おげんきですか?うめきちです(^o^)/
2018年夏ドラマで、大きな話題となっている「義母と娘のブルース」の原作コミックス(著:桜沢鈴先生)が2018年7月18日に上下巻同時発売でぶんか社から発行されました。
4コマまんが仕立てですが、私的には『今、一番泣けるマンガベスト1』だと思います。
そこで今回は「義母と娘のブルース」上巻の紹介したいと思います。
漫画「義母と娘のブルース」上巻
- あらすじと感想
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
マンガ「義母と娘のブルース」上巻
あらすじと感想
キャリアウーマン岩木亜希子
岩木亜希子(32)は仕事一筋バリバリキャリアウーマンとして生きてきましたが、ある日、取引先のごく普通のサラリーマン宮本良一と結婚することになったのです。
良一にはみゆきという小学生の娘がいたので、今日の亜希子のプランは彼女と顔合わせすることでした。
「はじめまして。わたくしこういう者ですが!」
キャリアウーマンの悲しい性で、当たり前のようにみゆきと名刺交換をしようとしたためにドン引かれて嫌われてしまったようです。
ビジネスのセオリーは、まず敵をリサーチする
その日は『亜希子さんとの食事会』なので、みゆきは憂鬱な気持ちで下校していました。
けれど道の途中では、いじめっこのヒロキたちに待ち伏せされていたので慌てて引き返すと、後ろからは亜希子さんが歩いてくきました。
みゆきの様子から虐めを疑った亜希子は
「目の前の問題から逃げてはだめです!!ちゃんと報告しなさい」
「ビジネスのセオリーは、まず敵をリサーチをしてボスと交渉するです。どうやらあの子はそんなに悪い子ではなさそうです。彼が一人になったら突撃しなさい!後の責任は私が持ちます!!」
亜希子の勢いにおされて突撃したみゆきは、いじめっこのヒロキはとは交渉が成立して仲良くなることに成功しました。
おっさんが二人いる!
やがて宮本良一と再婚して一つ屋根の下で暮らすようになった亜紀子は、理解しあうためにと履歴書を差し出すようなバリバリのキャリアウーマンでした。
なので普通の母親としての感覚はゼロに等しく、朝のテーブルで新聞を広げて良一と議論するところなんかまるでむしろおっさんが二人になったようだと思うみゆきでした。
けれど亜希子が会社を辞めて専業主婦になったので、これからは毎日できたてのご飯が食べらると思っていたみゆき淡いの期待は見事に裏切られました。
いろいろ気を使ってくれる亜希子ですが、彼女は家事がスゴク苦手だったのです。
普通のお母さん感覚とは若干のズレは否めませんが、亜希子が来たことでみゆきの孤独感は少し和らいだようでした。
「新しいママがきたから笑顔が増えたな」とヒロキに言われたのです。
けれど不思議なことに結婚しているはずの二人が、どこか他人行儀でまるで上司と部下みたいな場面が多いのふしぎな夫婦でもありました。
保護者会へ行くキャリアウーマン
ある日、学亜紀子は校から保護者会のお知らせのプリントを見つけました。
【保護者会の議題】
- 木曜日完全お弁当化
- スクール水着の自由化
「これなら得意分野です!」と言ってはりきって資料作りして保護者会に臨みました。
保護者会当日、キャリアウーマンとして万全の支度をして出かけた亜紀子は、過去のスキルを生かして作った渾身の資料は全く理解されませんでした。
けれど口頭弁論では一歩も引けを取らず、誰もが恐れるPTAのボスママに意図せず立ち向かったの形になったのです。
ヒロキから突然の絶交宣言
亜希子がきてから以前のように明るくなったみゆきですが、彼女がヒロキと仲良くすることは女子の間に妙な空気を作ることになりました。
当のみゆきは全然気がつかないので、彼女を守るためにヒロキは絶好宣言をしたのでした。
良一、倒れる!
平日のある日、宮本一家はなぜか公園にピクニックに来ていました。
スーツ姿の両親&平日なのに公園にいる小学生は、スゴク浮きまくっているようでした。
宴会芸みたいな遊びしか知らない亜希子にはバトミントンなどの遊びはとても新鮮で、何事にも一生懸命な良一も遊びとはいえ手を抜くことはしません。
亡くなった前妻(みゆきのママ)のコレクションの通販グッズから使えそうなものを持ちこんできた亜希子ですが、商品に対する解釈がすべて若干ズレていて良一は呆れながらも楽しく遊びました。
そしてこれが一家で遊んだ最後の思い出となりました。
自転車の練習をしていたみゆきが振り返ると良一が倒れていました。
☆
契約結婚だけど・・・
実は良一は思い病気であといくらも生きられないことがわかっていました。
みゆきを1人で残すのが可愛そうな良一と、天涯孤独・仕事一筋で恋愛には全く無関心だったけど娘が欲しかった亜希子、二人は結婚という取引をしたのです。
けれど愛のない結婚だと思っていた二人の間には、いつの間にか愛が芽生えていました。
「私は良一さんを愛しているわ」
今更ながらお互いに愛を自覚した二人です。
良一が生きるために少しでも頑張ろうという気持ちになり、
「君とみゆきは真っ白などれすを着てさ、僕は黒いタキシードで・・」
家族写真を撮ろうと言い出した良一でしたが・・・。
良一死す
黒い喪服の亜希子とみゆき、白い経帷子の良一・・・。
真逆の色の衣装で、今日は良一のお葬式です。
葬儀の忙しさにに亜希子が振り回されていた時、みゆきの異変に気づいたヒロキは急いで亜希子に知らせに行きました。
亜希子がみゆきを見つけた時、彼女は会葬者たちが使った湯呑を洗っていました。
「パパもママも死んじゃって亜希子さんも家族じゃなくなっちゃうから、もっとしっかりしなくちゃいけないの・・・」
悲しいみゆきのつぶやきを聞いた亜希子はみゆきを抱きしめ、涙が止まりませんでした。
「家族ごっこでしかできなかった私は、あなたにこんな孤独な思いをさせてしまうなんて!」
「ごめんなさい・・・私があなたのお母さんになる!独りにはさせない!」
「おかあさん・・!!」
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そして7年の月日は流れ・・・。
みゆきは少しおバカな高校生になって毎朝、遊学バスで一緒になる小学生の時に絶交したヒロキのことが気になっていました。
亜希子はみゆき高校生になったのでそろそろパートにでも出ようかと思って角のパン屋の面接を受けに行くことにしました。
頭はイマイチおバカでも美人に育ったみゆきはけっこうモテて何度か告白されました。
けれどその度に「鋭意検討します」「善処します」などのビジネス用語で断る変な子になっていました。
けれどある時、クラスの相川君という真面目なイケメン男子がみゆきのことを好きみたいだと友達から聞かされました。
でもまだお子様なみゆきは恋愛がよくわからず、亜希子に良一と結婚したことを後悔してないのかと聞いてみたのです。
「まったく後悔していません」
明るい笑顔で答えた亜紀子を見ていたら、みゆきは恋をする勇気が湧いてきました。
「私、恋をしようと思ったの!いろんな男の子に!」
アホなみゆきですが、相川君から告白されて彼に恋をすることに決めたと叫ぶのでした。
ラストのおまけまんが
まだ闘病中の良一が病気から快復した後のことをあれこれ想像する幸せな1シーンです。
読んで泣いてくださいね(#^^#)
☆ここまで泣くのを我慢して読んできた私の涙腺を一気に破壊してくれたラストの数ページ(T_T)く・悔しいです・・・。
そして契約結婚だとか言ってもやっぱり最終的には愛のある結婚だったんだと再度泣かされました。
何度読んでも涙がこぼれ、切なくてたまりらない名場面の連続で、でも4コマまんがなんです(;´Д`)。
4コマまんがだと言って侮れませんね!
スゴイ作品でした!!
ドラマの方でも綾瀬はるかさんの名演技に涙と笑いの連続です(笑)
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まとめ
今回はマンガ「義母と娘のブルース」上巻の紹介でした。
ドラマを見ている方は原作コミックもぜひ読んでみるといいですよ!
ではでは(^0^)/
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