お元気ですか?うめきちです(^o^)/
猪ノ谷言葉先生の最新作コミックス「ランウェイで笑って」6巻が2018年8月17日に講談社コミックから発売されました。
育人は柳田のアトリエで働きながら、芸華祭への挑戦にも燃えていました。
ところが「真が悪いと言うことはこういうことか」というような窮地に立たされ、心ならずもデザイナーを諦めてパタンナーへの転向を考えざるをえない状況に陥ってしまいます。
デザイナーの道を選ぶか、パタンナーになるのか迷う育人は・・・。
今回の記事は
「ランウェイで笑って」6巻
- あらすじと感想
- 「ランウェイで笑って」7巻の発売日予定
- まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「ランウェイで笑って」6巻
あらすじと感想
身辺調査
長谷川心のマネージャー・五十嵐優は「心」と「育人」の調査を探偵事務所に依頼していました。
その結果、育人の家庭は母親が入退院を繰り返し、経済的にとても苦しいことが報告されたのです。
綾野遠の事情
育人はもうすぐ行われる芸華祭に向けて準備をしながら柳田のアトリエで働いていましたが、ある日のこと、綾野遠に誘われて彼のアトリエをのぞいてみることに。
ビルの地下の作られた綾野のアトリエのスゴさにも驚きましたが、そこで育人が聞かされた綾野の生い立ちにもビックリさせられたのです。
綾野は2才までフランスの路上で暮らしていて綾野麻衣に拾われたと言いました。
拾われた次の日から針を持たされて、綾野麻衣のブランド『Aphro I dite』の後継者になるために育てられた孤児でした。
だから祖母と呼んでいても血の繋がりはなく、綾野はいつしか独立したいと思うようになりました。
育人の才能
祖母に独立したいと言うと、芸華祭でかつて祖母が打ち立てた記録を抜くことを条件にだされたのです。
それは業界関係者から52件以上の買いつけを取ること。
そしてこの記録は今だ、誰にも破られていませんでした。
綾野は育人のパタンナーとしての才能を見抜いていて、自分のチームのパタンナーに引き入れようと考えました。
しかも無知な育人は、「服を作る=デザイナー」しかないと思っていて、パタンナーなど服作りに関わる仕事があることを知りませんでした。
さらに綾野は、心が本選に上がってきたら君は本気で戦えるの?と揺さぶりまでかけてきたのです。
育人は彼のチームに入ることは断りましたが、2次予選で落ちてしまってデザイナーの夢を諦めかけていた心とチームを組むことを思いつきました。
ところが「嬉しすぎるお誘いだけど、自分だけの力でやらなくちゃ五十嵐には『この本気』は伝わらないから」と心は断ってしまうのでした。
ところで芸華祭のショーモデルは学園で用意したモデルを使いますが、希望すれば自分でモデルを連れて来ていいと聞いた育人は迷うことなく千雪に頼むことにしました。
都村家の事情
バイトしたおかげで材料費もクリアできて芸華祭の準備は万端の育人でしたが、その一方で彼の母親の病状は予断を許さない状態でついに緊急手術受けることになってしまいました。
ほのかからの電話で駆け付けた育人は、病院には自分がいるから家に帰って妹たちを頼むとほのかを帰宅させました。
ベッドの下から見つかったというビリビリの、まるで遺書のような母親の手紙を見ながら育人は泣いていました。
手術は成功して母は一命を取りとめました。
取りあえず安堵する育人ですが、彼の肩には入院費の46万円がのしかかっていました。
お金と引き換えるもの
思いあぐねてついに育人はバイトを掛け持ちして働こうと考えて、柳田のアトリエを辞める電話をかけているとそれを聞いていた綾野が声をかけてきたのです。
事情を聞いた綾野は育人を自分のチームに入れるチャンスだと喜びました。
そこで育人にはデザイナーの才能なんかない、パタンナーに転向すればお金もたくさん儲けられると誘ってきました。
そして今、自分に協力すれば母親の入院費は払ってあげるよというのです。
芸華祭の間だけでもいいと言われましたが、育人は悔しくてたまらず泣きながら走っているところに、今度は五十嵐が声をかけて来て取引を持ちかけてきました。
「長谷川心にデザイナーを諦めるように説得してくれたらこの金をやる!」
そう言って100万円くらい入った封筒を突きつけてきたのです。
「「僕のショーのモデルとして出てください」そう言えばいいんだよ。」
五十嵐は、その気になったらいつでも連絡してくれと名刺を置いていきました。
いつも貧乏だけど、今回くらいお金が悲しいものだと思うことはない育人でした。
それから1ヶ月、育人と妹たちは総出で必死に働いてなんとかやりくりを頑張りましたが、とても足りるはずはありません。
芸華祭まであと3週間・・・育人はもうデザインが思い浮かばなくなっていました。
時折、綾野の誘いが脳裏を掠め、心に電話すればという誘惑も襲ってきます。
育人はこの頃、パタンナーになった自分の夢をよく見るようになっていました。
藤戸社長からメールが?
服を作れるのならデザイナーでなくてもいいんじゃないかと思い始めていた育人のケータイに一通のメールが届いたのはそんな頃でした。
それは藤戸社長からの呼び出しメールでした。
もしかしてせっかく紹介してくれた柳田のアトリエを辞めてしまったことかもと思いながら訪ねて行くと、明るすぎる藤戸社長はブーブークッションでおならの出迎えをしてくれました。
社長の要件は、以前育人が千雪のために作った服を約束どおり買い取りたいという申し出だったのです!
すでに育人のデザインした服は何着も作られ、ハンガーに吊るされています。
藤戸社長がデザイン料として用意してくれた200万円と、「君がデザイナーにならない方が驚きだよ」という言葉は、育人にデザイナーになるという自信を取り戻させてくれました。
そして「千雪のことをよろしく頼んでいいかな・・・?」とも言われたのでした。
フランスでのオーディションに惨敗して帰国した千雪は、育人にモデルを頼まれたことで再び元気を取り戻しました。
心と千雪
一方、心も辞退者が出て2次予選の枠に入ることができたのです。
しかし五十嵐は彼女がモデルを辞めることはガンとして認めませんでした。
育人が柳田に謝罪しようとアトリエに行くと柳田は留守で心がいましたが、モデルの仕事に行かなくてはならないと言っています。
千雪は心を見て驚きました。
千雪に衝撃を与えた、あの片手間にモデルをやっていた女の子だったのです!
モデルとして千雪が喉から手が出るくらい欲しいモノを持ってるのに、それを捨ててデザイナーになろうとしているけれど、それが認めてもらえない・・・。
そして五十嵐に言われるまま、今またデザイナーへの夢も諦めようとしている心に猛烈に腹が立った千雪は
「今、抵抗しろー!」
と怒鳴ったのです。
五十嵐は千雪をチビだと端からバカにしていたので、あえて心の芸華祭でのモデルは自分が引き受けると宣言しました。
「小柄な私というハンデを背負っていてもショーで結果が出せたらそれは間違いなく天才よね?」
次は育人と千雪はライバルになるのです (#^.^#)
☆「ランウェイで笑って」6巻、スゴイ七転八倒でした!いや七転び八起きかも!
自分の目的のためには何としても手に入れたいモノをゲットしようという、それぞれの思いが交錯しておもしろかったですね~。
特に、育人が綾野にデザイナーの才能なんかないんだから自分のチームでパタンナーになれと言われてショックを受ける場面での、育人の目の表情をいろんな角度や描き方で表現したコマが面白かったです!
まるで魚眼レンズを覗いているような描き方に、育人のショックや困惑、悔しさが滲んでいてスゴイマンガ家だ~!と感心してしまいました。
めちゃくちゃ読み応えのある1冊でしたね~。
次回の展開に期待でワクワクが止まりません!
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「ランウェイで笑って」7巻の発売日予定
「ランウェイで笑って」7巻の発売日予定日は2018年10月17日(水)です!
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☆
まとめ
今回の記事は
「ランウェイで笑って」6巻
- あらすじと感想
- 「ランウェイで笑って」7巻の発売日予定
- まとめ
以上の紹介でした。
怒濤の6巻、疲れました~(笑)
ではでは(^0^)/
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