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お元気ですか?うめきちです(^0^)
新潮社のBUNCHコミックスから2023年3月9日に磯見仁月先生の「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」8巻が出版されました。
かの有名なマリー・アントワネットの寵愛を受け、ファッションデザイナーの祖となった実在の人物ローズ・ベルタンの野心が服飾に革命を起こし、同時に激動の時代も革命へと向かって大きな流れとなっていく波乱の物語です。
- フランス王妃として権勢を振るい始めたマリー・アントワネット。
- 苦言を呈する者を排し、偏った人事を行う彼女のやり方が巻き起こした混乱。
- その状況を商機と見たベルタンは新たなドレスに王妃とベルタンの“命名癖”から生まれた“蚤の色風”、という新作を売り込むが・・・!
今回は「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」8巻の紹介をしていきたいと思います。
「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」8巻
- あらすじと感想
- 「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」8巻を無料試し読みする方法
- 「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」9巻の発売日は?
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」8巻
あらすじと感想
アントワネットのやり方
フランス国王ルイ16世王妃となったマリー・アントワネットは次第に権勢を振るい始め、苦言を呈する者を排し、偏った人事を行うようになって、メイユーラミ(我が親友)としてお気に入りのランバル夫人を重用するようになったのですが・・・。
ガルド・ローブ(王妃衣装部)のコセ夫人、ノアイユ女官長などが相次いで辞任していくことになるなど、アントワネットのやり方が混乱を巻き起こしていくようになりました。
アントワネットから王妃の公式肖像画のための衣装の注文を受けたベルタンは、王妃にふさわしくと豪華絢爛なドレスを作りますが、それをまとったアントワネットの肖像画を見た貴族たちは「不敬だ!」と批判しました。
蚤の色風
その状況を商機と見たベルタンは悪評を収める対策として別の流行を起こすべきだとリヨンの染色職人に作らせた不思議な色合いの布を持ち込んできたのです。
茶褐色のようでいて紫がかった光沢を帯びたその布地に何と名付けようとかとアントワネットと二人で思案していたところにやって来たルイ16世が、
「蚤の色(ビュース)だね」と言ったことから、『それだ!』と思ったベルタンは!!
王妃とベルタンの“命名癖”から生まれた“蚤の色風”、という新作は、またたくうちに貴族たちの間に流行し、ドレスコードに用いられるほどになっていきました。
そんなある日、ルイ16世の弟であるアルトワ伯爵の妻マリーテレーズが王子を出産したことで、未だに子供に恵まれないアントワネットは1人号泣してたのでした。
ポリニャック伯夫人との出会い
その後、ランバル夫人をダム・ドヌール(女官長)より高位のシューランタンダントン(王妃家政機関総監)に任じたことで年俸が約15万リーブル(15億円)にも及ぶこととなりました。
また新たにガヴァネス(王家子女傅育官)となったゲメネ公妃に誘われて向かった秘密の賭博場で出会ったポリニャック伯爵夫人を一目で気に入ってベルサイユ宮殿に住むようにと誘ったことでポリニャック一族の借金40万リーブル(40億円)を肩代わりすることにしてしまったのです。
さすがのメルシー伯の驚愕してルイ16世に報告しましたが・・・。
一方、ポリニャック伯夫人が着ていた青いダマスク織りのドレスは少し前にゲメネ夫人から寸法直しの依頼を受けたものだとベルタンは気づきます。
ポーランド風
やがてアントワネット、ポリニャック伯夫人、ランバル夫人、ゲメネ夫人は仲良し4人組となり、アントワネットの発案で4人お揃いのドレスを作ろうということになったのです。
注文を受けたベルタンは新しい流行として17世紀に流行したドレスを参考にして今までのドレスのスタイルをは全く違うものを作り出しました。
スカートの後ろ側を3つのドレープで分割したようなそのドレスは「ポーランド風」と名付けられ、かつて123年にも渡ったポーランド分割の史実になぞらえており、ベルタンはそのことでアントワネットの母のマリア・テレジアがずっと苦しんでいることを例に挙げて、
「王妃様の母君は稀代の名君と名高いお方。しかし初めから強かった訳ではないのです」
そう言って、「ポーランド風」ドレスを身にまとってマリア・テレジアの苦難と勇気にあやかって強くなりましょうと言ったのでした。
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色々な貴族たちの思惑に翻弄されて徐々に時代の渦に巻き込まれていくマリー・アントワネット・・・哀れですね~。
最後に待っているのは断頭台なのに・・・(T_T)
「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」8巻を無料試し読みする方法
毎回、次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」9巻の発売日は?
「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」9巻の発売日は2023年11月9日です。
関連記事:「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」9巻ネタバレ感想 舞踏会の新作ドレス
まとめ
今回は「傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン」8巻の紹介でした。
- フランス王妃として権勢を振るい始めたマリー・アントワネット。
- 苦言を呈する者を排し、偏った人事を行う彼女のやり方が巻き起こした混乱。
- その状況を商機と見たベルタンは新たなドレスに王妃とベルタンの“命名癖”から生まれた“蚤の色風”、という新作を売り込むが・・・!
ではでは\(^o^)/
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