【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】2巻ネタバレ/感想・3巻発売日予想

     

2016-12-09_203335

おげんきですか?うめきちです(^0^)

原作・七月隆文先生、マンガ・大谷紀子先生の

【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】

2巻が2016年12月8日に発売されました。

12月17日から実写映画の公開も始まり、

楽しみですね。

彼氏彼女としてつき合うようになった

二人でしたが、ある日愛美が忘れていった

手帳に書かれていた内容に、

高寿は妙な違和感を感じました。

その日記のようなメモには高寿の知らない秘密が

隠されていたのです。

今回の記事は、

◆【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】

2巻のあらすじと感想

◆【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】

3巻の発売日予想

◆まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

【※なお、ネタバレのため、

結末を知りたくない方はご注意くださいね!】

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【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】2巻のあらすじと感想

第6話】「潤い」

彼氏彼女として付き合うようになったぼくと

福寿さんはお互いのことを

”高寿くん”、”愛美ちゃん”と

呼びあうようになりました。

いつまでも名字で呼ぶのは変だと思うと言ったら

「わかる!潤いがない」

そう言う彼女は何かにつけて

潤い(親しさのことかな?)を求めてきました。

つき合って行くいくうちに、

涙もろくて大人しそうな彼女が

実は物事にテキパキとしていて

ちゃっちゃとしたい性分だとか、

積極的に場を作ろうとするアクティブな協調性を

持ったタイプだということが分かってきました。

ほどなくしてぼくは丹波橋のアパートで

一人暮らしを始めました。

毎日のように会っていたぼくたちでしたが、

引っ越しのために今日1日会えなかったので

翌日に愛美ちゃんが引っ越し荷物の荷ほどきを

手伝いたいと言ってアパートに

来ることになりました。

彼女はケータイ電話を持っていないので

毎回家に電話をかけるのですが、

変わったルールがある家庭でした。

『門限と電話は午前0時まで』

厳しい家庭のようなのに微妙な感じがしました。

第7話】「恋人」

朝、駅で待ち合わせしてぼくのアパートまで

案内します。

彼女が荷解きをすると張り切ってくれましたが、

実は荷物はあまり持っていませんでした。

愛美ちゃんが仕事の邪魔にならないようにと、

長い髪をポニーテールにしました。

ただ髪をまとめただけなのに、

雰囲気が変わってドキドキしてしまいます。

彼女がぼくの部屋にいる・・・

ただそれだけなのに恋人なんだなぁとしみじみ

感じるのでした。

そしてぼくは決心しました。

『ぼくが実は小説も書いていることを

彼女に明かして読んでもらおう!』

イラストレーターにもなりたいですが、

小説も書きたいのです。

第8話】「違和感」

昼時になったので、ぼくたちは昼食のために

近くの商店街へ向かいました。

京都の町はほんとに碁盤の目のようになっていて、

感心するほど道が真っすぐです。

伏見桃山駅に連なるこの商店街は

かなり賑わっているスポットでした。

昨日、ぼくが一人で来た時には

気づかなかった喫茶店を見つけました。

日本茶のカフェって感じがするこの店は

「ぜんざい」がおすすめみたいです。

愛美ちゃんはぜんざいと抹茶ロールの

どちらにしようかすごく悩んでいました。

そこで、ぼくがぜんざい、

彼女が抹茶ロールセットにして

ちょっとずつ分けっこすることにしたのです。

食べながら、ぼくは自分の書いている小説の

話をしました。

そのとき、離れた席で誰かがウエイトレスさんを

「ゆうこ」と呼んでいるのが聞こえました。

愛美ちゃんが

「ゆうこだって。すごい偶然だね」

「何が?」

「何がって、名前が・・・!」

まだヒロインの名前が”優子”だと教えてないのに

何故知っているんだろう・・・?

前にもこんなことがあった・・・

たしかキリンのクロッキーだった。

「愛美ちゃんてさ、予知能力とか

あるんじゃないの?」

「あったらどうする?

あなたの未来がわかるって言ったらどうする?」

「なーんてね!私は普通の人間です」

たわいもない会話のあと、買い物をして

彼女を駅まで送って行きました。

その時勇気を出して手をつなぐと、

愛美ちゃんがまた涙ぐむのです。

ほんとに涙もろい子です。

第9話】「呼び捨て」

駅のいつもの待ち合わせ場所へ行くと、

もう愛美ちゃんは来ていました。

髪がなんだか綺麗だと言うと、

美容室に行ったんだと言っていました。

いつものようにアパートに行くと、

「小説、読んだよ」

愛美ちゃんはそう言うと、感想を書いた手紙を

差し出してきました。

ドキドキしながら開封して読んだ手紙は

僕の小説を好評してくれていてホッとしました。

「すごく良かったよ!」

そう言ってくれる彼女のこの手紙を、

ぼくはきっと大事にするだろう。

そんなことを考えてたら彼女のことを

抱きしめたくなってしまいました。

ドキドキしながらそっと彼女を抱きしめました。

ふたりの鼓動が合わさるような、

気持ちが加速して止まらなくなりそうで

ぼくは少し怖くなってしまいした。

ぼくの髪が伸びすぎていたので愛美ちゃんが

カットしてくれています。

けっこう上手みたいです。

たわいない話をしながらふいに

「愛美」と呼んでしまいました。

「愛美」「高寿」呼び捨てで呼びあう新鮮さに

ジーンとなった愛美はまた泣きそうに

なっています。

彼女の手料理を食べて、テレビを見て、

おしゃべりをして・・・。

テレビを消して部屋の空気が

しんと落ち着いてきて、

ふたりは自然にキスをしました。

第10話】「鍵」

二人は結ばれて、

すべてが満ちていてなんでも

うまくいきそうな気がしていました。

やがて時計は夜の11時をさしていました。

門限が0時の愛美は帰り支度をしています。

駅まで送ってなごりを惜しんで別れました。

アパートに帰って後片付けをしていると、

愛美が忘れていったらしい手帳が

落ちていました。

中を開いてみると、日記のようなメモが

いくつも書かれています。

けれどその日付はまだ来ていない先の日付です。

「なんだ?これ」

その時、ケータイが鳴りました。

かけて来たのは愛美でした。

『メモ帳はもう見たよね?』

まるでぼくに見られることが前提のような

引っかかる言い方でした。

「隠していたことを全部話したいから今から

部屋にもどるね」

そう言って愛美はぼくの部屋に戻って来ました。

彼女の家の門限は『ウソ』で、

これからすごく現実離れした話をすると言います。

「びっくりするだろうけど、

でもちゃんと信じてもらえるから」

愛美の話は信じがたいものでした。

彼女の住んでいるほんとうの世界は、

ぼくのいるこの世界とはべつの世界で、

時間の進み方もちがっていると言いました。

ずっとこっちにいるといろんな矛盾が

出てくるのでそれを防ぐために

夜中の0時に「調整」をするのだそうです。

具体的には0時になった瞬間に

ここからかき消えて自分の部屋へ戻ってしまう

のです。

愛美は証明するために自分の肩に手を

置いてくれと言います。

あと20秒で0時です。

恐る恐る愛美の肩に手を置いたぼくは、

ぼくの目の前で愛美がフッと消えてしまったのを

みていました。

消える前に、愛美は

「明日、29日6時にあなたの大学の教室にきて」

と言いました。

その時にあの

「10年前にあなたが預かった箱も持って来てね」

と言いました。

夢じゃないのか・・・!?

第11話】「運命」

翌朝、眠れないままに朝を迎えたぼくは大学へ

向かいました。

約束の部屋に愛美はいました。

驚いたことに、昨日はきれいにカットされていた

愛美の髪が長くなっています。

ウィッグかと聞くと本物だという答えが

返ってきました。

愛美の話しはこうでした。

愛美の世界と、この世界は時間が逆に流れている。

初めて高寿と出会った時は5歳のこどもで、

両親と一緒にあっちの世界から

旅行にきていたときで、

見物に来ていたお祭りの爆発騒動に遭遇して

危ないところを助けてもらったのだと言いました。

逆に高寿は5歳の時に大地震で危ないところを

助けてくれた女の人がいました。

その後、高寿が10歳の時に出会った、

30歳くらいのサングラスをかけた女の人は

未来の自分なので、

その証拠は高寿に預けた箱の中にあると言います。

箱の中から出てきたのは一枚の写真でした。

写っているのは現在のぼくと愛美。

ただし日付は今から1ヶ月近く先の5月23日・・・

「その写真は私にとって24日前、

あなたにとって24日後に撮るものだよ」

逆向きの時間は、

それぞれが5歳の時に相手は35歳、

10歳になれば30歳・・・

お互いが20歳になった今、特別な縁で

こうして向き合っているのだと。

つまりふたりがこうして同じ年でいられるのは

今だけなのです。

しかも愛美たちの世界の人間がこうして

こっちの世界にやって来れるのは

5年に1度、40日間しかないのです。

ふたりが恋人同士で過ごせるのはあと少ししか

ありません。

にわかには信じがたい話ですが、高

寿の中にはすんなりと収まりました。

麩に落ちることがたくさんあったからですが、

それにしても40日だけとは・・・。

彼女がキスしてきましたが、

それはまるで何かを埋めるようなもので、

とても切ないキスでした。

感想

謎は解けましたが、あまりにも残酷な

現実ですね。

時間の流れのルールに従って考えれば、

もしも次があるとすれば

25歳の高寿と15歳の愛美なんですね。

設定とはいえ、かわいそう過ぎます。

何か救いがあるかもと思っていましたが、

あまり期待できそうにないみたです。

巻末のおまけまんがで、

作者が出来立てほやほやの

「ぼく明日」の試写を見てラストで

たまらず泣いたと書いています。

せめて納得できるようなラストを

期待したいです。

書籍情報

【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】2巻

小説【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】

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【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】3巻の発売日予想

【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】

3巻の発売日予想は、

1巻は7月で2巻が12月発売だったので、

このペースから考えると2017年5月の初め頃では

ないかと思います・

また新しい情報が入り次第更新していきたいと

思います。

【2017年5月7日という情報がありました。(追記3月4日)】

まとめ

今回の記事は、

◆【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】

2巻のあらすじと感想

◆【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】

3巻の発売日予想

以上の紹介でした。

切ないラストを迎えそうな気配がします。

せめて大泣きしないですむくらいに

抑えてくれるといいのですが・・・。

それじゃあ物足りないという声がどこからか

聞こえるような気がします。

メロドラマですね~(T_T)

3巻の展開を期待して

ではでは(^0^)/

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