「不滅のあなたへ」6巻ネタバレ感想 ビオランに泣かされた・7巻発売日も

     

2018-03-03_234036

おげんきですか?うめきちです(^0^)

大今良時先生の最新刊【不滅のあなたへ】の6巻が2018年2月16日に発売されました。

ビオランを救いだし、この島から脱出するためにフシは大きな犠牲を支払うことになります。

今回の記事は、

【不滅のあなたへ】6巻

  • 見どころと感想
  • あらすじ
  • 【不滅のあなたへ】7巻の発売日は!
  • まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【不滅のあなたへ】6巻 

見どころと感想

フシを何とか自分のモノにしようと執着するハヤセの執念が怖いです。

これも「恋は盲目」のひとつなのでしょうか?

『私の未来にあいつがいてほしい』というトナリの気持ちも恋のひとつかもしれませんね。

トナリの過去は辛すぎてそれゆえに彼女の未来の幸せと、彼女が島長となったジャナンダの行く末に希望を願わずにはいられません。

後半のビオランの場面では胸につまされるものがありました。

年老いていくということはどの世界でも変わらず切ないものですね。

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あらすじ

#45 分離

眠り薬でフシを眠らせたハヤセは、彼を犯して自分のものにしようとしました。

けれどフシを探すトナリたちの声が聞こえたのでその場は諦め、まだ薬が効いているフシを別の場所に移すのでした。

トナリたちがハヤセの手下たちに捕まりそうになったなった時、眠っているはずのフシが突然現れてハヤセに剣を突きつけて脅してトナリたちを助けます。

ハヤセが驚いて聞きます。

「さっき運んだはずだが、どうやってここへ?」

「あれはただの抜け殻だ」

フシは自分姿を残したまま、新たに作り出したモグラの器に意識を移して逃げたというわけです。

#46 船出

トナリたちをこの島から脱出させる代わりに自分はここに残ることを選んだフシの気持ちを理解したトナリは、数人の知り合いとビオラン、そして7才以下の大勢の子供を船の乗せて島から解放することに決めました。

「ゼダンの港で待っとるぞ」

ビオランはそう言って去って行きました。

そしてハヤセは再びフシを地下に閉じ込めたのでした。

仲間たちと船で島を離れて行くトナリは、再びフシを助けるために1人で島に戻りました。

『私の未来にあいつがいてほしい』

そんな気持ちがトナリを動かしたのです。

#47 夜明けに向けて

「おい、何やってるんだ!」

フシが捕らえられている穴に手紙をつけたロープをたらしているところに後ろから何者かに声をかけられ、ギョッとして振り返ったトナリの後ろにいたのは、閉じ込められているはずのフシでした。

フシは今ではたくさんの器を持っているので閉じ込められたところで逃げ出すのは造作もないことだったのです。

#48 選定の先

トナリとフシが小舟で島から脱出しようとしていた時に、事件が起きました。

ノッカーが出現したのです。

島の人たちを助けるために戻ったフシが見たものは、死体置き場に積まれた数百人の死んだ島民のノッカーによるゾンビ化でした。

絶え間なく現れるゾンビと戦っているところへ、船に乗っているはずのウーロイやミァたちが現れました。

仲間の登場で元気になったトナリたちは一気にゾンビを蹴散らしていくのでした。

#49 進みゆくために

しかし敵はゾンビではなく、地下に潜むノッカーです。

やがてゾンビとなってしまったウーパとミァ、ウーロイに追われ、サンデルとトナリ、フクロウのリガード、フシは必死に逃げます。

フシはグーグーになって群がるゾンビを焼き尽くしていきました。

#50 さまよう殺意

一方、町でゾンビと戦っていたハヤセはついにノッカーに取り憑かれてしまいそうになっていましたが、強靭な意志の力で腕に取り憑いたノッカーをもぎ取ったのです。

#51 決別の火

フシの前に現れたハヤセは、気絶させたトナリを崖っぷちに吊るして、自分のものになれと懇願していました。

その時、目を覚ましたトナリは、ハヤセともども海に落ちてウーロイたちのいるところへ行こうと崖を蹴りました。

間一髪フシは海に落ちていく二人を助け、ハヤセを眠らせて急いで立ち去りました。

ゾンビになったウーロイたちは、フシによってノッカーから解放されてシートの上に横たえられています。

亡くなった3人の子供を見た島の人たちは、クズ同然の自分たちのためにこの子らが死んでしまったことを悲しみました。

トナリは島長としてみんなにこう告げました。

「殺し合いはやめて死なないために助け合って生きよう」

そして島のためにフシはジャナンダを去り、トナリとサンデルは残ることに決めたのです。

#52 再会への旅立ち

フシは眠らせたままにしてあるハヤセと共にボートでゼダンの港へ向かうことにしました。

沖へ出る頃に目を覚ましたハヤセは再びフシに愛を告げてきました。

しかしこの歪んだ気持ちを受け入れることを到底できるはずもないフシは、もう一つボートを作り出して乗り移り、去るしかありませんでした。

2つのボートが遠く離れた頃、ハヤセの乗ったボートにノッカーの触手が這い上がってきて取り憑こうとしていました。

もう一方のフシのボートはトナリが放ったリガードが陸へと案内してくれます。

フシは仲間と離れて少し寂しいという気持ちを知りました。

#53 三度目の日の出

港で待っていると言ったビオランは、フシが現れるのをずっと待っていました。

今、彼女の食べている皿には豆が5つぶしか盛られていません。

オオカミの姿で現れたフシはビオランを見て

「ずいぶん待たせてしまった」

とやるせない思いでいっぱいです。

「オレハダレモシアワセニデキナイ」

このままここを立ち去ろうとするのですが、年老いて金もなく眠るビオランの傍にそっと食べ物を置いたり、様子を見たり、手紙を書いたりして離れることができないでいました。

そんなある日、いつものようにビオランの傍に毛皮をそっと置いた手を捕まれたのです。

やっとフシを見つけて嬉しそうに抱きつくビオランを見て、フシはこみ上げてくる気持ちに

勝てませんでした。

#54 残響

再び二人旅を始めたフシとビオランでしたが、90歳近い老婆のビオランにある異変が起こっていました。

それは認知症でした。

徐々に変化していくビオランに手を焼きながらも連れて歩き続けるフシに、ある日正気を取り戻したビオランが言いました。

「今夜は雨が降るから、干してある芋を取りこんでくれ」

そしてフシが干し芋を取りこんでいるスキにビオランは黒い男に言ったのです。

「今のうちにワシを連れていけ」

黒い男はビオランの願いを叶え、フシが戻ってきた時には冷たくなっていました。

ビオランの亡骸を燃やしながら悲しみにくれるフシは、ビオランのことを忘れないようにメモを書きつけておこうと紙を取り出すと・・・。

そこにはビオランの遺言が記されていました。

『お前の夢はなんだ?フシ ワシみたいにやりたいことをやれ!』

フシはビオランと二人で過ごして幸せだったと涙を流すのでした。

『そして数年後』という書き出しの6巻のラストページには、海で獲物を捕らえる青年が描かれています。

これは成年になったフシなのでしょうか?

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【不滅のあなたへ】7巻の発売日は!

【不滅のあなたへ】7巻の発売日は、6巻の巻末に2018年5月17日に発売予定と記載されたいました。

予告にイラストでは14歳の少年の姿だったフシが青年へと変化しています。

新たに彼に巡って来る彼の運命とは!?

※【不滅のあなたへ】7巻の発売日は、2018年6月15日です。

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まとめ

今回の記事は、

【不滅のあなたへ】6巻

  • 見どころと感想
  • あらすじ
  • 【不滅のあなたへ】7巻の発売日は!
  • まとめ

以上の紹介でした。

今回はフシに取って魂とはなんだろうとスピリチュアルな疑問を感じてしまいました。

きっとフシそのものが魂なんでしょうねぇ。

ではでは(^0^)/

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