「八雲立つ 灼」第17話（犬神の嫁・完結編）ネタバレ感想・七地が呼んだモノ

 

元気ですか？うめきちです(^o^)／

 

2020年12月26日発売メロディ2月号に掲載された「八雲立つ 灼」第17話「犬神の嫁（完結編）」をさっそく読んでみました。

 

• ぬらぬら姉妹が飛ばしてきた巨大な嫉妬の念に憑かれた七地！
• 闇己が選んだ最終手段とは！？
• そして七地が呼んだものとは！？

 

ちなみに「八雲立つ灼」４巻も発売されています。

 

ということで、今回はメロディ2月号に掲載された「八雲立つ 灼」第17話「犬神の嫁（完結編）」を紹介したいと思います。

 

（※ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

 

 

「八雲立つ 灼」第17話「犬神の嫁（完結編）」

あらすじと感想

念に食われる犬神

窓の外に広がる巨大な念。

 

窓の下には梓と莉花のヌラヌラ姉妹・・・！

 

なぜか苦しそうに肩で息をしていた二人の体から突然飛び出してきたたくさんの犬神たちは、そのまま上空の念に引き込まれていきました。

 

それを見た闇己は、莉花たちがまだ精神を持っていかれて無いことを願いながら、マンションの入り口に結界を張るから2人を中に引きずり込めと七地に言います。

 

しかし本物ではないレプリカの神剣：神渡剣を使ったことで闇己の消耗は激しく、苦しそうな彼を見た七地は『自分が迦具土の魂を呼ぶことができれば・・・！』と強く思いますがそんなことができようはずもありません。

 

そうこうしているうちに外の念はますます巨大化していました。

七地にも犬神が！

しかもよく見ると、七地にも犬神が憑いているみたいです。

 

どうやら莉花たちに嫌われたことで憑かれてしまったようでした。

 

なのに七地はそのことに気づきもしません。

 

普通なら憑かれた瞬間から顔つきも性格も凶暴になるはずなのに平気な顔をしていることに、闇己は七地の光のオーラが強くなりすぎたせいで多少の邪気は感じないのかもと思うのですが・・・。

 

ところでつい今しがた梅園姉妹から『念』に食われた犬神と、今、七地に憑いている犬神を足せば梅園に残る犬神は半分以下になると気づいた闇己はある計画を思いつきました。

闇己の計画

「海榴！！俺が犬神を半減させてやるから、あんたは残りの犬神を封じろ！！」

 

そう言って計画を話しました。

 

七地に憑いている犬神を落とし、それらが念に食われたらもろともに闇己が昇華するから、その瞬間に海榴が残りの梅園の犬神と対峙して抑え込むと同時に彼女の大切な物の口を開け、入ったら紐でしばって閉じ込めろ！と。

 

七地には、犬神を落とすまで絶対にこっちを振り返るな！と命じました。

 

闇己が祝詞を唱えだすと、七地の中に憑いている犬神たちが苦しがって暴れだしましたが、今、振り向けば術者の負になる！と堪えます！

 

そして「七地、かまえろ！！」と言うが早いか七地の背を思い切り叩いて犬神を追い出したのです。

 

犬神たちが念に食われたのを確認した闇己は七地に「迦具土の魂を呼んでくれ」と言い、七地は『俺の意思で呼べたら！！』という願いを叶え、出雲の布椎家の宝物庫にある迦具土から魂を呼んだのです！

 

その時、異変を感じた寧子に世裡は「そろそろあなたも真実を知るときがきたのかもしれない」と言っています。

昇華

七地が呼んだ迦具土の魂をまとった神剣を手にした闇己は、この辺りの土地に宿る気に呼びかけました。

 

「寺町に宿る気よ・・・！！我に寄り憑きてその力を貸せ！！」

 

その瞬間、闇己の顔はかつての高校生の顔になり、海榴が『さっき見たあの人だ！』と感じた次の瞬間、

 

「海榴！今だ！！」と言われ、真っ暗な闇の中に放り込まれたのです。

 

目を凝らすと見えてきた犬神たちがなんだかちっぽけな物の怪たちで、『こんなモノを恐れていたのか』とがっかりした海榴は逆にそいつらに「あんたたちチンピラなんだ！！雑魚なんだよ！！」と怒鳴りつけました。

 

と、その時、彼女の後にいきなり何かが大きく口を開けたので、そこに入れ！そしたら守ってやると言ったのです！

 

全部入ったのを確認したらすぐに口を閉じた海榴！！

消えた色気

「海榴！！」

 

海榴が目を覚ますと、そこは自分の家で、家族が彼女の顔を心配そうに覗き込んでいました。

 

しかしなぜか母も2人の姉たちも色気が消え失せて地味な顔になっていたのです。

 

「3人とも顔が変ーーーー！！なにその地味顔！！」

 

思わずそう叫んでしまったくらい普通の顔の3人でした。

バッグの中身は？

ところでその時、布団の脇に海榴の大切にしていたバッグが転がっているのに気づき、口を開けてみると中には犬神たちが・・・！

 

あの時、海榴の後で口を開けたのはこのバッグだったようです。

 

海榴はこのバッグを一生抱えて生きていくいくんだと思ったら笑いが止まりません。

 

色気がなくなった梅園の女達も含めて、でも前よりずっといいと泣き笑いする海榴でした。

 

 

 

この続きはいつ読める？

この物語の続き「八雲立つ 灼」18話は、2021年2月26日発売の「メロディ4月号」に掲載されます。

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まとめ

今回は「八雲立つ 灼」第17話「犬神の嫁（完結編）」を紹介でした。

 

次はどんな化け物が？いやまさか化け物よりも怖いアレかもしれません！

 

ではでは＼(^o^)／

 

✒合わせて読みたい

• → 「八雲立つ 灼」第16話（犬神の嫁・後編）ネタバレ感想・ぬらぬら姉妹

 

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