「八雲立つ 灼」第18話(耳を塞いで)ネタバレ感想・鈍感な七地の恋愛事情

     

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元気ですか?うめきちです(^o^)/

2021年2月26日発売メロディ4月号に掲載された「八雲立つ 灼」第18話「耳を塞いで」をさっそく読んでみました。

  • 七地の同僚の佐々木先生は、実家からはとこの彩佳ちゃんが亡くなったという連絡を受けて・・・。
  • しかしその後、佐々木先生は自分の周りに現れる小学生くらいの女の子の霊に悩まされる。
  • 彼女に憑いた霊の存在に気づいた闇己は、同時に佐々木先生の七地への気持ちにも気づくが・・・!

ちなみに「八雲立つ灼」4巻も発売されています。

ということで、今回はメロディ4月号に掲載された「八雲立つ 灼」第18話「耳を塞いで」を紹介したいと思います。

「八雲立つ 灼」第18話「耳を塞いで」

  • あらすじと感想
  • この続きはいつ読める?
  • メロディ4月号に検索はこちら
  • まとめ

(※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「八雲立つ 灼」第18話「耳を塞いで」

あらすじと感想

忌引

七地の同僚の佐々木麻由先生は、実家からはとこの彩佳ちゃんが亡くなったという連絡を受けて葬儀に出たいと西川先生に忌引のお願いをしますが、忙しい最中だと却下されそうになっていました。

そこに偶然通りかかった理事長が「忌引はお互い様」だと助け舟を出されたのです。

しかしその後、佐々木先生は自分の周りに現れる小学生くらいの女の子の霊に悩まされるようになります。

理事長は実は闇己に会いに来たのですが、佐々木先生はじめ周りの先生たちは七地と理事長が親戚筋だということから『七地先生はやっぱり特別枠』と思ってしまったようです。

けれど理事長自身は、闇己の正体がどうあれ見た目が12歳の中学生からの上から目線での会話や赤の他人のはずの七地が年下の子供に下僕扱いされているのが癪に障ってしかたありませんでした。

佐々木先生のはとこの彩佳ちゃん

理事長室から帰る途中で闇己は中庭で実家に電話をかけている佐々木先生を見かけて「何憑けてんだ。あの人」と言います。

佐々木先生の実家は山形の田舎で、はとこの彩佳は小学4年の時のおじいちゃんの初盆でおしゃべりをしたくらいでそんなに親しいわけではありませんでした。

でも同じ年だった佐々木先生は、体が弱くて入退院を繰り返して孤独だった彩佳にやさしいことばをかけてあげたのですが・・・。

彩佳のことを考えていた佐々木先生は急な耳鳴りとめまいがしたと思って座り込んだら目の前を赤い子供のスニーカーが横切るのを見てびっくりしました!

中等部であるここに子供がいるはずありません!!

そこに声をかけてきたのが七地だったのです。

耳塞ぎのまじない

その後も佐々木先生は自分の周りに現れる彩佳の幽霊に怯え、七地が心配して声をかけてきたことからその日の夕食を一緒にすることになりましたが、七地から話を聞いた闇己も同席することに。

レストランに向かいながら3人の話題は彩佳のことについてで、闇己が佐々木先生のバッグに丸餅が入っているのを指摘すると、

「田舎の祖母が変な迷信を伝えてくるからよけいに気になっちゃったって昨日ついかっちゃって・・・」と。

『お餅を耳あてて捨てろ!捨てる前に、悪いこと聞くな!良いこと聞け!』

それは『耳塞ぎ』というまじないの一種で、それを聞いた闇己は

「おばあさんはさすがに年の功だ。それを使いましょう」と。

「近親者で同年齢の者や狭い地域で生活して親しくしている者同士だと心霊が行き通うから、連れて行かれないようにするためだ」と闇己は言います。

佐々木先生にとっては初盆の時に少しおしゃべりをしただけのはとこでも、孤独な彩佳にとっては一生の想い出になるほど嬉しかったようです。

そんな中、彼らの後に彩佳の霊が現れました。

闇己は佐々木先生に餅を両耳にあてるように言うと、通りの先にある四ツ辻に向かって走るようにみんなに指示しました!

彩佳の霊は佐々木先生を追いかけてきて捕まりそうになったので、闇己が祝詞を唱えて追い払いながら、四つ辻に到着すると佐々木先生から餅を取り上げて、

「悪いこと聞くな!良いこと聞け!」と叫ぶと同時に地面に餅を叩きつけると、彩佳の霊は地面に吸い込まれるように消えていきました。

「彩佳ちゃん、私のことを恨んでいたのかな・・・」とつぶやきへたり込んだ佐々木先生に、

「反対じゃないですか?あの霊は先生に執着していたから」と闇己。

「きっと好き過ぎて別れたくなかったんでしょう」と七地。

2人に助けられた佐々木先生は、その足で山形へ行って明日の葬儀に出席することに決めました。

そんな彼女のことを闇己は、おとなしそうにしてるけど本当は結構気が強いと見抜いていて、同時に七地への彼女の気持ちにも気づいていましたが、鈍感な七地はまったく気づいていませんでした。

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今回は小さな事件でしたが、「耳塞ぎ」というお餅を使ったおまじないということで、調べてみたら、

『同年齢の者が死んだときになされる呪法。餅やだんごを作り,耳ふさぎ餅,耳だんごと称して,それで耳をふさぐ。そのときに〈悪いこと聞くな,良いこと聞け〉と唱えたり,使用した餅やだんごを川へ流したり,辻や村境へ持っていったりして,穢(けがれ)きよめや厄ばらいをする』引用元:https://kotobank.jp

とありました。なんだか切ないおまじないですね。

この続きはいつ読める?

この物語の続き「八雲立つ 灼」19話は、2021年4月26日発売の「メロディ6月号」掲載されます。

関連記事「八雲立つ 灼」第19話(野辺送りの朝)ネタバレ感想・嚀子の願い

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まとめ

今回はメロディ4月号に掲載された「八雲立つ 灼」第18話「耳を塞いで」の紹介でした。

冒頭で登場したちょっと色っぽい理事長って、この先何か関わってきそうでなんか気になりますね^^;

ではでは\(^o^)/

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