お元気ですか?うめきちです(^o^)/
原作/ウェルザード先生・漫画/小倉裕也先生「命を分けたきみと、人生最後の夢をみる」1巻が2017年6月2日に発売されました。
ある日、同じ場所で交通事故に巻きこまれた高校生の美奈と大夢は、余命が1年残っているけれどもどちらのものかわからないと死後の世界で天使から告げられます。
二人はその貴重な時間を半分づつ分け合い、元の生活に戻ったのですが・・・。
今回の記事は
- 「命を分けたきみと、人生最後の夢をみる」1巻のあらすじと感想
- 「命を分けたきみと、人生最後の夢をみる」2巻の発売日予想
- まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「命を分けたきみと、人生最後の夢をみる」1巻のあらすじと感想
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あらすじ
第1話
学校帰り、窪塚美奈は友達のエリカと信号待ちをしていた時にトラックが突っ込んできました。
気がつくと雲の中に浮かぶ階段の下にいました。
一緒に事故に合った川村大夢もいます。
二人はどうやら交通事故で死んでしまったみたいです。
そこへ天使がやって来ましたが、あり得ないアクシデントがあったのです。
二人のうちのどちらかに余命が1年残っていたのに、同時に死んだのでどちらのかわからないのです。
天使の提案で、仕方なく余命を半分づつに分け合うことになったのです。
ただしとんでもない条件がありました。
- 一日一回会わなくてはならない
- この余命はお互いに譲渡することができ、幸せを感じると消費してしまう
ともあれ二人は生き返ると、彼らだけに見える余命の186という数字が浮かんでいることに気づきました。
そこに偶然、美奈たちの先輩で大学生の楠本先輩がやって来たのです。
美奈は彼のことが好きだったので顔を見ただけで幸せです。
だから先輩に会ったというだけで10日分も減ってしまいました。
この気持ちは自分では止めることはできないと、察知した大夢が助けてくれなければこのままあっという間に余命を使い果たしていたかもしれません。
長く生きようと思ったら幸せなんか感じちゃいけない、せめて残りの時間を無駄にしないように、自分の生まれた意味を見つけようと決めた美奈でした。
第2話
翌朝、186日あった美奈の余命は172日になっていました。
学校でエリカに自分の生まれた意味って何だと思うかと聞いてみると、
「そんなのわからない」
友人の小室真に聞いてみると、
「好きな人と出会うため」
そんな答えが返ってきました。
ところで美奈たちは現在、高3年の2学期で進路を決めなければいけない時期でした。
担任の朝倉先生にいい加減に進路を決めろと言われましたが、半年後には死んでしまっている自分には進路なんて意味がないことです。
「どっちでもいい」
『先のことを考えろと言われても、この先のない自分は今を生きるしかないじゃない!』
泣きながら美奈は職員室を飛び出して、校門も走り抜けようとした時に門の外に大夢がいました。
第3話
1日一回会わなくてはならないので、大夢は美奈に会いに来たのです。
ふと見ると、大夢の余命は1日経ったので185日、ぜんぜん減っていません。
かたや美奈は167日です。
妙な空気を漂わせている二人と、それを見てイラついている真。
その場を収めようとしたエリカが苦し紛れに彼らをファミレスに誘いました。
しかし特に目的があったわけじゃないので、ますます険悪になっていきました。
真は流れで、美奈に告白してしまいました。
そして二人の事情を知らないとはいえ、真のあまりに自分本位な発言に大夢は怒って帰ってしまったのでした。
第4話
大夢が帰った後で、彼が財布を忘れた事に気づいた美奈は届けてあげることにしました。
単に親切心だけではなく、幸せを感じていないらしい大夢の生活を見てみたいという好奇心もあったからです。
ところが大夢の家はすごいボロアパートで、窓から覗いてみると妹がいるようでした。
こんなボロアパートなのに美奈の家より楽しそうな気がします。
箪笥の上の写真を優しい表情で見たりしています。
なんだか声を掛けあぐねていると見つかってしまいました。
外に出てきた大夢はすごく悔しそうに言うのです。
「お前には見られたくなかった・・・」
雨の中、トボトボと歩いていると楠本先輩が声をかけてきて、車で送ってくれると言ってくれました。
第5話
びしょ濡れなので車の中を濡らしてしまうから乗らないと言ったのに、そんなのどうでもいいと言ってくれた優しい先輩に会えて嬉しい美奈でしたが、余命の数字が減っていないのです。
なぜ減らないのだろう・・・きっと大夢のせいだろうとボンヤリ考えていると、
「彼が好きなの?」
いきなり先輩に言われてビックリしました。
そして美奈に告白してきたのです。
「信じられないなら、信じさせてあげる」
先輩がキスしようと顔を寄せてきました。
ドキドキして余命の数字が減っていくのがわかります。
その時、真が窓を叩く音で我に返りました。
「アイツの所に財布を返しに行ったんじゃなかったのかよ!?」
今にも泣きそうな真の顔を美奈はまっすぐに見れませんでした。
第6話
雨の中、傘も持たずに大夢の所へ飛び出して行った美奈を、真は心配して迎えに来てくれたのです。
『なのに先輩の車の中で私は・・・』
美奈は恥ずかしくてたまりませんでした。
結局、真と二人で先輩の車で送ってもらいましたが、美奈は覗き見した大夢の優しい表情をどこかで見たような気がしてなりませんでした。
誰もいない冷たい家に帰って、濡れた制服を乾かそうとしているとケータイが鳴りました。
相手は大夢です。
嫌われてしまったと思っていたのに電話の向こうから聞こえる
「財布を届けてくれてありがとな」
と言う大夢の声に涙が出てしまう美奈は嬉しくて、余命の数字が減っていることに気づいていませんでした。
第7話
進路の出ていない美奈と真を心配した朝倉先生が家庭訪問にやって来ました。
まずは美奈の家です。
一方、大夢はエリカに呼び出されて好きな人はいるのかと聞かれていました。
「いるよ」
あっさり答える大夢でした。
美奈の父は仕事でめったに家に帰って来ず、母はそれをいいことに遊び歩いています。
誰もいませんように・・・と願いつつカギを開けると、奥の部屋から両親の言い争う声が聞こえてきました。
先生に父親はとても物わかりの良いお父さんのように話しをします。
「美奈の事は妻に任せています。僕はこの子がどんな人生を歩もうと応援します。」
しかし、それにカチンときた母親が反論してきました。
「アラアラ!!お金だけ入れて父親の責任を果たしているつもり?」
先生がいるというのに、二人はケンカを始めてしいまいました。
先生が仲裁に入ろうとすると、家庭の話しには入ってくるなと言い、
「我々はもうすぐ離婚しますから」
と、爆弾発言をしてくれました。
両親が離婚するとこの町を出て行かなくてならない。
それは川村大夢に会えなくなるということです。
「そんなのヤダよ!!!」
『私達は一日一回会わないと死ぬ!あと半年なのに!《163》』
『死ぬ前にもう一度会いたい・・・《184》』
それぞれの心の叫び声が聞こえます。
感想
いやー
とんでもないマンガに出会ってしまいました!
余命を分け合うという発想もさることながら、目の前に浮かぶ数字がシュールですねぇ。
美奈と大夢に置かれた家庭の設定はありがちですが、担任の前でもケンカして離婚を口にするなんてとんでもない親です。
大夢に会いたいという気持ちがなかったら、私ならとっくに余命を譲渡してしまいたくらい絶望的なラストでした。
この先の展開をいろいろ考えてしまいましたが、どれになっても二人が幸せであるようになってほしいものです。
2巻が楽しみですね。
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「命を分けたきみと、人生最後の夢をみる」2巻の発売日予想
「命を分けたきみと、人生最後の夢をみる」2巻の発売日予想は1巻の巻末に2017年9月に発売日予定と記載されていましたので、2017年9月2日くらいと予想してみました。
幸せを感じると寿命が減ってしまうという、最悪の条件付きのふたりに降りかかる絶体絶命のピンチとは!?
✒詳しくはこちらもご覧ください
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まとめ
今回の記事は
- 「命を分けたきみと、人生最後の夢をみる」1巻のあらすじと感想
- 「命を分けたきみと、人生最後の夢をみる」2巻の発売日予想
- まとめ
以上の紹介でした。
ドキドキする展開に一気に読んでしまいました。
9月が楽しみです!
ではでは(^0^)/
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