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お元気ですか?うめきちです(^0^)
「贄姫と獣の王」12巻が2019年12月20日にHCコミックスから発売されました。
友藤結先生の最新刊『人外×少女』の12冊目は、「ケモ姫と普通の王特別編」付きの特装版です!
- フェンリルとの死闘に勝利し凱旋パレードに出る王様。
- 希少魔族のカモノハシ族が登場したり、「生贄制度」廃止のため王宮が動きす!
それでは今回は「贄姫と獣の王」12巻特装版の紹介をしていきたいと思います。
「贄姫と獣の王」12巻
- あらすじと感想
- 特装版「ケモ姫と普通の王特別編」
- 「贄姫と獣の王」13巻の発売日予想
- 「贄姫と獣の王」を無料で読む方法
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「贄姫と獣の王」12巻
あらすじと感想
誓いの指輪
フェンリルとの死闘に勝利し、ケガも回復した王様を祝して市街を巡る凱旋パレード行うことになりましたが、アヌビスはサリフィを出さない方がいいと進言します。
しかし王様はすでにサリフィはいくつかの公務をこなし、一般にもその存在を知られ始めているので今更隠す意味はないと言います。
ましてやフェンリルとの戦いはヤツにさらわれたサリフィを取り戻すためのもの!
そう言い張る王様に、アヌビスはあっさり引き下がるのでした。
その頃、サリフィはようやく戻ってきた平和な日常をアミト姫とお茶しながら楽しんでいました。
アミト姫はサリフィが肌身離さず着けていた大切な指輪が無くなっていることに気づき、壊れてしまったと聞くと代わりのものを王様にねだってみてはどうかと言いますが・・・。
サリフィが指輪のことを話題にすると王様は、「見せたいものがある」と言って、オズマルゴの山奥のそのまた山奥で結界に隠されている”聖なる大樹”のところへと連れて行ってくれたのです。
そこは力を授かった王族と一部の神官しか解けない結界に守られた”魔族の国で唯一最も清き水の湧くところ”です。
サリフィ瞳の青と同じ青い水を湛えた泉で、あの指輪を作る時に利用したアンブロシアの実が生るところでもありました。
王様はそこで新たな正真正銘の「誓いの証」の指輪をくれたのです。
王様はこの指輪をつけて一緒に凱旋パレードに出てほしいと言いますが、そんな事をしたら大騒ぎになるからとサリフィは出ないと言いました。
カモノハシ族のアーサー
凱旋パレードに出かける王様を見送ったサリフィは、ラントと共に静まり返った王宮の下部にある水路の辺りにいたところ、突然水の中から見たこともない姿の魔族が現れました。
魔族の中でも希少種族の鴨嘴族(カモノハシ族)の”アーサー・アキレウス・シグムンド・シグルズ・ゲオルギオス・ディアマンド・ヘラクレス・ペルセウス・アレキサンダー”と長ったらしい名前を名乗りますが、見るからに弱そうでのんびりとした風情です。
あっという間にラントにグルグル巻きにされたアーサーがここへ来た理由は、
「王様のお姿を一目見られたら落ちこぼれの自分を変えることができるかもしれない!」
しかしここは王宮で、王様はすでにパレードの出かけた後だと聞いてガッカリ・・・。
そこでサリフィは王様が良く見える場所へ行こうとアーサーを連れ出しました。
王様を一目見ようと集まった人々でごった返す中、魔族の変装をしたサリフィはアーサーとラントを連れてパレードの行く手にある建物の屋上に登りましたが、そこもすでに大勢の見物客が!
そこでサリフィはその中にいたスリに指輪をスリとられてしまいました!
しかもラントがスリを取り押さえたはずみで指輪は水路の中に落ちてしまったのです。
思わずサリフィが飛びこもうとしたその時、アーサーがためらうことなく水路に飛び込んで指輪を見つけ出してくれたのです。
その間に王様のパレードは行ってしまい、謝るサリフィに「それよりも親切にしてくれたサリフィが悲しい顔にならずにすんだことが嬉しいです」と笑顔を返してくれました。
そんなアーサーを、サリフィは「職権乱用かな?」と言いながら連れて行ったところは・・・!
「話しはわかった。では このものが指輪を我が妃となるサリフィの手に取り戻したというのだな」
なんと王様本人に会えるサプライズだったのです!
王様の御前で固まってしまったアーサーに王様は「褒美を取らせよう。何でも申してみよ」と言います。
そこでアーサーが申し出た望みは、「握手してください!」だったのです!!
「そのようなことでよいのならば」と握手してくれた王様の手は、大きくて力強く、アーサーは一生忘れないと大感激でした!
生贄制度の廃止を考えるレオンハート
そんな事があってしばらくたったある嵐の晩、雷が怖いサリフィはベッドの中で震えていると王様がお母さんのことを話してくれました。
と言ってもレオンハートにとって「母」とは育ててくれた先代王妃で、彼が生まれて間もなく亡くなったという生みの母の記憶は有りません。
その後、いつしか自分に中に流れる”もう一つの血”を理解するようになる頃に、「わたしは一体どこからきたのだろう?」という疑問に悩まされるようになったのです。
異種族を忌み嫌った父・・・自分は誰かに望まれ生まれてきたのだろうか・・・。
そんな話を聞きながらサリフィは自分もまた本当の両親に一度捨てられてことを思い出して言いました。
「しょーがないね。生まれちゃったんだもん。それでこうやって誰かを望むことも、望まれることもできたんだもの。そっちの方がずっとずーっと大事!」
そんなサリフィに王様はこれから先のことを話しました。
「人間の国「ヨアナ」から送られてくる生贄制度を廃止したい」
しかし相互不可侵の条約がある中、魔族の使者がヨアナに行くことは命がけの任務だと聞いたサリフィは自分がその役目を果たすと言い出しました。
「人間の自分ならできる!」
反対するアヌビス
将来的にはヨアナとの国交正常化を目指そうとする王様は生贄制度の廃止を提案すると、魔族側が人間への歩み寄りになるとアヌビスは大反対です。
が、「おーさまのためなら」というサリフィに負けて、アヌビスは彼女を使者にすることに同意しました。
一方、その頃、法官のセトは密かにレオンハートの出生の秘密をさぐっていました。
人間の国に旅立つサリフィ
その日はもうすぐ「天啓の日」が近いこともあって、瘴気が薄い国境付近には王様は来ることができませんでしたが、ラントやアミト姫たちに見送られてサリフィは密かに出発しました。
明らかに魔族と分かるラントを護衛に付けるわけにもいかず、聖獣ベンヌとふたり、目指すのは人間の大国『マクヴィアナ』です。
マクヴィアナについたサリフィがさっそく押しうりに捕まっていたところを、王国退魔騎士団団長代理のオセロットに助けられたのですが・・・。
サリフィがオズマルゴ王からの使いでマクヴィアナ王への親書を持ってきたと知ると、彼はサリフィをそのまま牢へ!
その後、かつてサリフィが北方ノエル村から生贄に差し出された時の記録から彼女の話を信用したオセロットですが、マクヴィアナでは魔族の文化を研究することが禁じられているために、当然、文字が読める人間はいません。
なので辺境のシダイ村で魔族文字を独学で研究している女性に会い、彼女がこの親書の文を読み解き、サリフィが言っていることと相違がなければマクヴィアナ王に直々に渡そうと言いました。
そしてようやく見つけた”シダイ村の魔女”と呼ばれる女の顔はレオンハートにそっくりだったのです!!
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レオンハートそっくりの”シダイ村の魔女”・・・何者か気になりますね~!
人間との間に生まれたかもしれない王様の出生の秘密に関係があるのかもしれません。
それにしてもサリフィと王様のラブラブには今回もニヤニヤしちゃいましたが、サリフィは強くなったのにドキドキしちゃいました(#^.^#)
ついにヨアナとの国交正常化に着手した王様。
一方、その出生の秘密を探ろうとするセト。
おまけページの純白の王様が神々しすぎて目が潰れそう(≧▽≦)
この先どうなるのか読めませんね~。
早く続きが読みたいです!
特装版「ケモ姫と普通の王特別編」
「ザ花とゆめ」掲載の大人気のパラレル番外編「ケモ姫と普通の王」4作+描き下ろしを収録した小冊子です。
ケモ姫サリフィがカワイすぎて王様じゃなくたってモフモフしたくなること請け合いの1冊!
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「贄姫と獣の王」13巻の発売日予想
「贄姫と獣の王」13巻の発売日はまだ未定のようですが、今までの発売頻度がほぼ4ヶ月おきということで、2020年4月くらいではと予想してみました。
詳しい情報は、入り次第更新していきたいと思います。
しばらくお待ちくださいね!
「贄姫と獣の王」を無料で読む方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「贄姫と獣の王」12巻特装版の紹介でした。
ドキドキハラハラホッコリの嵐だった12巻です。
ではでは(^o^)/
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