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お元気ですか?うめきちです(^0^)
「贄姫と獣の王」11巻が2019年8月20日にHCコミックスから発売されました。
友藤結先生の最新刊『人外×少女』の11冊目は、レオンハートとフェンリルの激闘です!
- フェンリルのもとから逃げ出したサリフィたち。
- サリフィとオズマルゴ国を救うため、オズマルゴ王レオンハートが駆けつける!
- レオとフェンリルの戦いを見守るニル・・・そして彼の最後の仕事とは?
今回は「贄姫と獣の王」11巻の紹介をしていきたいと思います。
「贄姫と獣の王」11巻
- あらすじと感想
- 「贄姫と獣の王」12巻の発売日予想
- 「贄姫と獣の王」を無料で読む方法
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「贄姫と獣の王」11巻
あらすじと感想
サリフィのかけ引き
わざとサリフィたちを捕まえないで逃げまわらせたあげく、ついに追いつめたたフェンリルは岩場の上に降り立って勝ち誇ったように宣言します。
「もうお前を守るものは何もない。この俺にひれ伏すのならお前を俺の妃にしてやる!」
王様を裏切ればケガをしているラントや小さなキュクの命は見逃してやろうというフェンリルの提案に乗ることにしたサリフィは、
「・・・わかった。私はあなたの妃になる。でも・・・私はそこまで飛んで行けないからあなたが下りてきて」といいました。
「まったく図々しい雌だな。この俺に指図するのか?」とニヤリと笑うフェンリル。
「おーさまなら私がどこにいても迎えに来てくれる」
サリフィのその言葉で、下へ飛び降りてきたフェンリルがサリフィの手を取ろうとした瞬間、ラントの鋭い爪が渾身の一撃を加え、岩山を跳んで逃げ去ります。
「ハイエナだって追いつめられりゃ狼を噛むんだよ!バーカ!」
レオンハート VS フェンリルの激突!
しかしそれはさらにフェンリルの怒りに火をつけることとなり、すぐに追いつかれて撃ち落とされてしまいました。
そしてフェンリルが「死ね!」と呪いをかけようとしたした刹那、突如現れた王の聖獣とオズマルゴ王!
「ハッハハ・・・!ついにお出ましか!待ちわびたぞ!誰よりも・・・何よりも!! 貴様にまみえるこの時を!!」
「私には王として男として貴様から守らねばならぬものがある!!」
ついにオズマルゴ王。レオンハートと狼王フェンリルの因縁の戦いの火ぶたは切って落とされました!
激闘を見守るニル
その頃、フェンリルの行方を追うヨルムンガルドとアヌビスは、強い魔力の放出を感じてフェンリルと王が戦っているのを察知して急行します。
が、彼らの前に黒い魔獣に乗ったニルが立ちふさがり、「邪魔をするつもりならココで殺す」と言い放ちました。
彼の意図を理解したヨルムンガルドたちは「わかった。我々も絶対に王の戦いには干渉しない」と約束して、王の近くまで行くことを許してもらうのでした。
サリフィはレオを信じている
岩山の上で王様の戦いを見守るラントはサリフィに言いました。
「俺はいいけど、サリフィは大丈夫なわけ?辛いもん見ることになるかもよ」
けれどサリフィは気丈に、
「私にできるのはただ信じることだけーー王様は絶対に負けないって!!おーさま!!」
サリフィの叫びを合図のように、王様の一撃がさく裂してフェンリルにダメージを与えると、今度はヤツから激烈な一撃が放たれました!
王様が膝をついてしまったのを見たフェンリルは、
「やはり貴様、万全の状態ではなかったか。こんなに早く魔力を使い果たすとは・・・」
サリフィを守るために王様が魔力を割いていると思ったフェンリルは、
「舐められたもんだ」と言いながら、「俺が勝てば貴様がその女も俺のものだ!」と笑うといきなり残りの魔力をすべて王様へ向けて放出したのです。
しかし何故かその一撃は王様には直撃しませんでした。
フェンリルは、魔力が底をついた王様と自らを同じ条件にしてまで互角の戦いを望んだのです。
原始の戦い方
「大昔、魔族が魔力を持つ前はただの獣だった」と語るフェンリルは、ただ己の牙と爪と腕力のみで戦う原始の戦いを挑んできました。
ぶつかり合う二人!
そんな中、王様は鬼気迫る殺気を放つフェンリルの執念に圧倒され、つい弱気になって誰にも秘密にしている弱い姿(人間)の自分を思い出し、
『私はこの男に勝てぬのではないか?』
そう思った瞬間、フェンリルの鋭い牙が!
「俺が王だ!!」
サリフィ愛の力
フェンリルの高笑いの中、倒れた王様の目に映ったのは「レオン・・ハート」と囁くサリフィの姿だったのです。
「レオンハート」とは”勇敢な心”と言う意味の、サリフィが与えてくれた名前!
この誇りだけは誰にも奪う事など出来ぬ!!
雄たけびと共に復活したレオはサリフィが見ている前で二度と倒れはせぬ!と立ちあがりました。
同時にフェンリルはそこまでレオに気力を与えるサリフィを感じて恐怖しました。
すると戦いを見守っていたニルが「フェンリル!!取り戻せ!!お前の誇りを!!」と檄を飛ばします。
お互いの闘志は死んではいない!と、確信した二人の最後の一撃は・・・・!!
フェンリルは倒れ、レオに駆け寄るサリフィ。
「すまぬサリフィ・・不安にさせたか」
「ううん。レオのこと信じていたから」
けれど二人の前に、再び立ち上がったフェンリル!!
ここでヤツに王の手で断罪しなければいけないと、フェンリルの前に立つレオ。
フェンリルの最後
ところがレオが手を伸ばそうとしたその刹那、
「その必要はない」と、ニルの爪がフェンリルを背後から!
「これが俺の最後の仕事だ」
「勝負がついた後、フェンリルの命がオズマルゴ王の手で奪われようとしたならその前に俺が殺すと!」
それはフェンリルがニルに託した遺言でした。
そのままニルはフェンリルの遺体を抱えて魔獣に乗ってどこかへ飛び去ってしまいました。
ニル
王宮に帰った王様のケガはかなりの重症でした。
ベッドに横たわる王様に、サリフィはニルと最後に何を話していたのか聞いてみました。
「主を討った私を憎みはしないのか・・・と。奴は言った。”この戦いはフェンリルの長年の悲願、そして呪縛でもあった・・・フェンリルはようやく解放された・・礼を言う”・・・と。」
魔力をほとんど使い果たしてしまったレオは、人間の姿になってしまった今は地下の暗い部屋に身を隠してサリフィだけに看病されて過ごしています。
サリフィ語録
一方、ケガをしていようがもっと強くなりたいと心から思ったラントは、ヨルムンガルド将軍を相手に戦いの訓練をしていました。
ラントは今までは多少かなわない相手がいたって命を捨てるくらいのことすればなんとでもなると思っていたけれど、サリフィの一言で目が覚めたと言いました。
「護衛は主を守って死ぬためにいるんじゃない。主の仕事を最後まで見届けるためにるんだ!って」
練習場の傍らで二人の稽古を見ていたアヌビスは、思いがけないサリフィ語録を聞くことになりました。
またその頃、王宮の片隅では王の失脚を狙う者が・・・?
ケモ姫と普通の王
フェンリルとの戦いが終わり、平和な日常が戻ってきた王宮ではヨルムンガルド将軍を相手にラントが戦いの訓練に励んでいました。
そんな二人を物陰からそっと見つめるアミト姫に、キュクロプは「アミト姫はいつもみんなを守ってくれているのだぞ!だぞ!」
そう言って彼女が作ってくれたお守りを見せるのでした。
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すごい戦いでしたね~(≧◇≦)
もうどうなることかとハラハラドキドキの連続でしたが、最後に愛の力でレオの勝利!!
でも、考えてみればフェンリルも可哀想な人生でしたね。
ニルがいてくれて良かったと思いましたが、主を亡くして一人になってしまった彼はあの後どうなったんだろうと、最悪の事を想像して泣きそうになったので、
『主の最後を見届けることができて、ニルもきっと燃え尽きて灰になってしまったんでしょうね・・・』とあえてキレイな想像にすり替えてみました。
ところでラントって人間の姿にすると意外と若い!もしかするとまだ10代かもって思うくらいじゃないですか!
魔族って年齢不詳ですね~(#^.^#)
「贄姫と獣の王」12巻の発売日予想
「贄姫と獣の王」12巻の発売日はまだ未定のようですが、今までの発売頻度がほぼ4ヶ月おきということで、2019年12月くらいではと予想してみました。
※「贄姫と獣の王」12巻は特装版として2019年12月20日に発売されました!
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「贄姫と獣の王」を無料で読む方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は「贄姫と獣の王」11巻の紹介でした。
外敵と戦う怒濤の11巻でした。
次は体内に巣くう敵が現れるかもしれません!
ではでは(^0^)/
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