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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
「贄姫と獣の王」で一世を風靡した友藤結先生の最新ファンタジーコミック「聖巫女の守護者」1巻が白泉社花とゆめコミックスより2021年10月20日に発売されました。
- ”聖巫女(シアリズ)”として育てれたアリスと異端者の子供サビは密かに両想いだった
- アリスは16歳になったときサビを”守護者”に選ぼうとするが、なぜか生き返ったアリスの魂は大昔のシリアズに変わっていて、サビを”ポチ”と呼ぶ!
- そしてシリアズを付け狙う黒き龍クロウ
そこで今回は「聖巫女の守護者」1巻のあらすじや感想、2巻の発売日の紹介したいと思います。
「聖巫女の守護者」1巻
- あらすじと感想
- 「聖巫女の守護者月」2巻の発売日は!?
- 「聖巫女の守護者」1巻を無料で読む方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「聖巫女の守護者」1巻
あらすじと感想
ふたりの出会い
大昔、”黒き龍”に惑わされてあらゆる穢れに支配された世界を、一人の巫女が白き龍を降ろして龍神(アスタル)となった”白き龍”が救い、巫女は”聖巫女(シアリズ)”となってアスタルの使者になった。
聖書で伝えられる”再生の日”に修道院で処女受胎によって生まれた少女アリスはシリアズの生まれ変わりとして、『16歳の誕生日に自身の片翼となるパートナー”守護者”を一人選び、生涯純潔守る』という運命のもとに、アスタル信仰を掲げる修道院の中で厳しく守られながら育てられました。
ある日、下層の孤児のサビがいつものように修道院に食べ物を盗みに来て逃げる途中で見つけたバルコニーの扉を開けると下から「どなたですか?」声がしたので、下を見るとその扉は天井の高い部屋の天井近くにある窓だったのです。
声の主は小さな少女アリスのもので、「もしかして・・・あなたが私の守護者様ですか?」とニッコリ微笑んでいます。
『なんてキレイなものがこの世にはあるのだろうか』そう思ったサビは、修道院の外に出たことがないというアリスの手を引いて、窓から抜け出し、町の外まで見渡せる大きな木に登ったのです。
サビはゴミ溜めと呼ばれる下層に住んでいて、両親は幼い頃に教会の教えに背いた異端者として追放され、5歳の時に育ての親に下層の捨てられてから自分一人で生きてきた子供でした。
アリスはそんなサビのために「いつかご両親がこの町に戻ってきたときにすぐにみつけられますように・・・」と祈ってくれました。
その後、ふたりはすぐにマザーたちに見つかって引き離されてしまいましたが、たったこれだけの出会いだったのにその後、ずっとお互いに心の奥に秘めた両想いとなったのでした。
守護者を選ぶ日
やがて16歳になったアリスは、正式に”聖巫女(シアリズ)”の位に就く日には町の有力者の子息たち守護者候補の中から”守護者”となる男性を選ばなければなりません。
その日、アリスは下層の視察のために守護者候補のイルマを護衛にして初めて修道院を出ると、彼女の慈悲深い美しさを称える人々に混じって遠くから彼女を見つめているサビがいます。
イルマは貴族の子息で守護者には当然自分が選ばれるものと想っていましたが、アリスがサビのために毎日密かに祈っているのを知っていて嫉妬していました。
黒い影
「知っていますよ僕は。あの野良犬のためにあなたが日課にないお祈りを続けていたことを」
「でも残念ですねぇ・・・」と言ったイルマの肩口から黒い影が忍び寄って彼が心の奥底にしまっていた本音をぶちまけてしまいました。
「野良犬などにくれてやるものか!”守護者の名声”も”奇跡の女”も全部この僕のもの・・・」
そしてイルマの背後の黒い影はさらに勢いを増してアリスの首を締めたのです。
再会
その時、とっさにサビが出てきてイルマを殴り倒してアリスを助け、ふたりは再会しました。
「私の守護者さまはあなたであってほしい・・・」とささやくアリス。
しかしふたりを見つめていた黒い影は『触れるな!』という強い念によってサビを攻撃してきたのです。
額から血を流すサビは『触れるな!私の女だ!』という声が聞こえ、彼を庇ったアリスは黒い影が放った攻撃を胸に受けて死んでしまいました。
復活したシアリズ
ところがアリスの亡骸を抱いて泣くサビの腕の中で息を吹き返したアリスが、
「キャンキャン吠えるなバカ犬」と言ったのです!
ビックリしているサビにアリスは、
「私を起こしたのはお前ではないな。だがお前は使えそうだ。私と波長がよく合う。このまま私を受け入れてみろ」
そう言ってサビの胸に口づけして印を与え、”聖巫女の守護者”としてしまいました。
「これでお前は私の犬だ」というアリスの信じられない変貌に混乱マックスなサビですが、黒い影の攻撃が止むわけではありません。
アリスは黒い影に切りかかって失敗したサビに向かって「このバカ犬、ただの刀が効くはずあるか。ちゃんと私の”聖力”を使え!」と言ってまたもや彼の胸に口づけたのです。
すると彼女のエネルギーが身体の中に満ちて、それを刀から開放して黒い影をやっつけました。
事態がまだよく呑み込めていないサビに、アリスは「アリスと言う娘の魂はもうここにはいない」と言い、自分は”シアリズ”という聖典で崇められている聖巫女だと言いました。
聖地へ
そしてマザーや司祭たちの反対を強引にし切り、サビを自分の守護者として世界を救うために聖地へ行くことにしたのです。
「白き龍・・・今は龍神(アスタル)と呼ばれているのか・・・私はそいつを起こしに聖地へ行く。お前も一緒に来てもらうぞ。ポチ」
上から目線で強引なシリアズに「断る」と言ったサビ。
「まだ理解していないのか」と聖力で縛ろうとするシリアズ。
「断る。俺は世界なんてどうでもいい。クソ神に背いたって俺はアリスを取り戻す!」
しかしサビに人間の魂は扱えないこともあって交換条件で、『サビはシアリズを守り、彼女が”黒き龍”に囚われているアリスの魂を戻す』ということで二人は聖地への旅に出ることとなりました。
その頃、どこかわからないところでクロウと呼ばれた男が「ようやくあの女の魂を宿せる器が空いたというのに、あの女はまた下らぬ男と契を交わした」と忌々しそうに言いながらアリスの魂を閉じ込めた球をなでていました。
リリルの村
旅の途中で休憩と称してシリアズが水浴びをしていると、見張りをしていたサビのところへ小さな女の子リリルが「村のみんなを助けて」とすがってきました。
しかしリリルの村はすでに穢れに呑まれて村人全員生きていないみたいです。
「お前が生きてんだから儲けもんだ」とリリルを慰めるサビ。
けれどそうしている間にも村を襲った黒い影は共食いし、巨大化してサビたちに遅いかってきたので、サビは刀に込めた聖力を放ってヤツを仕留めたのです。
光によって浄化されたリリルの両親・・・
ふと気づくとリリルの姿はなく、シリアズに案内された先で倒れた家の下敷きになって死んでいるリリルを見つけたのです。
さっき彼らを頼ってきたのはリリルの魂だったのでした。
「この娘の魂は穢されることなく逝けた。それは幸せなことだ」と悲しそうに言うシリアズは、怒って怒鳴るサビに「少し静かにしていてくれ、気が散る」と言って、祈りながらあたたかい光に包んでリリルの魂を神の国へと送り届けるのでした。
初めて見るその光景になぜか懐かしいさを感じて跪くサビ。
シアリズの生まれ変わりはもうひとりいた?
場面は変わり、クロウの館でアリスの魂の声を聞こうとしているカミルに、「その魂には触れるなと言ったろう」と言いながらどこかへ出かけていくクロウ。
場面は変わり、とある村までやってきた二人はここでも教会に寄って人々に祝福の言葉を与えていました。
教会の司祭は16年前、アリスが生まれる少し前にこの町の修道院でも処女受胎で生まれた赤子がいたけれど男だったためにシリアズの生まれ変わりとは認められず今は行方不明になっていると語りました。
シリアズはこの町に簡単な結界を張ると聖力を使いすぎて倒れてしまい、寝込んでしまった彼女はサビに「お前から聖力を返してもらう」と言って彼の手を自分の胸に当てようとしたのです。
驚いたサビが手を引っ込めようとしたその時、手の下にはあの時の大きな傷跡が見えて動揺したサビは「あいつ・・・ずっと・・・泣いてると思うんだ」と辛そうに言いました。
シリアズもまた「この娘の記憶も、お前のことで一杯だ」と言いました。
その頃、聖なる光景を目にした司祭は寝込んだままの彼女をそのまま町に留めて永遠に加護を得ようと企みますが・・・。
クロウの愛
アリスが深くサビに愛されているのが羨ましいとシリアズが言った時、どこからか「ならば私が愛してやろう」という声がしました。
そして姿を表したクロウに、アリスの魂をこいつが持っていることを知ったサビが殴りかかった瞬間、穢れに纏いつかれる気持ち悪さを感じて『手当り次第めちゃくちゃにしてやりたい』衝動に駆られたサビは・・・。
かつてクロウは誰も近づくこともできない穢れの魂として生まれ落ちた洞ごと禁域として封印され永遠の孤独の中に生きるはずでした。
そこへ底へ彼を殺す命を受けた人間の巫女だったシリアズが来たのです。
けれどシリアズはクロウを殺すことができず、彼はシリアズのぬくもりを母と慕い、愛情と誤解したまま彼女を愛し求めるようになりました。
シリアズの死後、彼女の魂を自分のもとに縛り付け続け、転生も許さず魂だけの状態で何千年も開放しようとしませんでした。
そのうちシリアズの愛がなければ耐えられなくなったクロウは彼女の魂をアリスの体に移し、入れ替えにアリスの魂を縛ったというわけだったのです。
彼らの話を聞いて腹が立って仕方ないサビは、穢れに纏い付かれるのもお構いなしにクロウの腕をつかみ「変態野郎」と睨みつけ、ヤツの念にふっ飛ばされました。
サビを除外したクロウはシアリズの体を抱きしめようとして拒否され、しつこく言い寄ってきたところをサビに殴り飛ばされたのです!
「人間はオモチャじゃねぇんだよ!アリスもこいつも!!」
「てめぇなんかに渡さねぇ!!」
一切穢れを生んでいないあまりにも純粋なサビの怒りに、クロウが自分の影響が及ばないことに驚いて捨て台詞を残して立ち去ると、シアリズは「シア」という人間としての名前を教えてくれました。
自分の館に戻ったクロウの殴られた頬を労るカミルは「僕は聖巫女の生まれ変わりなんだから」と言ったのです。
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なんかすっごく面白そうなマンガが始まりましたね~(*´∀`*)後書きには「とりあえず明確なゴールのある話を描きたい」とありましたから、最終的にはアリスが救われてサビと幸せになるとか、クロウの歪んだ愛が浄化されてシアと・・・?それはないかもしれない???でも気になるのはカミルってヤツですね。
もしかしたらこいつがラスボスかもしれないですね~2巻の発売がすっごい待ち遠しいったらないですよ!!
「聖巫女の守護者」2巻の発売日は!?
「聖巫女の守護者」2巻は2022年3月18日に発売されました。
関連記事:➜ 「聖巫女の守護者」2巻ネタバレ感想 翻訳者との出会い&偽の大司教
「聖巫女の守護者」1巻を無料で読む方法
どうなっていくのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「聖巫女の守護者」1巻の紹介でした。
久々にワクワクしちゃいました!
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