お元気ですか?うめきちです(^o^)/
月刊フラワーズ6月号が発売されたのでさっそく「ポーの一族ユニコーン」4話を読んでみました。
- 突然現れてアランと友達になりたいと言うバリー。
- 彼と共に移動させられた先は!?
- カタコンベの奥に作られたバリーの塔の秘密とは?
今回は月刊フラワーズ6月号に掲載された「ポーの一族ユニコーン」Vol.4を紹介したいと思います。
「ポーの一族ユニコーン」Vol.4
- あらすじと感想
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- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「ポーの一族ユニコーン」Vol.4
あらすじと感想
バリーに再会するアラン
しらかばの花の香りがする気持ちの良い日に、エドガーは出かけているので留守番のアランは一人でボートに乗ってのんびりと過ごしていました。
すると誰かがボートで近寄ってきていきなり覗いてきたのです。
お面をつけた男にビックリしたアランですが、その男は5年前にベニスで「ホフマンの舟歌」を歌っていた”ミューズ”でした。
彼はベニスではミューズと名乗っていたけれど、本当の名前は”バリー・ツイスト”と言いました。
バリーはアランのボートに乗り移ってきていろいろ話しかけてきましたが、彼が仲間になったのが3世紀ころだと聞いて「ファルカよりも古いんだ!」とびっくり!
前は美しい兄がいたけど今は一人だし、君と友達になりたいと言うのです。
バリーと移動した先はカタコンベ
さらにバリーは何百年もかけて一人で作り続けている塔を見に来ないかとかなり強引に誘ってきました。
「すぐ近くだから、さあ手を出して!」と言われたので思わず手を差し出したアランは、アッという間に見知らぬ場所に連れていかれてしまったのです。
「ここどこ?」
そこは真っ暗なところで、バリーが「そうか 君は視力も弱いのか」と、ランプを点けてくれた時に、アランの目に入ってきたのはおびただしい人骨の山でした。
「カタコンベ(地下墓地)だよ」
骨の塔
周り中がどこもかしこも骨だらけで驚いたアランの怯えた様子を見たバリーは、
「…ほら…あのドアの先にオレの美しい塔があるんだ」
そう言って開けたドアの向こうには、骨と石を石膏で固めて作った気味の悪い塔が建っていました。
嬉しそうに塔の説明をしながら「上まで登ってこいよ」と誘ってきますが、こんな気味の悪い場所に1秒だって痛くないアランは「帰りたい」と言って登ろうとしませんでした。
するとバリーは自分が敵と戦っていると話し始めました。
「戦っても俺は負ける・・・その度にそいつはオレを消したりしないでカラカラに絞り取られてカタコンベに放り込むんだ」
けれど100年も経つとバリーは回復して、また地上へ出ると敵を見つけて戦いを挑むのだと言うのです。
剣でも斧でも切れない根で縛られた兄を助け、あいつの支配から逃れるためにそうするしかないんだと。
興奮したバリーは次の瞬間アランを残したままスーッと姿を消してしまいました。
ユニコーン
バリーの笑い声だけが響く中、取り残されてしまったアランはパニクってドアを叩いて叫んでいます。
「ユニコーン!!」
「ぼくを元の場所に戻せよ!ユニコーン!」
「ユニコーン」とは、バリーの兄のフォンティーンがつけた名前で、他には誰も知らないはずだと言うと、「あんたがベニスで教えただろ」とアラン。
「もどせ!ユニコーン」と叫ばれ、次の瞬間バリーはアランを元のボートの上に戻してくれましたが・・・。
ボートを岸に寄せ、呼びかけるバリーを拒否して逃げ去ったアランは家に帰ると、戻ってきたエドガーから土臭いと言われてちょっと慌てました。
一方、バリーはなぜ「ユニコーン」と呼ばれて逆らえなくなったのかものすごい疑問にかられているのでした。
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タイトルの「ユニコーン」ってバリーの名前だったんですね!
ということはこの章はバリーを中心にした物語りということか~。
すぐに忘れる暗示が効かないアラン、彼に名前を呼ばれて逆らえなかった自分・・・。
今のところバリーは、これをどう理解していいのかわからないパニック状態に陥ってるのかもしれませんが、今後この疑問に関して彼がアランにつきまといそうな気がして怖いですね。
それにしても骨で作った塔とかもう狂ってるとしか思えない行動ですが、これが彼の特質なんでしょうか。
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どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより絵があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は月刊フラワーズ6月号に掲載された「ポーの一族ユニコーン」Vol.4を紹介でした。
バリーの執念が恐ろしいですね。
アランは彼の妄執から逃げきれることができるのか気がかりです。
ではでは(^0^)/
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