鴨居まさね【にれこスケッチ】1巻ネタバレ内容と感想・2巻発売日予想/職人修行

     

2017-01-18_212842

おげんきですか?うめきちです(^0^)

鴨居まさね先生の最新作【にれこスケッチ】

1巻が2017年1月7日にフィールコミック

から発売されました。

鴨居先生、久々のコミックスです。

28歳の松岡楡は大好きな清田くんの工房で

傘職人のアルバイトをしていました。

”にれこ”の片思いは20年の年季ものですが、

清田くんは他人のダンナ。

まかり間違っても”にれこ”によろめく

はずはありません。

いつまで続く、片思い!

ところがある日突然、実家のブラシ屋を

継ぐはめになってしまった”にれこ”ですが

職人修業が意外と面白かった!!

今回の記事は、

◆【にれこスケッチ】1巻の

あらすじと感想

◆【にれこスケッチ】2巻の発売日予想

◆まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、

結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【にれこスケッチ】1巻のあらすじと感想

1枚め

松岡楡(28)はブラシ屋の3姉妹の末っ子。

大好きな清田くんがすてきな傘をオーダーで

作っている工房でアルバイトをしていました。

かれこれ3年になりますが、

なぜか正社員にはしてもらえません。

「おまえが正社員になることは

万が一にもない!」

そう宣言されていました。

すでに正社員が2人いる清田くんの工房は

経営が苦しいのです。

にれこが小1の時、姉の同級生だった

中1の清田くんを好きになって

「かっこいい清田くん」と言い続け、

清田くん一筋に片思いを続けて

早や20年です。

一方で清田くんは

「俺がモテなかったのは、

にれこの『かっこいい清田くん』攻撃の

せいだ!」

と言うわりにちゃっかりいい人を見つけて

結婚しちゃっていました。

そんなある日、

実家の『大井刷毛ブラシ店』では

ある問題が持ちあがっていました。

ブラシ屋は母の久子とと祖母のりえさん

という二人の職人がブラシを作って

販売している家内工業でしたが、

主力選手のおばあちゃんの目が悪くなって

仕事ができなくなってきたのです。

「あんたやって」

母はにれこにブラシ屋を継げとさらっと

言いました。

2枚め

「ただいまー」

長女の花姉ちゃんが実家にやってきました。

次女の愛ちゃんは今日は急患で

来れないそうです。

母はにれこを説得した時は

姉たちを呼びます。

花姉ちゃんはにれこがまだ清田くんの

ところにバイトに行っていると聞いて

驚いていました。

そして「同じ手仕事なら傘もブラシも

一緒だからブラシ屋を継いでやれば?」

と言うのです。

でもにれこにとって傘は

「とにかくすべてがかわいいのっ♡」

清田くんも好きだけど、傘は別!

『傘ラブ』なのです。

季節ごとに合わせた布地や糸、

ボタンにレース、たこ・・・

めちゃくちゃ可愛すぎるのです。

それに比べてブラシ屋は地味過ぎます。

ところでおばあちゃんの具合は

どうなんでしょうか!

「右側だけティッシュが

ぶら下がっているような感じ」

だそうです。

「見えてる方の目で必死で見てる分かなり

疲れるらしいのよ・・・納期もあるし、

あたし一人じゃねぇ・・・」

母は今度はからめ手で攻めてきました。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

にれこの逃げ道は無くなって

きつつありました。

「はぁー!やるよっ!!

ブラシ屋 やりますっ」

祝ブラシ屋に就職!

ブラシ屋を継ぐことに決めたものの、

にれこは傘への未練はまだまだあるので

定休日には工房へ行くことにしました。

その時、母のスマホの

ラインメール着信音が鳴りました。

娘たちは知りませんが、

母のラインの相手は清田くんでした。

『にれこ 店継ぐってよ』

『おお!』

ラインの中では、にれこがバイトを

続けられなくなって自滅するのを

狙っているメールがやり取りされて

いるのでした。

3枚め

にれこが清田くんのことを好きになった

理由は、にれこの名前にありました。

にれこの本名は「楡」なのですが、

女の子っぽくないとかみんなに言われて

嫌いな名前を清田くんが

「それなら「子」をつけりゃいいじゃん!

なあ、にれこ」

「こ」がついて女の子らしい名前に

なったのでとても嬉しかったのです。

以来、楡は通称「にれこ」になりました。

同時ににれこのハートも清田くんに

ロックオンされたのでした。

ブラシ屋の作業場ではにれこが母に

ブラシを作る工程を教わっています。

にれこの分担はブラシの木地に金型を当てて

上から墨で印をつけていく作業です。

やってみるとこれがなかなか楽しいのです。

親子三代もくもくと作業は続きます。

やがておばあちゃんが通院する時間になり、

母も配達にでかけてにれこは一人で

店番をしていました。

外は土砂降りの雨・・・『誰も来るな!』

と新入社員のにれこは念じていましたが、

見知らぬじいさんがやって来ました。

客なのかわからないままオロオロ応対

していると、絶妙のタイミングでやって来た

清田くんがじいさんをおっぱらって

くれました。

なんだか運命を感じたにれこが

「清田くん、なんでここにいるの?」

と聞くと

「久子さんに横浜の小籠包を

たのまれたから」

にれこの運命はどこかの迷路で迷子に

なっているのでしょうか・・・

4枚め

母と清田くんのナゾの仲良しっぷりに

もやもやしながらも、にれこの

ブラシ屋修業は続きます。

とはいえ、まだ修業は始まったばかり、

商品名も顧客からの電話も

わからないことだらけでした。

この前、習ったハンコ押しの次は

「ゴロゴロ」を教わりました。

ブラシの下に棒をはさんでゴロゴロするだけ

なのですが、

毛を植え付けて固定するステンレスの針金が

ブラシの板に埋まって平らになっていました。

ここに蓋を接着して釘でとめるのです。

にれこは母と近所の喫茶店にきて

休憩しながらとりとめのない話を

していました。

この前、雨の日にひとりで店番してたら

変なおじいさんが来て焦ったことや、

傘を作ってる清田くんがめちゃくちゃ

カッコイイこと、

特に折りたたみ傘が折りたたまれる瞬間の

魔法みたいな眺めとか。

にれこがうれしそうに傘工房の話をするので

母はちょっと申し訳ない気持ちになりました。

にれこが清田くんのことをそんなにも

好きだなんて知らずに、

清田くんと奥さんをくっつけたのは

この母なんです・・・ごめんね、にれこ。

5枚め

にれこと母と清田くんは路地裏の

ラーメン屋でご飯を食べていました。

ここは母が良く来る店らしいのです。

清田くんと母の親密さがうかがえすぎて

なんだかなーな感じです。

二人の会話を聞いているうちに

一つわかったことがありました。

それは清田くんが母のことを尊敬している

ということです。

母はにれこが小学校に上がってから

ブラシ屋の修業を始めたのですが、

当時中学生だった清田くんも実家の店を

継ぐかどうかという大きな悩みを

抱えていたのです。

母・久子の35歳からの修業スタートは

清田くんにとってはすごいことだったのです。

やがて前からあった話で、

ばあちゃんとにれこの住む場所を交換する

という話が話題に上りました。

現在、にれこは母とマンション暮らし、

おばあちゃんは店の2階にすんでいますが

近いうちに本格的に引っ越しすることに

なりそうです。

そのうちに話題がにれこの元彼の話に

うつりました。

にれこと元彼が別れた原因は

「警察24時」をめぐるチャンネル争いが

元でした。

その話をすると清田くんは

「お前と俺がまかり間違って

つき合ったとしても「警察24時の変」勃発で

即、別れるな!」

相手が清田くんだったら、

もっと妥協できたかもしれない・・・。

元彼とももうちょっと

お互い譲り合っていたら続いていたのかな

・・・なんてふと考えてしまいました。

6枚め

にれこは花姉ちゃんと喫茶店でお茶を

飲みながら子供の頃、おばあちゃんが

まだシャキシャキで厳しかったこと

なんかを話題にしていました。

花はお祖母ちゃんにまた太ったと

言われるのが嫌で家には寄らずに

帰りました。

家に帰ってその事を話すと母が

「昔から太りやすい体質の花と私は

よくだらしないって叱られてものだわ」

と言いました。

その頃は元気だったおばあちゃんは

しょっちゅう観劇だ、神社めぐりだので

出歩いていましたが、

今は病院通いばっかりになっています。

にれこもなんだか疲れて

よどんだ顔になっていました。

その時、ふと母が思いつきました!

「あんた、おばあちゃんと相撲を見に

両国国技館に行ってきなさいよ!」

にれこもおばあちゃんも相撲が好きなので、

ストレス解消にもってこいの

グッドアイデアです。

おばあちゃんに次の日曜日に国技館に

相撲を見に行く話をすると、

ツンデレながら行く気満々の様子です。

にれこもなんだかやる気が出てきた気分で、

仕事にハリが出ました。

すっごい楽しみです!

7枚め

にれこは実はおばあちゃんと同居が

したかったのです。

ところがおばあちゃんに

「100パーないから」と断言されて

ショックです!

思わず、デリバリーのトンカツを

落としてしまうほどでした。

その時、運の悪いことに、おばあちゃんは

トンカツを受けとめようとして

ぎっくり腰になってしまったのです。。

おかげでにれことおばあちゃんの

トレードが急展開に進み、

取り敢えず身の周りの物を持って今夜から

おばあちゃんはマンション暮らしと

なりました。

マンションに来たおばあちゃんは

お風呂上がりにソファでテレビを

見ていました。

にれこが相撲見物にことをあれこれ

話していると、

突然おばあちゃんの様子がおかしく

なったのです。

ソファの背もたれからズルズルと倒れて

意識がないみたいです!

今、母は清田くんと飲みに出ていて、

ここには二人きり!

どうしたらいいの!?

パニックったにれこはおばあちゃんを

揺すりまっくってしまいました。

「こういうときは!! 揺すらない!! 

まずは呼吸と脈拍の確認!!」

起きあがったおばあちゃんに怒られてしまい、

ドッキリかと思うにれこでした。

おばあちゃんの演技力満点の

指導だったのです。

にれこと同居なんて殺されそうで怖くて

できないと態度で示された夜でした。

その頃、清田くんと飲んでいた母は、

清田夫妻の関係が暗礁に乗り上げているのを

敏感に感じ取っていました。

もしかして離婚したらにれこを・・・!

なんてことがあるかもしれない・・

なんてね。

8枚め

医者をしている次女の愛姉ちゃんが

ブラシ屋にやって来た時、

ブラシ屋の女3人衆は母の子供の頃の写真を

見て楽しんでいました。

写真には初代の飼いネコ「ブラコ」を

抱いた少女時代の姉の永子おばちゃんと

妹の久子が写っていて懐かしい

「姉妹あるある話し」を聞かされました。

食事休憩でにれこと愛姉ちゃんは外に

ご飯を食べに出ました。

その時、愛ちゃんがにれこの元彼が先週、

入院してきたことを教えてくれました。

一泊だけの入院でしたがなんの病気

だったのでしょうか?

終わった人とはいえ、

にれこの心はムダに揺れていました。

感想

ブラシ屋なんて

すごく渋いチョイスですね~。

家内工業型の職人物語って

TVとかでよくありますが、

女性ではあまり見ないから

新鮮でした。

しかも主人公があんな中途半端な

夢見る少女もどきのにれこって

設定が面白いです。

おばあちゃんもお母さんも

彼女がこの先『大井刷毛ブラシ店』を

しょって立つってことを

想像して怖くならなかったの

ですかねぇ~。

そうは言ってもこれから先、

どういう成長を見せるかは

わかりません。

もしかしたらすっごい人物になる

かもしれないですよね!

それにしても清田くんと飲んでる

お母さんはオヤジくさいですよね。

ホームドラマの中の

おとうさんみたいな感じがします。

まあ、20年夫が単身赴任で不在だと

しかたない範囲なのかもしれません。

2巻でにれこの元彼がどういう登場の

仕方をするのか楽しみですね。

ワクワク!ですね~。

書籍情報

【にれこスケッチ】1巻

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【にれこスケッチ】2巻の発売日予想

【にれこスケッチ】2巻の発売日は

まだ未定ということです。

FEEL YOUNGの2015年10、12月号、

2016年2、4、6、10、12月号掲載という

1年3ヶ月分が1巻分ですから、

単純に計算すれば2018年4月あたりかも

しれませんね。

また新しい情報が入り次第更新して

いきたいと思います。

まとめ

今回の記事は、

◆【にれこスケッチ】1巻の

あらすじと感想

◆【にれこスケッチ】2巻の発売日予想

以上の紹介でした。

女性の職人マンガなんて面白いですね~!

これからの展開が楽しそうで、

気になるマンガです。

ではでは(^0^)/

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