お元気ですか?うめきちです(^0^)
暮石ヤコ先生の異形ファンタジー
【ソマリと森の神様】2巻が
ゼノンコミックスより2016年7月10日に
発売されました。
『異形の父×人間の娘』という異色の
組み合わせの二人の旅は続きます。
目的は人間を探すこと。
その手がかりを求めてやって来たところは
魔女の村でした。
今回の記事は、
◆【ソマリと森の神様】2巻の
あらすじと感想
◆書籍情報
◆【ソマリと森の神様】3巻の発売日予想
◆まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレのため、
結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
【ソマリと森の神様】2巻のあらすじと感想
第7話】魔女とオトト魚
魔女の天敵・オトト魚は、
本があればどこにでも湧いてくる
厄介な奴らです。
本を守るための魔女たちは鳥の使い魔や
魔法を使って退治するのでした。
次々と湧いてくるオトト魚を
どんどん退治していくとヘイゼルたちも
見たことのない大きなオトト魚が現れました。
奴は外に出ようとして、
ドアの近くのソマリの方へと向かってきます。
間に合わない!と思ったその時ゴーレムが
ソマリをガードしてくれました。
けれども攻撃を止めないオトト魚ラスボスを
敵認識したゴーレムは身体を変態させて
強制排除したのでした。
しかし、時遅く『ハライソの伝記』は
食べられてしまった後でした。
そこで最後の手段として貸出記録を調べて
最後に読んだ人に内容を聞くしかないという
結論に達しました。
その結果、最後の閲覧者は304年前の
図書館司書・現図書館館長の
イゾルダ・ネブゾルフということが
分かりましたが、
彼女は少し前から体調を崩し、
今は会うことはできません。
何としても彼女に会いたい二人でした。
第8話】魔女が伏せる繭
プラリネが内緒で貸してくれた本に
挟んであったのは図書館の見取り図でした。
それを見ながら図書館のずっと奥の方にある
繭のような寝殿部にやっとのことで
たどり着きました。
しかし、すでに曲者潜入の知らせを受けて
待ち受けていた司書長たちによって
捕らえられそうになっていました。
「・・・お待ちなさい」
繭の中から微かな声が聞こてきます。
伏せっている館長がゴーレムたちに
会ってくれるようです。
繭の中に入って行くと、ベッドに横たわった
館長イゾルダ・ネブゾルフは
『ハライソの伝記』について話してくれました。
『ハライソの伝記』とは、
本当は本にしてはいけない物語だったのです。
そしてこの本を書いたのは
館長イゾルダ・ネブゾルフだったのです。
第9話】魔女は悠遠の地に落ちる
イゾルダ・ネブゾルフの
高祖母フェオドラ・ネブゾルフは
その時、まだ少女の魔女でした。
同じ年頃の若い魔女たちが次々と
”巣立ち”して本を探す旅に出るのを見て
羨ましくてしょうがないフェオドラは
早く巣立ちがしたくてたまりませんでした。
そこである日みんなに内緒で
勝手に巣立ちして本を探す旅に出たのです。
けれど、旅の途中で竜の巻き風に
のまれてしまい人間の村に
落ちてしまいました。
人間の村ではケガをしたフェオドラに
とても親切にしてくれました。
彼らは魔女どころか人間以外の種族が
いることなどまったく知りませんでした。
ただ1人、人間ではない恐ろしい姿をした
”ハライソ”と言うゴーレムが人間たちと
一緒に暮らしていました。
ゴーレムは”ハライソ様”と呼ばれ、
その恐ろしい異形の姿にも関わらず
村人たちに慕われていました。
ハライソはかつて、この村を作り、
村人に家や畑の作り方を教え、
いろいろな知恵を与えてくれた
カミサマのような存在でした。
人間は未知の存在を恐れるあまり、
自分たちの常識から外れた者に対して
剣を握り、相手を倒すことでしか
安心できない種族です。
人間というものの特性を知った上で
上手くつき合って行かなくてはいけないと
ハライソは教えてくれました。
やがて少しづつフェオドラは村に
受け入れられていきました。
第10話】魔女との日々
フェオドラが村に来て1週間が過ぎたある日、
異形の者が村はずれの罠にかかりました。
異形と聞いて慌てて駆け付けたフェオドラが
見たものは、何もしていないのに
姿が人間とは違うと言うだけで
化け物と言われて殺されようとしている
哀れな異形の者でした。
異形の者に石をぶつけている人たちの中に
はフェオドラの仲良しの子の姿もありました。
『逃げなきゃ私もきっと殺される』
フェオドラは箒をもって急いで村から
逃げ出しました。
第11話】祈り語り眠った魔女
フェオドラが家にいないからこちらに
来ていないかとハライソが村人の家を
尋ねてきました。
フェオドラがいなくなったと聞いて心配した
村人たちは総出で山狩りをして
捜してくれました。
でももはやフェオドラにとっては人間は
恐ろしい存在でしかありませんでした。
フェオドラが隠れている岩のくぼみに
ハライソがやって来ました。
フェオドラから事情を聞き納得した
ハライソはフェオドラを
逃がすことにしました。
しかし降りだした雨の中を逃げ惑っていると、
仲良しのミヤに出会いました。
「お姉ちゃん、風邪ひくよ」と
傘を差しかけてくれました。
その時、突風が吹いてきてミヤが崖から
落ちてしまったのです。
「ミヤ!!」
フェオドラの叫び声を聞いた村人が
駆け付けてきましたが、
ミヤが倒れている位置は崖の途中の
今にも折れそうな木の枝です。
村人たちが手をこまねいているうちに枝が
折れてしまったのです。
とっさに箒にまたがって、落ちて行くミヤを
助け上げて崖の上まで連れてきた
フェオドラを村人は恐ろしげにとりまいて
いました。
ハライソがやって来て、
「ここから去れ、異形の者よ」
「ミヤの借りがあるから今は見逃す・・・
もうじき風も吹く」
と、竜の巻き風が吹くことを
暗に教えてくれました。
「ありがとうございました」
深く頭を下げてフェオドラは飛び去って
行きました。
魔女の村に帰ってきたフェオドラは
74年後に図書館の館長に就任しました。
そして、この話を時代の館長に
口伝していくように告げて、
千年は本にしてはならないと
固く禁じたのです。
人間と異形の者がゆっくりと
時間をかけて歩み寄ってほしいと
願ってのことでした。
けれど、若き日のイゾルダ・ネブゾルフは
フェオドラの想いに気づかず、
時を待たずに本にしてしまいました。
それは、『ハライソの伝記』と
『ハライソの調書』という2冊の本でした。
そして『ハライソの調書』が何者かに盗まれ、
人間と異形の者たちた交流をし始めた時代に
本は手から手へと渡り歩き、
たくさんの種族が人間の住処へとおしよせて
やがて戦争が起こりました。
「私が人間を死に追いやったのです」
すべての告白を聞き終えたゴーレムは
イゾルダに
「起きてしまった出来事はどうにもならない
・・・全ては偶然が重なった結果でも
あるのだからイゾルダ一人の責任ではない」
と、断言しました。
イゾルダは
「最後にあなたたちに会えて良かった・・
あなたたちに女神の加護が
あらんことを・・・」
そう言い残して蝶となり、
霧散していきました。
魔女の臨終でした。
次代の館長となった元司書長は言いました。
「本来なら重罪だが、イゾルダ館長が
おまえたちの旅路の祈りを捧げたので
その願いに免じてこの場は不問に処す」
第12話】キキーラとアリの穴街
ソマリとゴーレムが次に訪れたのは
”アリの穴街”でした。
アリの巣のように道が入り組んでいるので
そう呼ばれています。
次の目的地”地の果て”までの地図を買いに
来たところ、地の果てまで行くのなら
もっと装備を整えなくてはダメだと
言われたのですが、
お金はあまり持っていませんでした。
そこでこの街で少し働くことにしました。
飯屋の仕事をみつけたゴーレムは
自分が仕事をしている間、ソマリに
この店の息子のキキーラと遊んでいるように
言いつけました。
ある時、ソマリは店主に頼まれて
キキーラと一緒にお使いに行きました。
その時にお使いの褒美にもらったお菓子が
とても美味しかったけれど、
なぜかソマリは泣き出してしまいました。
「おとうさんは旅が終わったら
いなくなる気がするんだ・・・」
かわそうに思ったキキーラはソマリに
「夜覚めの花を探しに行こう」
と提案しました。
夜覚めの花は、枯らさずに持ち帰ることが
できれば願いが叶うと言われているのです。
さっそく探しに行こうとする二人の事を
物陰から見ている奴がいますが、
なんだか怪しいです!
3巻の展開はどうなるのでしょうか!
書籍情報
【ソマリと森の神様】2巻
【ソマリと森の神様】3巻の発売日予想
【ソマリと森の神様】3巻の発売日予想は
2017年の2月19日という情報がありました。
1巻が2015年12月で2巻は2016年7月
だったので、間隔的なところからも
その辺りじゃないかなと思われます。
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まとめ
今回の記事は、
◆【ソマリと森の神様】2巻の
あらすじと感想
◆書籍情報
◆【ソマリと森の神様】3巻の発売日予想
以上の紹介でした。
どっぷり浸かりたい放題のファンタジーの世界です。
3巻は何が待ち受けているのでしょうか!!
ではでは(^0^)/
コメント
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http://news.yahoo.co.jp/pickup/6219716
情報をありがとうございます。
さっそく調べてみますね!