おげんきですか?うめきちです(^0^)
西森博之先生の新巻
「柊様は自分を探している。」4巻が
少年サンデーコミックスから
2017年5月18日に発売されました。
ある日、突然圭二郎の前に現れた
記憶喪失の美少女・柊は、
圭二郎を家来にして女子高生として
暮らしていましたが、
自分が何者なのか疑問に感じて
いました。
そんな時、彼女の前に変な男が
現れたのです。
今回紹介したいのはこちらのマンガです。
- 「柊様は自分を探している。」
4巻のあらすじと感想
- 「柊様は自分を探している。」
5巻の発売日予想
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、
結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「柊様は自分を探している。」4巻のあらすじと感想
あらすじ
50年前に灰にされた上城は
不老不死、久遠夜叉の一族の化け物で、
長い眠りから覚めたばかりで刺激を
求めていました。
ジュニアからウルティマーテのことを聞き、
運命的でドラマティックに殺したくて
ウズウズしていました。
しかしジュニアに案内されて
見つけたウルティマーテ(柊)は、
気配も薄くて夜叉にも気づかないので
偽物のウルティマーテだと判断したのです。
上城は「偽物は人間と同じ食べ物を
食べるから”神の回路(シルクーイット)”を
維持できないので以上に寿命が短く、
じきに死ぬだろう」
と話す口元からは長い犬歯がのぞいています。
●なんだか吸血鬼みたいな雰囲気です。
その頃、柊は圭二郎に買ってもらった
ゴマせんべいを美味しそうに
ほうばっていました。
柊の頬っぺたに付いたゴマ粒を圭二郎が
取って食べてしまったところを、
車の中から怪しい影が見ていました。
家に帰ると縁側で父親が座っていました。
父が頬にゴマを付けていたので、
圭二郎は取って庭にポイッと捨てました。
それを見た父は大きなショックを
受けています!
父にとって、圭二郎が頬に付いたゴマを
食べてくれるかくれないかということが、
親子の絆を計るものにすり替わって
いたのです!
●車の怪しい影は父だったようですね。
お父さん可愛いです!(笑)
圭二郎と柊は通学途中の、とある家の
門の前にある大きな石の上で寝ている猫を
見ていました。
圭二郎はこの石には婆さんが
よく座っていたがある日から見なくなって、
さみしいと思っていたらその後に
猫が座るようになったと言っていました。
●お年寄りや猫がいる風景が好きだとは
以外ですね~。
ある日、校舎の屋上で瀬絵子と弁当を
食べているところへやって来た圭二郎に
「あんま家来とか言うのやめろよ」
と言われ、圭二郎が家来でいることが
不服だと知りました。
家来でない者の家に
世話になることはできないと考えた柊は
新たな家来を探すこと、と住むとこ探しを
しようと思いますが、考えてみれば
自分は無一文で寄る辺のないみの上です。
急に不安でさみしくなってしまった柊は、
「儂は何者なのだろうか」
暗くなってきた歩道のベンチに
長いこと座ったままでいました。
一人でぼんやりと不安げに座っている
綺麗な女子高生を、黙って見過ごす男が
いるはずもなく、すぐに柊は一人の男に声を
かけられ、そいつについて行きました。
連れて行かれた先には彼女の肉体を目当ての
男たちが待っていました。
けれどそこまで絶望しているわけでは
ないので、たちまち形勢逆転で柊様の圧勝!
宅配ピザを14箱せしめて元のベンチに
戻って来た頃には落ち込んだ気持ちは
吹き飛び、自信を取り戻した柊は圭二郎の
家に帰ろうとしていました。
道の向こうではジュニアが柊を見つめています。
一方、柊の行方を捜していた圭二郎は、
柊がヤクザ風の男に連れて行かれたと聞いて
慌てていました。
ウルティマーテの偽物殺しの権利を上城から
譲られたジュニアは複雑な気持ちで柊のあとを
つけていました。
柊は大きな石が門の前にある家の前を
通りかかると、石の上に座ってみました。
するとすぐに猫が来て、どけと言って
猫パンチを食らわしてきます。
猫と石の取り合いをしているところに
千弓が現れました。
千弓はやっと柊を見つけたと思ったら猫と
ケンカをしているので呆れてしまい、
とにかく圭二郎に連絡しようとしました。
ところがケータイが電池切れだったので
近くのコンビニに行こうとするのですが、
柊が動かないので仕方なく
絶対に動かないように言ってそこに
置いていきました。
いつの間にか門の上にはジュニアが
立っていました。
千弓がいなくなるとすぐにジュニアは
持っていた鉄の棒を柊に投げつけ、
攻撃をしかけて来ました。
戦いながらジュニアは、柊が
ウルティマーテの記憶もなくて
本体のではないと確信すると、
だんだん面倒くさくなってきました。
と、すぐそばの石の上で敵意むき出しに
威嚇している猫に気がつきました!
その瞬間、攻撃対象が猫にすり変わったのを
悟った柊は、猫を助けるために走りました。
『本気を出せば駆け抜けられる!』
猫を抱えてジュニアの脇をすり抜けました。
しかし、ジュニアの投げた鉄の棒は
過たず柊の背中から胴を貫いたのでした!
そこへコンビニから戻ってきた千弓が
驚いて駆け付けましたが、
柊の髪は白くなり、胴に刺さった鉄の棒が
致命傷なのははっきりしていました。
「救急車っ!」
叫びながらワタワタしている千弓は
ジュニアに突き飛ばされて、
植え込みに頭から突っ込んでしまいました。
「おのれ、よくも!」
柊は抱えていた猫をジュニアに
投げつけました。
猫が飛んできたのを見て驚いたジュニアは
スキを見せたその瞬間、彼の心臓には
柊に刺さっていた鉄の棒が刺さっていました。
心臓に鉄の棒が刺さっても死なずに、
逃げて行くジュニアを追いかけようとして
蒼白で倒れ込んだ柊は
駈け寄ってきた千弓に
『立つ鳥跡を濁さずじゃ』
そう言ってどこかへ行こうと
立ち上がりました。
ちょうどそこへ、柊を探して
あちこち奔走してやっとの思いで圭二郎が
駆け付けてきました。
●スゴイ死闘でしたね。
あんな大ケガをしているにも関わらず、
圭二郎の前では平然としている柊様が
ある意味スゴイです!
しかし、偽物とはどういうこと
なのでしょうか?
柊がこの世界に現れる前に見た、
自分にそっくりな人物が本体ってこと
なんですかねぇ?
千弓が柊のケガのことを話そうとすると、
「余計な事を言うな。
お前だけの秘密にしておくれ」
そう言い含めて立ち去ろうとする柊ですが、
その尋常でない態度や周囲の様子から
何かあったことを圭二郎は悟りました。
千弓に聞いてもすぐには理解できない
内容でしたが、
要するに柊は圭二郎が好きな風景と猫を
守ろうとしたことに気がついたのです。
しかし、柊は
「馬鹿にするな。この儂は猫など庇って
怪我したりせぬわ!!」
そのプライドの高さに感服した圭二郎は
改めて家来と呼べと言うのでした。
「では存分に悲しむが良いぞ」
笑ってそう言うなり、圭二郎の胸に
蒼白な顔で倒れ込みました。
圭二郎に抱きかかえられたその背中と
お腹からは大量の出血がありました。
柊が死んでしまうと思って焦った
圭二郎ですが、彼の腕の中の柊は
白かった髪が黒くなって
心臓はトクトクと響き、
寝息さえも聞こえるのです。
これのどこが刺されたというのだろうか。
傷を確かめようと
柊の制服を脱がしかけた圭二郎は、
駆け付けた救急隊員に痴漢と
間違われたのでした。
●お気の毒~(笑)
その後すぐに、前に何か知っていそうな
ふうだった師匠のジジイの所へ行って
詳しく聞いてみることにしました。
覚悟を決めたジジイは本当のことを
話てくれました。
柊の本当の正体は「不磨美人」「雪女」
「究極生命体」「不老不死」などと
呼ばれる者で、ジジイたちなどの
人でない者の頂点に立つ存在だったのです。
そしてまた、ジュニアたちは
『久遠夜叉』と呼ばれる魔物の頂点にいる者で、
吸血鬼のような者達であったのです。
ちなみにジジイは天狗だったのですが、
スルーして誰も聞いていませんでした(T_T)
●やっぱり吸血鬼だったのか!!
久遠夜叉たちに見つかるとまずいので、
今夜はみんなジジイの家に泊まることに
なりました。
柊は自分が何者か知ってなお、
『儂は何者なのか?』と
苦しみを深めるのでした。
●千弓がジジイの家に泊まると家に連絡を
入れると、圭二郎も一緒だと知った母親が
「ガッツよ。千弓!」と激を飛ばす場面も
ある意味怖いですね~(≧▽≦)
詳しくはこちらもご覧ください
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「柊様は自分を探している。」5巻の発売日予想
「柊様は自分を探している。」5巻発売日は
4巻の巻末に2017年夏に発売!
と記載されていました。
夏・・8月あたりでしょうか。
また詳しいことが分かり次第更新して
いきたいと思います。
前の巻が気になる方はこちらをご覧ください
まとめ
今回の記事は
- 「柊様は自分を探している。」
4巻のあらすじと感想
- 「柊様は自分を探している。」
5巻の発売日予想
以上の紹介でした。
柊と敵の正体がわかりましたが、
これからさらに謎は深まっていく
ばかりですね。
5巻の展開が楽しみです。
ではでは(^0^)/
詳しくはこちらもご覧ください