとかその場の空気を和らげようと気を使いますが、聞いていた市哉の方ははむしろ消えてくれたら助かるなんて言うのです。
そして神様がいなくなってしまう理由としては、宮司などの祀る人が不必要な金儲けに走ると大体は神様が消えてしまうのだと。
それを聞いた一哉は、この家もその通りだと言わんばかりの言い方をします。
「引き取ってもらっといてこういうのもなんだけど・・」
その冷めた言い方に、市哉を引き取った義父親がまだ27歳で、しかも他人に近い親戚だという関係からも七地はこの家に何か問題があるのではと思うのでした。
闇己に目をつけた若比古
屋敷内に通された七地と闇己は家政婦のイヨさんに当主の若比古の部屋へと案内されました。
途中、ヲナリ神やヲナリ信仰が九州から沖縄にかけての南島の信仰で、兄弟を守る姉妹の霊威を意味するものがヲナリ神と呼ばれると闇己が話します。
するとそれを聞いていた若比古が現れて闇己の博識ぶりを褒めながら、蘇嶋家では末子の妹を「ヲナリ様」と呼ぶ習慣があると教えてくれました。
そして市哉を引き取ったのは若比古の亡き父で、自分はそれを引き継いだだけだし、希子が賛成したこともあってまだ8歳だった市哉を放りだすわけにもいかずに・・・と言うわけでした。
さらにこの家よりも近い親戚である梅園家が遺産だけを取り上げて市哉を無視したことから、市哉は例の剣を勝手に持ち出したと。
そこで七地は今日の本題である剣を返した後、改めて布椎家に譲ってもらえないかと持ちかけました。
闇己も「蘇嶋君が謝るのに、僕も付いて行きますからお願いします」と。
若比子はその時、初めて初対面の闇己の強いオーラに気づいて驚きます。
『まるで人間ではないモノと相対している・・・!』
そんな非現実な感想が出るほどの凄まじさに、これこそ我が一族に必要な者ではないのか!と感じるのでした。
そんな闇己に若比古は握手までして頼むのです。
「希子が一哉を次代のヲナリ様にと言っているが、布椎君のような友人がいてくれればもう彼も騒ぎも起こさなくなるだろうから支えてやってほしい、これからもうちに遊びに来てくれるかい!?」と。
一見すると一哉を見守る優しくフレンドリーな若比古ですが、その胸のうちでは得体の知れない市哉や妾腹の妹・希子を疎ましく思っていたので、目の前にいる凄まじい力を秘めた少年を一族に取りこもうと考えていました。
ヲナリ様・希子
一方、「ヲナリ様」になるために7歳の時に母親から引き離された希子は、ようやく逃げ出して家に帰ると母親は自殺していた・・・!そんな恐ろしくて辛い悪夢を見ていました。
希子は一族に母親を殺された恨みから、それ以来蘇嶋の者に復讐するためだけに聞こえるはずもない神の声を聞こえるとウソの占いをし、「ヲナリ」を続けてきたのです。
奇子は市哉を気味悪い子と言い、彼をヲナリにすればきっと恐ろしい事になる!あのおぞましい子にこの家を渡して蘇嶋をつぶしてもらうわ・・・と密かに画策していました。
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不気味な兄妹だと思っていましたが、彼らの内心がわかってビックリですね~!
何かあるとは感じていましたが予想の斜め上で、しかも市哉がどういう立ち位置にいるのかまだわからないことから彼の不気味さだけがクローズアップされた「ヲナリ屋敷・前編」でした。
次回は希子に会うらしいですが、彼女もきっと闇己のオーラにビックリするはず!
そうしたらどんな展開が待っているのか?
想像するだけで怖いですね!
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この続きはいつ読める?
この続きが読めるのは2019年12月28日発売のメロディ2月号です!
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まとめ
今回はメロディ10月号に掲載された「八雲立つ 灼」第10話「ヲナリ屋敷」前編を紹介しました。
なんだか嵐の前の静けさみたいな10話目でしたね。
次回の台風が怖いかも!
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