引用元https://www.amazon.co.jp/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
新潮社のBUNCHコミックスから2022年2月9日に磯見仁月先生の「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」6巻が出版されました。
かの有名なマリー・アントワネットの寵愛を受け、ファッションデザイナーの祖となった実在の人物ローズ・ベルタンの野心が服飾に革命を起こし、同時に激動の時代も革命へと向かって大きな流れとなっていく波乱の物語です。
- フランス国王ルイ15世が崩御、新国王ルイ15世の治世となる。
- 盟友であったデュ・バリー夫人は追放となり、ベルタンに別れを告げて去っていく。
- ついにベルタンは王妃マリー・アントワネットに謁見をするチャンスを得ることに!
そこで今回は「傾国の仕立て屋ローズベルタン」6巻の紹介をしたいと思います。
「傾国の仕立て屋ローズベルタン」6巻
- まずは5巻のおさらいをどうぞ
- 6巻のあらすじと感想
- 7巻の発売日予想
- 「傾国の仕立て屋ローズベルタン」を無料で読む方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「傾国の仕立て屋ローズベルタン」6巻
まずは5巻のおさらいをどうぞ
髪結いレオナールの依頼を受けて、復刊するファッション誌『婦人の雑誌(ジュルナル・デ・ダム)』の看板となる新たなファッションの創出へ動き出すベルタン。そのヒントを得るため、ある夜の仮面舞踏会へ赴いた。そこでは王太子妃マリー・アントワネットが運命の出会いを迎えようとしていた――。
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6巻のあらすじと感想
24針目 王位
ルイ・オーギュストは尊敬する兄のルイ・ジョゼフと仲のいい兄弟であったが、ある時、ジョゼフは怪我がもとで病にに伏して亡くなり、時を置かずに両親である王太子夫妻も相次いで病死していまいました。
なりたくなかったのに王太子となってしまったオーギュストはその重責に耐えかねて悩み、彼の悩みを理解出来ない妻のマリー・アントワネットは夫に対する物足りなさを感じるだけでした。
25針目 別れ
やがて国王ルイ15世が天然痘に罹患して病に伏せるとヴェルサイユでは大騒ぎとなり、公妾であったデュ・バリー夫人であるべキューは歴代の公妾がそうであったようにヴェルサイユから追放されることになります。
公妾になるには貴族且つ既婚女性であることが条件だったため、平民のべキューはデュ・バリー伯爵と結婚しデュ・バリー伯爵夫人となり、代わりに職位と大金をルイ15世から賜ったデュ・バリー伯爵は田舎で悠々自適です。
デュ・バリー夫人は可愛がっていた召使いのザモールをベルタンに預けて、自身は感染ることも厭わずルイ15世の看病をすることに。
「其方が最後の恋でよかった・・・アデュー・・・ラフランス」
ルイ15世はそう別れの言葉を告げ、翌日の夕刻、デュ・バリー夫人はヴェルサイユを去ることになりました。
とりあえずはリュエイユに向かう道すがら、通りで待っていたベルタンを見つけたデュ・バリー夫人は馬車を降りて彼女に別れを告げますが、その時、デュ・バリー夫人がかぶっていたベールはベルタンが万が一の場合に必要かもしれないと作った大きく顔を覆い隠すタイプでした。
「私が宮廷に行くきっかけは貴方の服だった。去る時も貴方の服。これも運命かしらね」
そう気丈に振る舞うデュ・バリー夫人に、
「惜別の帳風(せきべつのとばりふう)」とベールの名を告げ、
「オー・ヴォワール!!マダム・デュ・バリー!!」と心からの別れの言葉をつげるのでした。
26針目 パリ
パリの街ではルイ15世危篤の噂でもちきりで、ヴェルサイユ宮殿の前には国王交代を待つ野次馬が集まってきて市場まで立つ騒ぎです。
そんな中、ベルタンはパリ見物をしていました。
案内はジゼルの兄のリュックで、彼からシテ島を中心としたパリの街や5つの橋にまつわる話をたくさん聞かされていました。
一方、ヴェルサイユではルイ15世がついに崩御し、オーギュストが新国王となり、フェルセンは故国スウェーデンに帰ることに。
ザモールはシャルトル公爵夫人のもとに預けれることになって、ポン・トー・ダムに送られたデュ・バリー夫人が戻ってくるまで「待ち」となり、ベルタンはシャルトル公爵夫人から
「王妃アントワネット様に謁見する日が決まりました」
と次のモード商と内定したと告げられたのでした!
27針目 チェス
ベルタンはパジェルの口利きで前のモード商であったフィリドールに会い、3人でチェスをしています。
パジェルが急用で小一時間ほど抜けていた時に、ベルタンはフィリドールからヴェルサイユでの謁見で何が必要なのかレクチャーしてもらいました。
平民であるベルタンが貴族たちや王妃の前に出る時に、ドレスや髪型、エチケットはより厳しく見られると忠告されたことでどうするべきか悩みますが・・・。
ここはもう信頼するスタッフたちと一丸となるべきだと判断して、彼女たちに最高のドレスを作るように依頼したのです。
髪型はもちろんレオナールに頼みました。
宮廷では既婚者でないと示しがつかないためにレオナールは別の女性と結婚していましたが、本当に大切なのはベルタンひとりです。
助手としてついてきた弟のフランソワが
「兄は昔から一番大切な女性の名前は照れて呼べないんです!」と爆弾を落として出ていき、
二人だけになって髪結を始めたレオナールは嬉しそうに
「ずっとこの時を待っていたんだ。綺麗だよ マリー」とベルタンの手を取りました。
28針目 謁見
ルイ15世が天然痘で亡くなったことをきっかけに、新国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットは率先して天然痘のワクチンを接種しますが、ワクチンのせいでルイ16世は熱を出して寝込んでしまいました。
希望する貴族たちも順次接種する予定ですが、3人の叔母たちが感染を広めてしまったのにアントワネットがルイ16世を病気にしたと非難する人達があとをたたず、彼女は引っ越しするはめになってしまったのです。
いつヴェルサイユに帰れるかわからない中で、ルイ16世からプチ・トリアノン宮殿を贈られるという朗報はアントワネットを喜ばせました。
モールパ伯爵やヴェルジェンヌ伯爵などアントワネットに反感を持つ人が増えていく一方で、メルシー伯やノアイユ伯夫人などの他、味方は減っていくばかりで、オーストリアでは母・マリア・テレジアが娘の行く末を案じていました。
そんな中でもヴェルサイユ宮殿では毎日のように王妃への謁見が行われ、今日はついにベルタンが謁見する日です。
シャルトル公爵夫人によって新しいモード商としてアントワネットに紹介されたベルタンは、スタッフのお針子たちの渾身のドレスとレオナールの手によって美しく結い上げられた髪型『栄華の実り風』での登場です。
「待ってたわ マリー・ジャンヌ・ベルタン」
「・・・お初にお目にかかります。私もこの時をずっと待っていました」
この先死が二人を別つまで、ベルタンが20年近く王妃に仕えることになる出会いでした。
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次々と訪れる激動の瞬間の数々でしたね~!!宮廷でのしきたりとは言え、既婚者でないと軽んじられるからって結婚するとか・・・。
どの時代でもどの身分でも政略結婚はあるんですね~。そして想い合うふたりにとっても恋よりも優先するのが仕事だっていうから、まあそこは仕方ないヤネ・・・ってことですかね。レオナール×ベルタンのシーンはちょっと・・いやかなり感動的でした。
「綺麗だよ マリー」
ウフフフ
ついニヤけてしまいましたwww
7巻の発売日予想
「傾国の仕立て屋ローズベルタン」7巻の発売日は、2022年8月8日です!
関連記事: 「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」7巻ネタバレ感想
「傾国の仕立て屋ローズベルタン」を無料で読む方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「傾国の仕立て屋ローズベルタン」6巻の紹介でした。
ついにヴェルサイユ宮殿に乗り込んだベルタン!
綺麗でしたね~(*^^*)
この先、ベルタンとアントワネットを巡ってどんな出来事が起こるのか!?
楽しみですね。
ではでは\(^o^)/
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