友藤結【贄姫と獣の王】1巻・ネタバレの内容と感想&2巻発売日予想       

     

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お元気ですか?うめきちです(^0^)

花とゆめで大人気絶賛中の友藤結先生の最新刊【贄姫と獣の王】1巻が5月20日に発売されました。

この物語は生贄にされた人間の少女と魔物の王様とのロマンスというちょっと変わったお話です。

少女は魔物の王に食べられる運命の生贄にされるために育てられ、瘴気に満ちた魔物の国の異形の王の下に連れてこられました。

王は大きな角と鋭い牙を持つ、恐ろしい姿をしていましたが、やさしい目をしていました。

今回の記事は、

・【贄姫と獣の王】1巻のあらすじと感想

・【贄姫と獣の王】2巻の発売予想日

・まとめ

以上について紹介していきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【贄姫と獣の王】1巻のあらすじと感想

1)サリフィとレオンハート

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人間の娘・サリフィは99番目の生贄として、瘴気に満ちた魔族の国の魔界樹に守られた王宮に連れてこられました。

魔族の王は大きな角と鋭い牙、毛むくじゃらの犬のような恐ろしい顔をしています。

どんなにか恐ろしがって泣き叫び、命乞いをするかと思いきや、

「おーさまの肉球ぷにぷに~」

と言って恐ろしいはずの王になついてしまいました。

「わたしはおー様よりもっと恐いものをものを知っている」

サリフィは自分が生贄にされるために育てられたことを知った時、その事を話している養父母の凍った目を思い出していました。

やがて、供儀の日がやってきました。

まるで花嫁のようなきれいなドレスを着て供儀の部屋に一人で待つサリフィの所へやって来たのは、王に反感を持つ家臣の一人でした。

サリフィになりすまし、王を殺そうと企んでいたのです。

謀反人に殺されそうになったサリフィを助けてくれたのは浅黒い肌の人間の男でした。

しかし、彼の頭には大きな角が!

「おー様!?」

王には秘密がありました。

魔族の国の瘴気が薄れ、月の光が差し込む供儀の日に王の体に半分流れる魔族と葉違う血が、もう一つの姿を現すのです。

それは人間の姿です。

供儀の日に生贄の娘を密かに逃がし、自分の体を剣でキズつけて辺りに血をまき散らして生贄の娘が王に食べられたかのように見せかけていたのでした。

「やさしいおー様・・わたしはおー様に食べられたいな」

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サリフィのやさしさに癒された王はサリフィを妃にすることを家臣たちに宣言しました。

「レオンハート・・・古い人間の言葉で勇敢な心って意味よ」

サリフィは名前のなかった王に『レオンハート』という名を付けました。

2)偽物の花

いくら最強の王様と言えど、あまりの勝手は周りの反対も当然です。

人間のサリフィを妃になど認めることなどできないのです。

王妃は魔族の姫でなければいけません。

そこで宰相のアヌビスは各国の諸侯たちを集め、王の御前で宴を催すことに決めました。

みんなが反対すれば王の考えも変わるかと思ったのです。

アヌビスに押し切られて部屋へ帰った王は、部屋の中に花を見つけて驚きました。

『瘴気が強いこの国で花など咲くはずはない・・・』

それはサリフィが作った造花でした。

「きれいなお花があれば少しは心が休まるかなって・・・」

「・・・偽の花か・・・」

宴が開かれ、サリフィが紹介されると各国の招待客たちは一様にどよめきました。

『人間が王妃になんてありえない!!』

王は鋭い一言を放ちました。

『鎮まれ!!!!』

張り詰めた空気の中、

「自分のために王様が頑張ってくれているのだから堂々としなくては!」

とサリフィは思いました。

3)王宮の外

サリフィは王宮の外へ出てみたいと言いだしました。

理由は魔族の人々の暮らしを観てみたいのだと言うのです。

しかし、本音は王に王宮を離れ、少しでも休息をしてもらいたっかのでした。

二人は城下に出かけ、街の様子や人々の暮らしを見て回りました。

そうするうちに一人の迷子を見つけ、その子の親を探してあげることになってしまったのです。

あちこち捜し回り、ようやく母親を見つけたその時に、サリフィは転んで人間だとばれてしまい街は大騒ぎになってしました。

4)人間ゆえに

サリフィがどんなにここにいたいと願っても、人間の身体には魔族の国の瘴気はきつすぎてとうとう病気になってしまいました。

治すためには人間の世界に返さなくてはなりません。

サリフィが目を覚ますとその部屋の窓の外には青空が見えました。

サリフィはいつに間にか瘴気あたりでチェリスの町はずれの診療所に入院していたのでした。

自分が「おー様に助けられた」ことを知り、もうあそこには帰れないのだと思うと涙が止まりませんでした。

しかし、普通の人間の娘としてやり直そうとするサリフィに、『生贄の娘』であったことは大きな障害でした。

街を追われたサリフィは生きる希望をなくし、崖から身を投げようかとしたその時、後ろから誰かに抱き留められました。

振り返るとそこには人間の姿の王がいました。

瘴気のない人間の世界では魔族の姿と魔力を失うのだそうです。

「探したぞ!迎えに来た」

王は魔族の国を覆う瘴気を浄化する事ができる”アンブロシアの実”を魔力で結晶化して指輪にしたものをサリフィの左手の薬指にはめまてくれました。

(魔族は人間界での左手の薬指の指輪の意味を知りませんでした)

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5)花嫁候補

宰相アヌビスは、妃でなくてもせめて側室にと周りの国々から選りすぐりの美しい姫たちを集めてきました。

その中の一人、隣国「ゾンド公国のヴィヴィアン姫」は王妃の座を狙っていました。

ある夜、王の寝所へ忍んでやってきて誘惑するのですが、その野心を見抜けない王ではありません。

「去れ!」

一括の下にヴィヴィアン姫を退けてしまいました。

番外編)ケモ姫と普通の王

モフモフの犬の女の子の姿のサリフィと人間の姿の王が仲欲く食事をしている風景の短編です。

めちゃめちゃかわいいです!(^◇^)

読み進めるうちに何だか、高橋留美子氏の【犬夜叉】とヤマザキコレ氏の【魔法使いの嫁】をシャッフルしたみたいな感じだなあと思いました。

絵やキャラクターはけっこう好みなのに、設定に【犬夜叉】や【魔法使いの嫁】がチラチラ見え隠れするのが残念でした。

とは言え、物語はまだ始まったばかりなので、これからどういう展開になり既存の作品を超えるものになれるのかが楽しみです。

私としては、魔族の姿の王様もいいですが、人間の姿の王様がカッコイイです!

それと、アヌビスの陰険な目つきがたまりません♡

番外編のアヌビス様は絶品です!

ノックアウトされちゃいました!(*´▽`*)

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【贄姫と獣の王】2巻の発売予想日

【贄姫と獣の王】1巻は2015年の17・23・24号、2016年1・4号掲載分が収録されています。

コミックス分の掲載期間はおよそ半年分のようですが、掲載号がかなりとんでいるので次の2巻の予測は立てにくいですね。

だいたい半年くらいかもと大雑把に予測しましたが、2巻の発売日は9月20日の発売です。

(花とゆめコミックスは毎月20日が発売日です)

まとめ

今回の記事は

・【贄姫と獣の王】1巻のあらすじと感想

・【贄姫と獣の王】2巻の発売予想日

以上について紹介してみました。

なかなかかわいくて面白いマンガです。

2巻の発売が待ちどうしいですね。

ではでは(^0^)/

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